相談援助の基盤と専門職Ⅰ

科目名・科目番号
(024131)
相談援助の基盤と専門職Ⅰ
学科等
教員名
社会福祉・必修 履修年次
馬場 茂樹 曜日・時限等 火曜4時限・後期 単位数
オフィスアワー
1
2
非 常 勤 講 師
授業概要
とねらい
社会福祉士には、広い視野と洞察力が求められている。多様化する社会と変化の激しい時代の
中にあって、福祉ニーズも複雑多様化している現状がある。この複雑多様化した福祉ニーズを
把握し、理解する。相談援助に関連する基本的な部分の理念、概念、定義、意義を学ぶことに
より、社会福祉士に求められる役割、倫理、連携といった事柄について理解する。
到達目標
①社会福祉士の役割と意義を理解する。②相談援助の定義と構成要素について理解する。③相談援助の形
成過程Ⅰとして、ソーシャルワークの源流等を理解する。④相談援助課程Ⅱとして、ソーシャルワークの
発展期に関する歴史的展開を理解する。⑤相談援助の理念Ⅰとして、ソーシャルワーカーの価値等につい
て理解する。⑥相談援助の理念Ⅱとして、クライエントの尊厳と自己決定等を理解する。
準備学習
難しい用語が出てくるので、事前にテキストを読み、用語辞典で調べておくこと。
確認テストを一単元終業後に行うので、復習を行うこと。
授業内容
行動目標
回
1 社会福祉の役割と意義①
社会福祉士及び介護福祉士法における位置づけ、これからの社会福祉士に
求められる専門性について学び、理解する。
2 社会福祉の役割と意義②
現代社会と地域生活について学び、理解する。特にソーシャルワーク実践と
その基盤となる知識を理解する。
3 相談援助の定義と構成要素①
ソーシャルワークの概念について学び、理解する。(確認テスト実施)
4 相談援助の定義と構成要素②
ソーシャルワークの構成要素について学び、理解する。特に社会資源につい
て理解を深める。
5 相談援助の形成過程Ⅰ①
ソーシャルワークの源流・歴史的展開について学び、理解する。(確認テスト
実施)
6 相談援助の形成過程Ⅰ②
ソーシャルワークの基礎確立期(初期~1930年代)を学び、理解する。
7 相談援助の形成過程Ⅱ①
ソーシャルワークの発展期(1940年代~1950年代半ば)を学び、理解する。
8 相談援助の形成過程Ⅱ②
ソーシャルワークの展開期(1950年代半ば~1960年代以降)を学び、理解す
る。
9 相談援助の形成過程Ⅱ③
ソーシャルワークの統合化とジェネラリスト・ソーシャルワークを学び、理解す
る。
10 相談援助の理念Ⅰ①
ソーシャルワーカーの価値について学び、理解する。(確認テスト実施)
11 相談援助の理念Ⅰ②
ソーシャルワークの実践と価値について学び、理解する。
12 相談援助の理念Ⅰ③
ソーシャルワークの実践と権利擁護について学び、理解する。
13 相談援助の理念Ⅱ①
クライエントの尊厳と自己決定について学び、理解する。(確認テスト実施)
14 相談援助の理念Ⅱ②
ノーマライゼーションと社会的包括について学び、理解する。
15 まとめ
定期試験に向けたまとめを実施。(確認テスト実施)
授業計画
成績評価の
方法・基準
教科書
参考図書
教員からの
メッセージ
各章の終了ごとに確認テスト(50%)を行う。学期末試験(50%)との総合評価を行う。
書名
著者
新・社会福祉士養成講座
相談援助の基盤と専門職
社会福祉士養成講座編集委員会 中央法規
書名
著者
社会福祉用語辞典
発行所
発行所
ミネルヴァ書房
相談援助の基礎科目なのでしっかりと学び、理解すること。「相談援助の理論と方法」につながる科目なの
で、基礎力を確立すること。