6.学校長より - 沖縄県立美咲特別支援学校

学校長より
沖 縄県立美咲特別支援学校は、昭和47年1月に琉球政府立中部養護学校として
設立認可され、3月には琉球政府立美咲養護学校と校名を変更し、5月に開校式を
迎えております。当時は、小学部児童22名、中学部生徒14名 職員15名でスタート
しました。昭和51年には高等部設置が認可され、平成13年には幼稚 部が設置され
ました。現在では幼児児童生徒数311名、通学区域は11市町村にまたがる大規模
校となっております。教育活動のキャッチフレーズ 「きれい に咲こうよ、咲かそうよ」
は、校歌にも歌われていますが、創立当初の先達の皆様の理念を受け継ぎ、幼児児
童生徒の持てる力を開花させるため、本校では学校 と保護者・地域が心ひとつに
日々教育実践に取り組んでおります。 保護者の授業参観は、いつでも受け付けてお
り、毎月の授業参観日には、多くの保護者が学 校を訪れ子供たちを激励してくれる
等、「自立し、社会参加できる子の育成」のために、共に連携を図っています。
学校においては、幼小中高の教育一貫校の特性を生かし、自立、社会参加に必要
な基礎的・基本的事項の定着が図られるように、新学習指導要領に基づき教育課
程を編成し取り組んでいる所です。又、個別の教育支援計画を作成し「幼児児童生徒
一人ひとりの望ましい変容」をめざし、生きる力の育成を図るために、各学 部で個に
応じた教育実践に取り組んでおります。 知的に障がいのある子供たちの将来も見据
え、就学中にできる事は何か、身に付けておくことは何か、個々人 のニーズを適切
に捉え、学校・保護者・地域が一緒になって支援していけるよう全職員で努めていき
たいと考えております。又、地域に於ける特別支援教育のセ ンター的機能も果たす
学校づくりにも努めております。
このページに入ってくれました皆様、美咲特別支援学校の幼児児童生徒のために今
後も本校教育活動へ関心を寄せていただき、ご指導ご助言を賜りますようよろしくお
願い致します。
沖縄県立美咲特別支援学校長
町田 裕
各学部の指導重点
幼稚部・小学 身辺処理等、基本的生活習慣の形成を図る。(日常生活指導を主軸)
部
中学部
社会生活への関心や、コミュニケーション能力を高める。(生活指導を
主軸)
高等部
職業自立を目指し、社会生活に必要な能力を育てる。(作業学習を主
軸)
特殊教育から特別支援教育への大きな改革が行われている中、中部地区における
特別 支援教育のセンター校として地域の小・中学校への支援体制の充実や、教育・
福祉・保健・医療機関と連携し、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズに対応した
教育活動を展開し、これからの特別支援教育の充実・発展に寄与したいと考えており
ます。
就学・進学での教育相談等がありましたら本校へご連絡下さい。