平成26年度中央地区学校教育の重点(193KB)(PDF文書)

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学 校 教 育
中央地区学校教育の重点
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学校教育目標を具現する
教育課程の編成と運用
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創意工夫を生かした特色ある教育の計画と実施
思いやりの心や
たくましい心と体の育成
心のかよう生徒指導の充実
◎教育課程編成のねらいを共通理解し,校務
分掌及び各教科等の計画に確実に反映させ,
教育活動を展開する。
◎子どもの自己有用感を醸成するとともに,
不登校,いじめ等の問題行動の未然防止に
取り組むなど,積極的な生徒指導を推進す
る。
□学校経営の重点事項と,校務分掌及び各教科等の重
点事項との関連を,各経営案に明確に示す。
□居場所づくりの取組について,ねらいや方法,効果
等を全教職員で確認し,実践する。
□全教職員で子どもの変容を確認することにより,計
画の推進状況を検証し,計画や組織の改善を図る。
□異年齢交流等により子ども自らが絆をつくる場や機
会を,諸活動の事前や事後にも設定する。
心を育てるふるさと教育の充実
社会の一員としての自立を目指すキャリア教育の推進
◎ふるさと教育の理念や目指す人間像を的確
に捉え,全体計画等を活用しながら,体験
的で総合的な教育活動の充実を図る。
◎子ども一人一人の社会的・職業的自立に向
け,教育活動全体を通じて系統的・組織的
な指導を推進する。
□自校の各教育活動で育成できる資質や能力,態度を
捉え直し,活動のねらいや系統性等を再確認する。
□キャリア教育で自校が目指す子どもの姿を具体的に
設定し,ねらいを明確にして体験活動等を実施する。
□地域の行事や活動へ参画する学習など,キャリア教
育の視点を重視した学習活動を展開する。
□子どもの成長を見取り,キャリア発達を支援する手
立てとしてキャリアノート等を活用する。
自分の命は自分で守る防災教育の推進
心に響く道徳教育の充実
◎子どもが災害安全に関する情報を正しく判
断し行動することができるよう,教育活動
全体を通じて防災教育に取り組む。
◎教育活動相互の関連を明確にした計画のも
と,豊かな体験などを通して道徳教育の充
実に努める。
◎道徳の時間では,子どもが道徳的価値の自
覚を深めていくよう指導の工夫改善を図る。
□地域の実態等を踏まえ,自校の防災教育で目指す子
どもの姿を指導計画に示し,各教科等で指導する。
□子どもの実態等に応じて内容項目を重点化し,自校
の体験活動等との関連を明確にする。
□様々な状況を想定し,家庭や地域と連携した避難訓
練等を実施する。
□自己の生き方に目を向けるよう,自分自身を見つめ
る発問を軸として一体となった発問を構成する。
自校の教育課題の解決に結び付く
学校相互の連携や交流
心と体の健康づくりの推進
◎学校相互の連携や交流を明確なねらいのも
とで推進し,自校の教育活動の充実を図る。
◎子どもの心身の調和的発達を図るため,体
力の向上や食育の推進に関する指導などを
全校体制で計画的,継続的に行う。
□学校間で子どもの課題を整理・分析し,取組事項を
絞り込み,共通実践する。
□新体力テスト等で把握した子どもの課題の改善に向
けて,体育的行事等を実施する。
□指導の内容や方法を相互に理解し,各教科等の指導
計画を修正するなどして,授業改善に結び付ける。
□食に関する指導の計画を基に,関連する教科等で指
導し,成果と課題を明らかにする。
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主体的に学ぶ力を育成する
学習指導の充実
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基礎・基本の確実な定着を図る指導の充実
教職員としての使命を自覚し,
実践的な指導力を培う研修の充実
資質・能力を高める自己研修の充実
◎学習のねらいを明確で具体的なものにする。
◎教職員としての力量向上と年齢層に応じた
キャリアアップが図られるよう,自己研修
の内容や方法を見直し,実践を通した研修
を進める。
◎基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習
得させ,これらを活用して課題を解決する
ために必要な思考力,判断力,表現力等を
育む学習活動の充実を図る。
□学習指導要領の下,子どもや学校,地域の実態を踏
まえ,身に付けさせたい力を明らかにする。
□「教職経験者到達目標」や人事評価システムにおけ
る自己目標等を踏まえ,研修課題を設定する。
□興味・関心を高め,知識・技能等を引き出し,学習
のねらいにつながる問いをもてるようにする。
□学校教育目標や研究主題が,日々の授業を通して実
現されるよう,研究授業及び研修に取り組む。
□学習のねらいの達成に向けた手段として,各教科等
の特質を踏まえた言語活動を取り入れる。
個に応じた指導の充実
自校の教育課題の解決を図る校内研修の充実
◎子ども一人一人の実態を的確に捉え,目的
を明確にして指導方法の工夫改善を進める。
◎全教職員が共通理解に立った教育活動を推
進するよう,学習指導要領の趣旨及び内容
について実践に基づいた研修を積み重ねる。
□子どもの学習状況等に応じた指導方法や指導形態
を,学習のねらいに照らして取り入れる。
□自校の教育課題を明確にし,解決に結び付く共通実
践事項を踏まえた校内研修を計画的に実施する。
□少人数指導及びTT等の効果を高める手立てや指導
の成果を共有し,学習のねらいの実現を図る。
□授業研究会で,全教職員が取り組む課題を絞り込み,
改善策を明確にして,日々の授業で実践する。
一人一人の学ぶ力を伸ばす評価の充実
社会の変化に即応した研修の充実
◎適切に設定した評価規準に基づいて,子ど
もの学習の実現状況を計画的,継続的に把
握し,指導の改善に生かす。
◎研究指定校等の研究成果や講習・講座の内
容などを自校の実態に応じて積極的に取り
入れ,日常の実践に生かす。
◎諸調査等を活用した検証改善サイクルを
ショートスパンで機能させ,学習内容の確
実な定着を図る。
□人権教育や特別支援教育,情報モラル教育等の研修
に努め,研修成果を教育活動に波及させる。
□思考,判断の過程や結果を,ノートへの記述や発言
内容等で捉え,指導の見直しを図る。
□先進的な研究や事例の趣旨を共通理解し,自校の研
究に生かすことができるようにして取り入れる。
□諸調査等の結果を分析し,補充的な学習や発展的な
学習につなげ,指導の成果を見届ける。
「◎」・・・ 今年度の重点事項
「□」・・・ 重点事項の具現に向けた具体的実践事項
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