モンゴルワークキャンプ入門 - 国際ボランティアNGOのNICE

モンゴル虎の巻’ 09
Cайн Байна уу ?
モンゴルワークキャンプ入門
тэнгэр
нар
сор
уул
шувуу
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бороо
хонь
ус
**
цэцэг
**
***
багш
морь
баярпалаа
'ありがとう(
баяртай
さようなら(
~ も く じ ~
モンゴルワークキャンプの基礎知識
Step 2 出発の準備をしよう!
Step 3 ウランバートルに着いたら
Step 4 ワークキャンプ中の留意点
Step 5 帰ってきたら・・・
ワークキャンプ体験談
Step 1
-0-
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Cайн Байна уу ?
サンバイノー!
モンゴルワークキャンプ入門講座へようこそ!これからモンゴルへ旅立つみなさんはたくさんの夢や期
待と同時にいろいろな疑問や不安も同時に抱えていることと思います。
そんなみなさんの疑問や不安を解消し、たのしいワークキャンプに備えてもらうためにこの入門講座を
おとどけします。モンゴルへのおともに是非連れていって下さいね♪
Step1
モンゴルワークキャンプの基礎知識
■ モンゴルの基本情報 ■
総人口
主要都市
国土
気候
公用語
宗教
通貨
約275万人(2008年)
ウランバートル
大部分が牧草地で、羊、山羊、牛、馬、ラクダなどの放牧が盛ん。
大陸性気候で、
年間を通じ雨量が少なく乾燥している。最も寒いのは 1 月(平均-15~-33℃)、
最も暑い時期は 7 月(全国平均 14~22℃)
。
モンゴル語(キリル文字)
。元来のモンゴル文字を使用できるのは約 1 割。
チベット仏教(ラマ教)
。民間信仰と融和し、民衆は根強い宗教心をもつ。
1000 トゥグリク(Tugrik) = およそ1ドル
■ MCEとは? ■
MCEは91年設立のNGO・Mongolian Youth Federation の職員が、2000年8月にNICEとモ
ンゴル初の国際ワークキャンプを行った後、ワークキャンプをより強力に広げるために同年秋に結成。
代表はBaatar。
■ CCCMとは?■
CCCM(Child Care Center of Mongolia)はモンゴル唯一の国立養護施設。ウランバートル市内に学校
と同敷地内の寮がある。施設では親が居ない、または同居できない260人の18歳までの子どもたちが生
活。
Step2
出発の準備をしよう!
~準備はお早めに~
■ 交通手段の確保 ■
現地までの交通手段は自由です。夏に行く場合はオンシーズンなので安いチケットはどんどんなくなって
いきます。ネットで検索したり、旅行代理店に相談したりして早めに手配しましょう。以下に一般的なル
ートを載せておきます。
① 直行便で行く(ミアットモンゴル航空)
関西空港と成田空港からの直行便がありますが、経由便に比べて少し高めです。
時期によって値段は異なりますが、およそ12~15万。
② 経由便で行く
経由便としてはソウル経由、北京経由など。直行便よりは安めです。
③ 飛行機+列車で行く
北京まで飛行機で行き、北京からウランバートルまで一泊二日で列車で行くことができます。列車
のチケットは中国の旅行代理店を通すと安く、旅費の節約になります。時間がある人にはおススメ。
1
■ 持ち物 ■
ここではワークキャンプならではの必需品のみを紹介します。
★すべての季節のワークキャンプに共通な持ち物
防寒具(夏でも夜寒いです!)、ウェットティッシュ、懐中電灯、子どもたちへのお土産!
★春(Greening Mongolia):農作業の道具、厚手の軍手、帽子
★夏(Kids & Farm):虫よけ、厚手の軍手、帽子
★冬(Bilateral & Orphanage):防寒具、カイロ、授業を創作できるような文具
★現地で買える物
トイレットペーパー、ウェットティッシュ、歯ブラシ、石鹸、軍手、ほとんどの日用品
★子どもたちへのプレゼント、よろこばれそうなもの
・子どもたちは日本、韓国の歌手やアイドルに詳しいので、CDやポスターなどがあると喜んでくれる
・女の子はマニキュアなど化粧品やファッション誌、男の子はボールなどスポーツ用品などあると◎
★お金
キャンプ中の出費はほとんどない。週末に小旅行に行くと 5000 円くらいかかる。
現地で払う追加登録費は、ユーロだけでなくUS$、円、現地通貨のトゥグルグでも支払い可。
*持ち物は動きやすいバックパックに入れていくのが一般的です。
Step3
ウランバートルに着いたら
~キャンプ直前の過ごし方~
■ 空港・駅に着いたら ■
ウランバートルへの到着時間が分かったら、NICEとMCEに連絡しましょう。
入国審査を済ませて外に出ると、MCEの関係者が車で迎えに来てくれているはず(英語が話せない場合
がありますが、「Work Camp」の)プレートを持ってます。)
もしもそれらしき人が見つからなかったら、その際はBaatarの携帯に直接かけてみましょう(MCE &
Baatarの連絡先は必ず控えて持参して!)。
■ 宿泊 ■
ワークキャンプ前の宿泊所へはMCEの人が空港から直接連れていってくれます。ただし宿泊費用は自己
負担です(ボランティア用のアパートか、安めのゲストハウスに宿泊します)。自分で宿泊所を探し
て泊まることも可能ですが、ワークキャンプのメンバーはほとんど同じ場所に泊まっているので、MCE
に紹介された場所に泊まるほうが友だちがすぐ出来てよいと思います。
ワークキャンプ後は自由解散。キャンプ後もウランバートルに滞在する場合は自分で宿を探すか、ボ
ランティア用のアパートに有料で泊まることができます。
■ ウランバートル市内で ■
両
替
市内でまずしておかなければならないのは両替。ウランバートル市内の銀行、デパート、郵便局
などでできます。買い物や食事の基本は現金。クレジットカードはほとんど使えない。
買い物 キャンプ地に行く前に、水やくだもの、おやつ、忘れ物などを調達しておくと良い。水のペット
ボトルは炭酸水が多いので注意。
※ 買い物はまずは国立デパートへ!なんでも揃うので便利。
※ 市場(ザハ)は安いしお店がいっぱいでとても楽しい!けれどスリが多く、人も多くて危
険なので、できるだけモンゴル人と一緒に行きましょう☆
※注意 バヤンズルフ地区(アパートがある地区)は人通りが少ないので独り歩き(特に夜は危険!)は
控えること。日中も車通りが激しく交通マナーが悪いので注意!
2
Step4
ワークキャンプ中の留意点
~いよいよ本番!~
■ 食事・水■
食事はワークキャンプによって異なるが、ほとんどはキャンプメンバーが交代制で自炊!Farmでは水
は歩いて1時間or車の荷台で15分ほどの泉まで2~3日に一度汲みに行きました。ゲストハウス宿
泊の場合は近くでミネラルウォーターが買えます。
モンゴルで水は貴重なものなのでできるだけ節約しましょう。また、泉や川で石鹸を使うのは地元の
人が嫌うことがあるので、控えた方が良いです。
■ 貴重品 ■
貴重品は各自で慎重に管理しましょう。なくなってイヤな思いをするのは一人では
ありません。ワークキャンプ全体の雰囲気をも壊しかねませんので、まずは個人がしっかりした意識
で管理することが大事です。
■ トイレ・シャワー ■
草原・キッズキャンプ編
・草原でのトイレは小さな小屋に設置された
ボットントイレです。キャンプにもトイレ
ットペーパーはありますが、ウランバートル
にいる間に自分用に買っても良いでしょう。
・お風呂はありませんが、小川の水で髪や服
を洗えます。身体はウェットティッシュなど
で拭く程度。でも乾燥しているので
あまり気になりませんでした。
ウランバートル編
ボランティア用のアパートには温シャワーがあります。ただし大人数でシェアするので、
短時間で済ますようにしましょう。洗濯も風呂場でできますが、近くのクリーニング屋に
頼むこともできます。
Step5
帰ってきたら・・・
~旅は一度で終わらない~
■ 手紙を書こう!■
キャンプ中に出会った子どもたちや他国のキャンパーに手紙を書きましょう!
子どもたちの中には Email アドレスを持っている子もいます。
手紙やプレゼントを送る場合は、MCE 宛に送ると Baatar が届けてくれます。MCE 経由で送る場合は、
あらかじめ Baatar にその旨を伝えておきましょう。
■ ただいま会に参加しよう ■
キャンプから帰ってきたら、NICE のワークキャンプ参加者による報告会、
“ただいま会”にぜひ参加し
てみて下さい。世界中のワークキャンプから帰ってきた人たちとたくさんのお土産話をしましょう☆
また定期的に開かれているモンゴル会にもぜひ参加して、美味しいモンゴル料理や体験談を楽しみなが
ら、モンゴル仲間を増やしていきましょう☆
参加者体験談より
以下、モンゴルのワークキャンプに参加したキャンパーの体験談をワーク別にまとめました。
'2009年現在、School, Green Heart は未掲載です(
理解や感じかたに個人差はありますが、持ち物やココロの準備に、ぜひ参考にしてください★
3
■各キャンプ共通事項■
1.言語・コミュニケーション
基本的に共通言語は英語。日本人が多いとついつい日本語で話してしまいがちだが、他の国のキャンパーに嫌な思い
をさせないため、またスムーズにキャンプを進めるためにも頑張って英語を使いましょう!比較的 韓国・ヨーロッパから
の参加者が多いので、皆がネイティブイングリッシュを話すわけでもありません☆
子どもたちとは英語やモンゴル語'「旅の指差し会話帳」が便利!(で話せます。日本語を勉強している子どもたちもい
ます!
※ Bilateral・Greening Mongoliaは圧倒的に日本人が多いのでメンバー間では日本語になりがち・・・でも、現地リー
ダーや子どもたちとは、英語やモンゴル語で意思疎通をはかろう!
2.ワークキャンプ中のイベント等'週末トリップ(
週末トリップはハラホリン'カラコルム(とリトルゴビでホームステイ体験をするか、ウランバートル近郊の自然公園 テレ
ルジに遠足に行くか選べる。
リトルゴビは車で5時間'冬はもっとかかる(。ゲルに泊まり、馬に乗り、モンゴルの家庭料理を食べることができる。ツァ
ガンサル'旧正月(の時期と重ななれば、モンゴルのお祝いも体験でき、お腹いっぱいボーズ'肉まんじゅう(を食べられ
る。少し遠いが、夏も冬も景色が素晴らしく、まさにモンゴル!な体験ができる。
テレルジは車で約2時間。乗馬、ハイキング、羊の遊牧を眺め、ゲルに宿泊。翌日昼食後にウランバートルに戻り、買
い物など自由時間。
3.その他留意事項
・充電'カメラなど(は、フリーデーに都市にでたときにできる。
・調味料は、塩・ケチャップ・コショウしかない。→醤油とかソースとかもっていくと重宝。
・現金は2万円もあれば十分'お金を使うとすればFreedayの時くらい(
・宿泊施設はアパートもゲルも鍵をしっかりかけている'昔、ファームで近所の軍人が深夜に野菜を盗みに来たことが
・日本語を勉強している子も多いので、日本の曲とかを持ってくと喜んでくれる。
・乾燥しているので、洗濯はすぐ乾く。昼の紫外線は強い→帽子と日焼け止めは必須。
・ウランバートル、郊外共に空気が常に乾燥しているので化粧水や保湿クリームは多めに持っていくのがオススメ
■Greening Mongolia(植林)■
1.ワーク内容
植林が主な活動。モンゴルでは春のこの季節が植林を行うには最も適した季節。植林作業の大まかな流れは次の通
り。①木の枝を20-30cmの長さに切る。②2Mx2M程度の広さの穴に水を貯めた後、木の枝を水に漬けて苗木を作成。
③植林をおこなう範囲を決めて、地面を耕す。乾燥地なので地面はとても硬い。④近隣の川からの水汲み。水が多い
今後、苗木が大きくなれば、より広い場所に場所を移す予定。人の背丈程度まで木が成長するためには、乾燥地のモ
ンゴルでは10年程度の時間が必要とのこと。 その他にも植林地を保護するためのフェンスの作成や、孤児院の子供
達と野菜の植え付けのための畑作業をおこなう。
2. ワーク目的
90年以前は国土の10%だった森は7%に減少しており、野放図な伐採と山火事が主因。保水力と川の水位は低下して
いる。モンゴルにおける緑化の推進を目的としたワーク。
3. 典型的な一日スケジュール
7時:起床、料理チームは朝ごはん作り
8時:朝食'パン、野菜のピクルス、サラミなど(、片付け
AM
10時:ワーク'敷地のフェンス作り(
11時:料理チームは昼食の準備
Lunch
12時:昼食'モンゴル風焼きうどん(
13時:片付け、休憩
15時:ワーク'苗木作り、水汲み、畑を耕す(
PM
17時:料理チームは夕食の準備
Dinner
19時:夕食'お好み焼き、スープ(
20時:片付け
夜
21時:ミーティング、みんなでゲーム
23時:就寝
4.このワークキャンプ特有の事情 '受け入れ団体の性質、ワークの背景 など(
・MCE側は毎年やっている作業なので、質問しないと特に説明無くワークをやることが多い。
わからないことは積極的に質問しよう。
・植林のワークは、一日の目標をみんなできめてやるといい。
→目標をきめないと、淡々ともくもくと植える作業・・・になってしまう。
・前回までに植えた木々がどういう状況になっているか写真を撮ってきてください。私達が行った時、昨年植えた木々
を見たときは、根の成長は確認できたんですが、木はほとんど成長してはいませんでした。
→今後の植林方法や活動内容に対する対策を立てる必要があるかも。
4
■KIDS CAMP'子ども(■
1.ワーク内容 ・子どもたちの遊び相手・薪拾いの手伝いなど。毎日午前・午後を通して、スポーツアクティビティとお絵かき・工作などインド
アアクティビティの両方を用意し、子どもたちが選んで参加できるようにする。
・ボランティアの数に対して子どもの数が圧倒的に多いので、子ども全員を対象にイベントを行うというよりは、ボランティア
それぞれが子どもの輪に入って一緒に遊ぶようなかんじ。
※他のキャンプ同様、クッキングチームは3食の準備・片付け&水汲みを行う。
2. ワーク目的
①CCCMの夏休み期間中は教員が休暇をとり人手不足ぎみになるのでボランティアで補充する
②子どもたちに外国人ボランティアとのふれあいの場を提供する、一緒に遊ぶ
3.典型的な一日スケジュール
AM
7時前後に起床・・・子どもたちが宿泊するコテージの隣で寝泊りするので、毎朝子どもたちが起こしにくる。
朝食はパンとお茶程度。施設の隣の家で作っている新鮮なヨーグルトを毎朝食べられる!
ワークの内容はあらかじめ役割分担しておく。
Lunch 12時~13時。食事時間は子どもとずれることが多い(子どもたちの昼食は遅め(。
PM
昼食後はすぐに子どもたちが迎えに来るので(ボランティアのコテージのキッチンスペースは子どもたちの出入り自
由(、ボランティアの休憩時間や自由時間は特にとらずにワークに移る。
4時頃に子どもたちのおやつタイムがある。
Dinner 6時~
9時頃まで明るいので、夕食後も子どもたちと外で遊ぶ。気温がかなり下がるので、ジャンバー等が必須。
9時前:グラウンドに子どもたちとボランティア全員集合して、輪になってお休みの歌をうたったりハグし合ってから就
寝。金曜日の夜はディスコナイトが恒例。
4. このワークキャンプ特有の事情 '受け入れ団体の性質、ワークの背景 など(
・CCCM(Child Care Center of Mongolia)で生活する0~18歳の子どものうち、キッズキャンプに参加するのは
ファームにまだ参加できない14歳以下の子どもが中心。
・夏休み中は教員が極端に少ないため、キッズキャンプで生活する200人近い子どものうち半数を占める乳幼児に
かかりきりになる。また、教員は公務員のためか'?現地ボランティア談(子どもに関心がない。目が行き届かず、子ど
もの病気や怪我に気づかないことが多い。
・MCE'現地NGO(はCCCMの運営とは無関係'CCCMは国立の施設(。
夜
■ORPHANAGE'S FARM'子ども・農業(■
1. ワーク内容 ボランティアは3名くらいずつのグループに分かれて、cookingチームとwateringチームをシフト制で行っていきます。それ以
外のグループがFarmでの農作業を行います。Cookingチームは朝、昼、晩の食事の準備、wateringチームは川から水を汲
んできて、木に水をやったりします。私が行った時期は収穫の時期だったので、農作業はニンジンやジャガイモの収穫を
行ったり、畑の草むしりをしたりしました。
2. ワーク目的
ワークを通じて、現地の子どもたちと交流を深めること。様々な国の人との国際交流。
3. 典型的な一日スケジュール
7時30頃・・・起床。身支度をする。(Cookingチームはもう少し早く起きて朝食の準備)
AM
8時・・・朝食
9時・・・Farmへ移動し、農作業開始
Lunch 13時・・・昼食
PM
14時・・・午後のワーク開始
17時・・・フリータイム(子供たちと遊んだり、トランプをしたり、みんな思い思いに過ごす)
Dinner 18時・・・夕食
夜
夕食後はフリータイム
4. このワークキャンプ特有の事情 '受け入れ団体の性質、ワークの背景 など(
モンゴルの空気は乾燥しているので、Farmの土も乾いています。乾燥した土からスコップなしで草をむしると、根っこが残っ
てしまい、見た目はなくなっていても、すぐに生えてきて意味がありません。そのことを子供たちも先生も知らない様子でし
た。これはワークに行く人たちが実践して教えていかなければいけないことだと思いました。
次にワークに行く人はぜひスコップを持っていって、できれば子どもたちにそれを寄付してきていただけたらと思います。ま
た、モンゴルはとげのある草が多いので、厚手の軍手をいくつか持っていくと役に立つと思います。
5
■BILATERAL(子ども・教育/国際ワークキャンプ)■
1.ワーク内容 )子ども達への教育活動'日本語・英語・中国語やパソコン(
)ウランバートルにて・・・大学の授業を訪問したり、お互い日本料理、モンゴル料理を振舞って日本語を学ぶ大学生と交流し
たり、
養護施設を訪問して小さな子どもたちと遊んだりします。
)ファームにて・・・ クッキングチーム、水汲み等の雑用チーム、農作業チームの3つに分かれます。クッキングチームは
朝、昼、夜のご飯作りと片付けを全て担当し、雑用チームは水汲みやペンキ塗りなどそのときに必要な雑務をします。
残りの農作業チームは養護施設の子ども達とじゃがいもとにんじんの収穫作業をします。かなり大変な作業ですが、
日本語の歌を歌ったりゲームをしたり、子ども達とコミュニケーションをしながらの作業です。
2. ワーク目的
養護施設訪問や農作業を通して現地の子ども達と交流すると同時に、農作業では肉体的、精神的に子ども達を助けること。
3. 典型的な一日スケジュール
7時半 起床 'クッキングチームは朝食準備(
8時 朝食 : パン、ヨーグルトなど。
AM
9時 農作業チームはファームへ移動
9時半 農作業ワーク
Lunch 13時 昼食 : チャーハン、パスタなど。
PM
14時 農作業ワーク
17時 フリー '子ども達とスポーツ、休憩、クッキングチームの手伝いなど思い思いに過ごします。(
Dinner 18時 夕食 : カレー、お好み焼きなど。収穫した野菜をいっぱい作った料理☆
20時 フリー 'メンバー間でジェンガなどのゲーム、座談会など。また、子ども達の寝室にいっておしゃべりをしたり、
夜
ビリヤードや卓球で遊ぶこともあります。(
23時 就寝
4. このワークキャンプ特有の事情 '受け入れ団体の性質、ワークの背景 など(
・このワークキャンプのメインである現地の子ども達との交流は養護施設でもファームでもとても楽しいものです。子ども達は
日本に興味を 持っている子も多く、すごく人懐っこくてすぐに仲良くなることができます。ただ、農作業それ自体を考えるとそ
の方法はかなり非効率的で、改善の余地がありそうです。農作業の指示を出してくれる人とは英語が通じないので、コミュニ
ケーション方法を考えて'英語のできるモンゴルメンバーに通訳してもらうなど(作業方法を一緒に考える時間を設けると良い
と思います。
■ORPHANAGE(子ども・教育/3カ国ワークキャンプ)■
1.ワーク内容 毎日、ウランバートル市内にある養護施設に通い、14~16歳の子どもたちを対象に、英語や日本語を教えます。授業は、1時
間半~3時間です。歌、ダンス、劇などを交えながら、楽しく授業を創ります。授業の後は、たっぷり子どもたちと遊べます。大
学で日本語を勉強しているモンゴルの学生に日本語を教える機会もあります。
2. ワーク目的
・英語や日本語の楽しさを知ってもらうこと・・・学校の授業の補完として英語の勉強を手伝います。
・国際交流・・・お互いの文化や言葉を知る
3. 典型的な一日スケジュール
7時 起床
AM
8時 朝食
午前中は、基本的に授業の準備を行います。授業は午後からなので、比較的ゆっくりと過ごせます。
Lunch アパートにて 午後から、すぐ授業なのでささっと食べれる物をつくります!
14時 授業・・・いかに楽しく授業を行うかボランティアの腕のみせどころです!
PM
16時 遊び・・・室内では、トランプ、ゲーム、ビリヤード、モンゴル相撲や、おしゃべりをしたり、室外ではバスケやス
ケートなど元気いっぱいな子どもたちとあそびます。
Dinner 18時 アパートにて 当番を決めて、おいしいご飯をつくります。
20時~ 授業の準備 翌日の授業の準備をします。劇をするときはセリフを夜遅くまで練習します。
夜
・語学講座などを企画し、メンバー同士でお互いの国の文化や言葉を教え合いました。
23時 就寝
4. このワークキャンプ特有の事情 '受け入れ団体の性質、ワークの背景 など(
このキャンプの良い点は、英語や日本語を楽しく教えられるところです。メンバーと工夫しながら授業を創り、子どもたちに楽し
んでもらえた時の、喜びは大きいです!また、冬ならでは旧正月を体験したり、 ゲルの温かさを実感したりたくさん楽しめま
す!
このキャンプの難点は、子どもたちと共に生活する他のキャンプと比べ、子どもたちと交流する時間が限られています。
また、ボランティアが行くと子どもたちが喜び、いつも以上に騒がしくなってしまうので、先生たちにあまりよく思われていませ
ん。でも、ボランティアから先生たちと積極的に仲良していけば大丈夫です。
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