インドネシア:インドセメント社 2016 度の石炭消費増 3 月 20 日付け現地報道によると、インドセメント社は、ジャワ島西部のボゴールにある 同社 4 番目の生産拠点が 2015 年度の第 4 四半期から生産を始めることから、2016 年度の石 炭消費量が増える見通しである。 同社幹部は、2016 年度に追加で必要な石炭は約 60 万トンから 80 万トンの見込みであるとし た。また、同社の年間石炭消費量は、様々な発熱量を取り混ぜ国内のトップ採炭業者から供 給されるものが 230 万トンから 260 万トンほどであるとも述べたが、企業名は明かさなかった。 石炭は燃料用及びセメント材料用として使われる。 一方、同社幹部は、最近の石炭価格の下落は、石炭が総コストの約 30%を占める同社にと って生産コストの削減に貢献したと語った。特に、ジョコ大統領がセメント一袋当たりの値 段を 3,000 ルピアに下げた後での生産コスト削減は同社にとって良い兆候だとも付け加えた。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すもので はありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能 性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレ ポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガ ス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますよ うお願い申し上げます。
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