2030年のエネルギー需給展望 14 1 電力・都市ガスのようなネットワーク型エネルギーだけに偏るのではなく、分散型の代表 であるLPガス等との適切な組合わせが重要。 ①LPガスの分散型特性(優位性)は、阪神淡路大地震等で実証済み。 ②LPガスは我が国世帯数の半数以上で使われており、国民が等しく恩恵を受けるた め には、政策のイコールフッティングが重要。 ③LPガスはインフラコストが安価→国民経済的にもメリット。 2 LPガスはクリーンであるので、利用促進は地球環境改善に効果がある。 ①LPガス燃料電池等の分散型電源は、高効率かつ低CO2発生量。 ②LPガス車はクリーン(粒子状物質の排出なし)で、インフラ整備済み。 3 LPガスは一次エネルギー供給量の約3%であるが、二次エネルギー需要量では都市ガ ス使用量に匹敵。天然ガス・都市ガスと同様、政策課題を明確にすべき。 4 新エネルギーであるDMEは、LPガスと性状が類似しており、LPガス産業有するノウハ ウ・既存インフラが活用可能。
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