食品咀嚼中のフレーバーリリースの測定とおいしさ評価

咀嚼プロセスにおける味・香気成分を数値化し商品開発に活かす
食品咀嚼中のフレーバーリリースの測定とおいしさ評価
フレーバーリリースにおける呈味化合物・香気化合物の理化学特性、食品成分・物性の影響
◆日時 ◆会場 産業科学システムズ会議室(東京都千代田区富士見1−5−1)
2015年
★講座のPOINT★
食品咀嚼中に感じる味やにおいは、その食品の'おいしさ'を決める重要なファ
クターです。本講座では、食品を食べ始めてから飲み込むまでに生じる諸現象
を対象にして、咀嚼中のフレーバーリリース発生のメカニズムをお話しします
。人パネリストの口腔・鼻腔における味・香りの測定方法や咀嚼モデル装置を
用いての模擬咀嚼の様子を、具体的にご紹介します。食品の成分組成や物性が
異なると、咀嚼中のフレーバーリリースにどのように影響するかといった、味
・香り・テクスチャーの相互作用についての話題を提供しますので、食品開発
のヒントにしていただければと思っております。
4月7日(火)
10:00∼16:00
◆税込受講料
1名 54,000円
2名以上1名 49,680円
案内図
プログラム
講 師
日本獣医生命科学大学 食品科学科 食品工学教室
准教授 博士(学術) 小竹 佐知子 氏
1. 食品咀嚼中のフレーバーリリース研究の歴史
(1)官能検査による研究変遷
(2)香気成分分析機器の開発に伴う研究変遷
(3)世界中の歴代咀嚼モデル装置の紹介
飯田橋駅下車 各徒歩約5分
JR中央線(緩行線)
地下鉄東西線(A5出口)
地下鉄有楽町線・南北線(A4出口)
都営地下鉄大江戸線(A4出口)
<お申込要項>
・参加ご希望の方は、HP・E-mail・FAX
電話、何れかにてお申込ください。
・お申込に際し、社名・部署名・受講者名
住所・連絡先(TEL・FAX・E-mail)をお 知らせください。
・お申込次第、受講票・請求書等を発送し
ます。受講料のお支払は銀行振込・当日持
参のいずれかでお願いします。
・受講料は講座後のお支払いも対応致しま
す。(個人申込除く)
・開催日前14日以降のキャンセルはお受け
できません。
・受講者数が開催基準定員に満たない場合
は中止になります。
2. フレーバーリリースにおける呈味化合物・香気化合物の理化学特性
(1)調味料化合物の呈味効率 (2)香気化合物の分配係数
3. フレーバーリリースにおける食品成分・物性の影響
(1)水分、タンパク質、脂質の影響
(2)食塩・蔗糖添加による香気成分放散量への影響
4. 人パネリストによる研究事例
(1)咀嚼時間・咀嚼回数・咀嚼力の影響
(2)呼気流量の影響 (3)分泌唾液量の影響
(4)〔体感実習〕受講者の咀嚼特性計測
5. 咀嚼モデル装置による研究事例
(1)咀嚼モデル装置研究のメリット・デメリット
(2)〔デモンストレーション〕咀嚼モデル装置による模擬咀嚼(動画)
講座参加申込書 食品咀嚼中のフレーバーリリースの測定とおいしさ評価
2015/4/7 ISS
セミナーコード
1101-150407