特定健診・特定保健指導実施計画 平成 20 年度施行の「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づく、40~74 歳の方を 対象とした健康診査等のH25~H29 年度の取り組み内容等です。 1.三菱重工健康保険組合における取り組み 特定健診 ・被保険者(社員) ①事業主健診受診 ②健診結果 事業主 (お勤めの会社) ④健診結果 ・任意継続被保険者 ・家族(被扶養者) ①予約申込み、 健診日の確定等 実施会社 ②予約申込み、健 診日の調整等 〈実施会社へ予約の場合〉 ③予約先の健診機関で受診 〈直接、健診機関へ予約の場合(集合契約)〉 (1)「受診機関一覧表」から直接予約し、「受診 券」と「保険証」を持参の上、健診受診 (2)健診結果 健 保 組 合 健診機関 健診結果 1.特定健診の実施方法 (1)被保険者 事業主が実施する健康診断を受診することにより実施したことになります。 ※健診結果の写を事業主から健保組合へご提出いただいています。 (2)任意継続被保険者・被扶養者 ①実施会社 委託先の実施会社へ申込み、健診日を確定し、予約先の健診機関で受診します。 ②集合契約 集合契約での契約先健診機関へご自身で予約し、健診を受診します。 2.特定健診の基本的な項目 ①質問表:服薬歴、喫煙歴など ②身体測定:身長、体重、BMI、腹囲 ③理学的検査:身体診察 ④血圧測定 ⑤血液検査:[脂質]中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール [血糖]空腹時血糖またはHbA1c(いずれか一方、または両方 [肝機]GTO,GTP,γ-GTP ⑥尿検査:尿糖、尿たんぱく ※特定健診は、上記項目を満たすものとし、保健事業と して、「特定健診項目+α」の健診を実施いたします。 詳細は対象者へのご案内時に連絡いたします。 3.費用 受診時の窓口負担は無料となります。 ただし、特定健診へ保健事業として健診項目を+αする場合の窓口負担は、都度決定いたします。 詳細は対象者へのご案内時に連絡いたします。 特定保健指導 ※特定健診の結果に基づき、生活習慣の改善が必要な方に実施いただくものです。 ・被保険者(社員) ①保健指導対象者の連絡 ②日程調整等の連絡 健 保 組 合 保健指導(対象者のみ) ・事業主(お勤めの会社) ・特定保健指導実施機関 ・任意継続被保険者 ・家族(被扶養者) 〈直接、健診機関へ予約(集合契約)〉 ①「受診機関一覧表」から予約し、「利用券」 と「保険証」を持参の上、保健指導 ②保健指導結果 健診機関 保健指導 1.特定保健指導の実施方法 (1)被保険者 事業主または特定保健指導実施機関が実施します。 (2)任意継続被保険者・被扶養者 集合契約での契約先健診機関へご自身で予約し、保健指導を受診します。 2.費用 受診時の窓口負担は無料となります。 その他 1.集合契約とは 任 意 継 続 被 保 険 者 ・ 被 扶 養 者 特定健診・特定保健指導 健保組合 健保組合 健保組合 ・ ・ 健 保 連 健診団体の中 央組織 日本病院会・ 人間ドック協会 等を契約する 健診機関など 集合契約 各都道府県の 代表保険者 市町村の契 約する健診機 関など 特定健診・特定保健指導 2.実施計画の周知・案内 当健保組合の周知書簡(健保組合からのお知らせ)およびホームページ(http://www.mhi.or.jp)に掲載 いたします。 2.三菱重工健康保険組合における 平成29年度までの達成目標 25年度 26年度 27年度 28年度 29年度 70% 75% 80% 85% 90% 特定保健指導実施率 25% 30% 40% ※平成29年度目標値は、厚生労働省が提示している目標値です。 50% 60% 特定健診実施率 3.特定健診・特定保健指導の目的など 目的 高齢化の急速な進展に伴い、糖尿病、高血 圧症、脳血管疾患等の生活習慣病が増加し、 死亡原因の約6割、医療費に占める割合も国 民医療費の3分の1になっていること等から生 活習慣病対策が必要となります。 この対応として、平成20年度からメタボリック シンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特 定健診・特定保健指導を実施しております。 不適切な食生活や不健康な生活習慣がやが て生活習慣病の発症に至ります。 皆様には生活習慣における課題を認識して いただくとともに、行動変容と自己管理を行っ て健康的な生活を維持していただくことにより、 糖尿病等の生活習慣病を予防、改善すること を目的とするものです。 流れ 健診 死亡別死亡割合 医療費 生活習慣病・・・32.4% 生活習慣病・・・60.2% 悪性新生物 8.7% 虚血性心疾患 2.4% 脳血管疾患 6.3% 糖尿病 6.0% その他 39.0% 悪性新生物 30.1% その他 67.5% 心疾患 16.0% 高血圧性疾患 9.0% 高血圧性疾患 糖尿病 1.3% 0.5% 脳血管疾患 12.3% 特定健診受診後、結果に応じて階層化し、保健指導が行われます。 メタボリックシン ドロームおよび 予備軍の抽出 腹囲 男性85cm以上 女性90cm以上 その他健診結 果、生活習慣 の質問票など 保健指導 リスクに応じて3段階に階層化 積極的支援 動機付け支援 情報提供 初回面接後、3カ月以上の継続的な支援 初回面接後、6か月経過後に成果を確認 生 活 習 慣 の 改 善 脱 ! メ タ ボ 特定健診受診者全員 生活習慣病について情報提供 個人情報の保護 健保財政への影響 当健保組合は、三菱重工健康保険組合個人情 報保護管理規定を遵守することとします。また、 当健保組合及び委託された特定健診・特定保 健指導機関は、知り得た個人情報は本業務の み利用することとし、利用目的を遂行するために 業務を委託する場合を除き第三者への提供は いたしません。 平成25年度から、特定健診・特定保健指導の成果 (実施率によって、健保組合が拠出する支援金の額 が増減されることになり(増減の範囲は、厚生労働省 より毎年、連絡があります)、健保財政に影響すること になります。 実施率向上のため、皆様のご協力をよろしくお願いし ます。 特定健診・特定保健指導を受診し、健康目標を 達成してメタボリックシンドロームを撃退しましょう! ※メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪肥満に加えて、高血糖、高血圧、 脂質異常のうち、2つ以上あてはまる状態のことです。 放っておくとさまざまな生活習慣病の原因ともなります。
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