登記・法律問題など、 お困りのことがござい ましたら 、お気軽 にご 相談ください。 N o . 2 8 《季刊>>1 9 9 6. 1 0 -置 司法書士 石 丸 寛秋事 務 所 J ¥ 谷行 雄 事 務 所 【祈い司法書士総求めて〕 千4 0 0 甲府市朝日 4 丁目 5 番1 2号 TEL0552-53-1 5 7 0 FAX0 5 5 2-5 1-6 8 8 9〈石 丸) 〒4 0 0 甲府市国母2 丁目 1 0 番1 2号 TEL0 5 5 2-2 7 2 3 1 2〈小谷〕 FAX0 5 5 2-2 7-2 31 3 歪量産 すがすがしい秋 行寛 雄秋 ー税金の集め方・使い方など ー 司法 書士 谷丸 それは 、そ のことに気づくか どうかだけ の て、自 分 自身 に向け られてし まう暴力という ものもあるかもしれません。大人でも。 問題だと思うのですが 、普通の意味で暴力と は、 他人から受ける 、正当性ないし権利性を て所得税、 贈与税等の 税 金が課税 される こと があ ります。ですか ら、登記 の依 頼を受け る 抑圧的暴力に対して抵抗 し排除するために 見出 せ な い (抑 圧的な)、 強 制 力 な い し 殺 傷 力(暴力)のことだと思います。 万策尽くして闘う権利はど んな 人間にもある ことを認めたうえで 、何 よりも、 より私たち 一人ひと りの 意思に基 づいて実現されてい く 社会的 │文化的政治的経済的 l秩序(ないし 制 度 ) と い う 意 味 で の 民 主 主 義 は 、 や は り、 この世界で !子供た ち だ け で な く 人 聞 が 育 つ唯一の社会的土壌なのだという気がします。 また 、 そのような秩序を実現していくうえ 的に)いつ でも有益な 、 次の第一歩の指針に なるように 思 われます。どんな につらい状況 においてであっても。( 小谷行雄) 他 人との間 でも、論じてい くこ とは 、 (経験 自 じられる疑 問 や批判を、考え 、 探 究 し 、 ( 分 自 身 で も 納 得 が い く よ う に ) 自分自身でも でも、 人間へのーその友情とか愛情とか幸福 重要性をもって くることがしばしばあります。 もち ろん 、 税金がかかっ ても登記をしなけれ などの可能性 への l否定的な断定に対して感 の問題を解決してから でないと 登記がで きな 石丸寛秋) い場合があ ります。 ( そ の登記 は、そ の権 利変動を 証する書類等が ある場合は よいので すが 、 な い場合は 、 税金 の登記を し ていないという ことがありますが 、 とに な る場合もあり ます。特に昔の権利 変 動 ばならない場合もあり ますが 、 あまり税金が かかるようなら登記を差し控えると い ったこ 迂閥に登記をすることができません 。な ぜな ら時と して 、登記を完了した後に多額 の税 金 がかかると税務署から言われて困ったと依頼 者が言ってくることがあるからです。 した がっ て、登記自体の問題よりも税金の問題の方が とど のような内容の 登記をした いのかを 伺い ますが 、当事者間では登記をすることに異存 がない場合でも、 その登記をすることによっ て税金の問題が生じる可能涯がある場合には、 私たち司法書士の 仕事の大部分は 、 不動 産 登 記 ですが 、 登 記 と 税金 の問題は切り離 せ な い問題 です。まず、登録免許税という登 記 自 -大人 たちの民主主 義 かっとなっ て、 あるいは必死にもがいてい 小石 体に税金 がかかりま すが、登記の内容によっ -登記よりも税金? ヨ=ヨ彊三ヨE わ 女 か や り す 電話勧誘販売 ① 電 話 勧 誘販売 の 定 義 (二条 く取引条件を 記載した書面 の交付 締結したときに事業者には遅滞な 十分に周知すること にし ている 。 ② 禁 止行為 の対象者 の拡大と の通達 でわ かりや す い解説を 行 い いる今日 の現状を考 えて 、改正法 電話勧誘を行うときは 、 その 冒 な不当な勧誘行為を禁止した。 消費者 の適正判断を阻害するよ う の取引 ルlルを設けるとともに 、 ても、訪問販売法の規制の対象と した 。 すなわち、訪問販売と同様 のク lリング ・オフ 、書面交付等 影響下で行われた書面、電 話、F A X等による申込(契約)に つい の申込ばかり でな く、電話勧誘 の 不履行、重要事項について の不告 ⑥ に違反した場合や民事上 の債務 えるような行為を禁止 した。 ⑦ 指 示 、業務停止命令(九条 ての不実の告知、威迫、困惑を与 定を査める よう な重要事項に つい ⑤禁止行為購入者の意思決 た場合は 、申込者に対して 諾否 の 通知をしなけれ ばな らないことと し、被害の未然防止措置をと った。 の引渡しに先立って代金を受領し 通信販売と同様に事業者は商品等 る承諾等の通知(九条の八) ④ ク lリング ・オフ期間 の延 長 (一 七 条 ) 従 前 の 一 四日間 徴 収、 立入検査の 対 象 の拡大(一 五 条 二 六条、 二二条 の二 ) 禁 を図 った 。 ③ 指 定 、業務停止 命令、報告 要事項を 具体的に列挙し 、明確化 告知お よび不実の告知に かかる 重 ら勧誘を受けた勧誘者に隈られ て 構 成 要 件 の明確化 (一二条) 従前は対象者を統括者と統括者か ⑤前払式電話勧誘販売にお け を義務づ け た。 頭に 、③ 販売業者の氏名、 ⑤ 勧誘 を行う者の氏名、①商品等の種類、 知等があ った場合には、必要な措 か ら二0 日間に 延長し た。 訪問販売法の改正 はじめに 近年の資格取得ブ lムを背景に、 ⑤ 書 面の交付違反者に対す る 止 行 為 の対象者を② に拡大した こ とに伴い、こ の対象も同様にし た。 いたが 、実際 に連鎖販売等を 行 う 者にま で鉱大し、併せて事実の不 資格講座を 中心と した電話勧誘に 勧誘を行うためのものであること、 ③ その電話が契約締結につ いて の 置をとるよう指示 し、 それに従わ の特性に より、いったん電話を切っ を受領した日から起算して八日間 一 二 ) 購 入 者 等 は 、④の 書面 下 の罰金﹂に強化した 。 の﹁五十万円以 下の 罰 金 ﹂ か ら ﹁ 六月以下 の懲 役 又 は五十万円以 罰則の強化 (二二条の一 一 ) 現行 こうした被害を未然に防ぎ、か ことで、申込に至る被害ケ l スの た後も執掛な 勧誘 の電話を受ける 定義 取引実態が変化して 連鎖販売取引 九条 の ⑧ ク lリ ング ・オ フ ( っ被害の拡大を防止するために 、 いる。 四月九 日に訪問販売法 の改正法案 は無条件で申込 の撤 回、契約の解 今回の改正は多岐にわたり、 そ の内容も極め て複雑 ・多様とな っ が提出され 、 五月一七日の参議院 除を行うこ とがで きるこ ととした。 申込を受けたときや売買契約等を てい るの で、詳しく は当事務所に おたずね ください 。 多い 実態を踏まえ 、契約 の締結を しない旨 の意思表示をした 者に 対 改正法の概要は次のとお り であ ④書面の交付義務契約の 本会議で可決 ・成立した(公布は ②氏名等の明示(九条の四) よる消費者被害が急増している。 ない場合には 業務停止を命令でき 九 一 しての再勧誘を禁止 した 。 前記①1 また、マルチ商法などの連鎖的販 ③ 再 勧 誘 の 禁止 (九条の 五) を告げな ければならな くなった 。 、 電 五月二二日、施行は一 一月一日)。 の 一 Oおよび一 一) が若者を中心として最近広がっ て 売取引に勧誘され 、被害を被る例 三項)電話を用いての口頭で - の 6 4 動 き1 の 最 新 や ることとした 。 律 法 電話の覆面性、架電の容易性等 田園 。 ヲ ① -2- 一 一議 護 側 瀦慾 密 日 必 山 一 一一 一 一 一 一 諮 問一 呼 ・ ヲコセーラ A 二七三条 をご覧ください 。 お話ししたいと思います。商法の の株主総会で監査役甲 ・乙の二名 ついて、平成六年五月二五日開催 三月=二日までとしている会社に から三年になり ま し た )。 た と え ば、 営業年度を四月一日から翌年 する定時株主総会の時まで ﹂ と 伸 ﹁就任後 二 年 内 の 最 終 決 算 期 に 関 える事を得ず﹂とされていたのを、 以前は監査役の任期が﹁ 一年 を 超 - 解 釈 に は 立 法 趣 旨 の 理 解が 大 切 昭和四九年の商法改正によ り、 えてみたいと思います。 立法の趣旨とは何なのか 、 次 に 考 いっています。 では 、 この場合の のような解釈 の仕方を立法解釈と 記実務のとお り になるのです。 こ た趣旨から理解すると 、 確 か に登 。 同じ補欠だと思われるのです が 実は 、こ の法 律 の条文をつく っ みの場 合 の後任 は、ここでい う補 れた趣旨か 胃 りして 、 監査 役 一名 の の地 位 の強化 と いう目的で改正 さ む人)も あるようで すが、監査 役 えば、私 のよう に条文を単純に 読 。 その任期は 三年と なる の です する規定があ っても 、 本来の原別 である商法 二七 三条 一項に則り、 定款に補欠監査役 の残任期間 に関 情を考慮する必要 がない ために 、 あたって 三項の立法趣旨に ある事 たような 監査役を 一名 のみお いて いる場合は 、 その 後 任 者 の選任に 司法書士奮戦記 ︻監査役の任期︼ が選任され就任していた場合に 、 は、監査役の地位を強化するこ と 長されま した。 この改正 の背景 に 。 省の解釈で す 欠にあた らな い、 とい うのが法務 今回は 、 監査役の任期について、 -監査役の任期 (株式会社) ー 私の事件簿 ││ ーー 第二七三条監査役ノ任期ハ就 乙がその任期の途中に退任し、乙 の後任者として丙が監査役に選任 これに ついて、反 対 意 見 (たと 関スル定時総会 ノ終結ノ時迄 されるとすると、この丙の任期は どうなるか 。 この場合、前述の商 。 ることへの期待があったようで す により、監査業務が適正になされ 任 し た 場合も、そ の後 任 の任期は 同様に、複数 の監査 役全員が 退 平成九年 三月二二日の決算期に関 丙の任期は乙の残任期間であ り、 は、監査役全 員 の任期が同時点を 短縮することができるとした趣旨 定款をもって補欠監査役 の任期を 縮規定を 設ける ことはもちろん で ては、定款に増員監 査 役 の任 期短 役を一名のみ置いている場合、任 ところが 、こ れとは違って監査 ることによって、後任監査役全員 任期満了する時点を一時点に合せ と解されています。監査役全員が もって満了することを図ったもの その他、複数監査役制度がと ら かる株主総会終結の時までです。 から本来 の三年 内 の最終決算にか きません 。その 任期は、就任 の白 -3- 任後三年内ノ最終ノ決算期ニ トス 法 二 七 三条三項によれば、定款の ②最初ノ監査役ノ任期ハ前項ノ 最終ノ決算期 ニ関ス ル定時総 規定ニ拘ラズ就任後一年内ノ ③前二項ノ規定ハ定款ヲ以テ任 する定時総会の終結時までと、定 期途中で監査役が死亡したり、変 とこ ろで 、増員の 監査役に つい 期 ノ満了前ニ退任シタル監査 。 三年とい うこ とになりま す 補欠に関する規定において、その 役 ノ補欠トシテ選任セラレタ めることができるのです。 ところで、商法二七三条 三項が、 会ノ終結ノ時迄トス ル監査役ノ任期ヲ退任シタル 監査役ノ任期ノ満了スベキ時 迄ト為スコトヲ妨ゲズ 問題は 、 第 三 項 の ﹁ 補 欠 ﹂ と い いろな問題点もありますので、 そ れている大会社においては 、 いろ お願いいたします。 の都度、ご相談いただきますよう の選任が 一回の株主総会によって したがって 、先ほ どの例にあっ lv ょ ・ っ 。 行われるようにしたということで これを補欠にならないと解釈して になるかというと、登記実務では、 いるのです。 一般の常識としては、 わった場合に、前任者の残任期間 仮の例でご説明します(なお、 うことの意味です。 監査役の任期は 、 平成五年一 O月 -﹁補欠﹂監査役とは 議怒怒絞 a ' お滋議議議総務議議綴事長潟務総務滋鍵援護滋綴終綴務総議議議器級滋綿織滋滋務滋器総務l i l i 按王宮様綴綴議総ぷ援護機機器機器立謀総議滋怨祭器怒綴慾怒滋議滋鰯総毅繍 ザ・フォーラム に、情報公闘を求める市民の動き 自分たちの納めた税金が正しく使 免許税を納付しなければ 、登記所 ても、肝心の税金、すなわち登録 すが、登記手続書類が完備してい の希望する登記をしてくれません。 という国の役所は納税者(申聾台) われているかどうか調査するため のタックスペイヤ l の自覚の芽生 の後払いではなく、前払い方式の それは、登録免許税が取得税など が出てきましたが 、 これは西欧流 それにしても、﹁税金は取られ えというべきかも知れません 。 ャーである皆さんの代理人として ためです。そして私たち司法書士 執 務 を 行 っている ことにもなる の は、お客さんからその税金をお預 です。 そして、こうした意識から るもの。できることなら取られま 生じる﹁取られてしまえばどこで です。 い。取られたくない﹂という伝統 何に使われようと知ったことでは かりし、支払う仕事もしているわ ない﹂いう税金の使途に無関心な けですから、日々 、 タックスペイ うか。確かに憲法三O条は﹁国民 納税者の精神風土もまた、まだま ゃ脱税工作に結びつきゃすいもの は法律の定めるところにより 、 納 的な納税意識は、税金のごまかし 英 語 の ﹁ タ ッ ク ス ペ イ ヤ l﹂ 税の義務を負ふ﹂と彊い、個別具 。 タックスペイヤ!の視点 (仲良吉苫円)は一般に納税者と訳 では、司法書士は日々国民の皆さ ややオーバーに言えば 、 その占⋮ されます。その意味について、英 監視する者である。市民革命を経 に用いられるのかその使途面まで とは﹁税金をすすんで﹃納め﹄何 米人の発想では、タ ック スペイヤ! られた﹂と言い合うのです。納税 言葉では 、 ﹁ こ れ こ れ の 税 金 を 取 しかし、ふだん交わすあいさつ て納税する仕組みになっています。 に則って成立した税法の定めに従っ 続税法等いろいろな民主的な手続 体的には所得税法、法人税法、相 けるのは当然ですが 、 個 々の依頼 迅速かつ適正に行われるよう心が 法律実務家ですから、登記事務が 皆さんの財産権を守るために働く 書士は 、登記代理 人として市民の 前置きが長くなりました 。 司法 ろです。 司法書士が日々実感しているとこ があるという特徴を持つことほ、 んに対して、憲法意識の啓蒙、 納 験し自分たちで社会を築いてきた 。 税金が という市民意識に基づ く とは、国や自治体などの﹁お上﹂ 事件の内容を見ると 、 意 外 な こ と に納税代理人の顔を持っているこ を買ったので登記をしてほしいと たとえば、借家住まいのサラリー マンが中古の専用住宅マンシヨ ン V節税と納税義務確認 る税理士に勝るとも劣らないもの 家の一人です。税法の専門家であ 税義務の督励を実践している法律 ち ゃ ん と 払 わ れ な い と 、 社 会、 そ に(儲けの一部を)収奪されるも だ強いようです。 の国が成立し得ないという共通認 のという意識が根強いようです。 とに気づくのです。 張 ・カラ会議などを明るみに出し、 同士の官官接待とか官僚のカラ出 るのは専門家として当然の職責で 複雑で難解な登記手続に精通す (租税特別措置法七三条)の適用 訪ねてきたときには 、 減 税 措 置 ブ ズ マ ン ﹂ 運 動 家 た ち が 、 お 役人 ごく最近になりようやく﹁オン V納税代理人の顔 (石弘光﹁税金の論理﹂一一頁) 識が国民レベルに浸透している﹂ といわれます。 V税金は取られるという意識 私たち日本人の発想はどうでしょ -4一 務総務総務総お綴綴 議滋蕗諮滋議議総畿銀議総議議欝滋綴緩綴蜘繍時抽晶時出品品鵠沼恵措援問時開関線部箆鴇議議綴議議鋭機ド ザ・フォーラム 金の融資に伴う抵当権設定登記 ができないかどうか、その購入資 免許税 の説明にとどまらず、贈 与 (依頼人)のためには 、 単 に 登 録 語してはばからない ク ライアント ﹁税法など皆目知らない﹂と豪 識の有無を依頼者に確認する職責 ベイ ヤlの立場 に 立 っ て 、 職 域 の 範囲内で一般的、 常識的な税法知 ことにな らないように、 タッ ク ス 事項を 書く必要が あるこ と、 これ のためには確定申告 に際して所定 ない 金額につき譲渡 所得 税 はかか らない特例 がある こと、 ただしそ (同法七四条)についてはどうか 、 が司法書士に課せられているよ う に思います。 贈 与 税 がかかるそ うだ が、実際に 間 なければ なりません。 親か らもらっ たといえば ﹁ らを知 って いるか どう かを確認し と契約書や関係資料を調べて 、 で で理解を求める こと が必要なので 税法のガイダンスにまで踏み込ん V かわいい孫に贈りたい は借 りたもの。だ から金銭貸借に ﹁銀婚式を機に妻に名義変更登 実 のある ことなど弁 済 能力のあ る よる担保を つけて おきたい ﹂ 記してほしい﹂といって贈与によ ことを 証明できな い限 り、 形式的 V銀婚式を迎えた夫婦に はないでしょうか。 きるだけ納税者にとって節税とな 者のために行動していることは確 か な こ と な の で す。 配偶者のための贈与登記 に類す かるように 、﹁所有権移転登記で る所有権移転登記を依頼されたと こう依頼 し てきた善良そうな 老 る事例として 、 いくつか の例を紹 は不動産価格の五%﹂ 、 抵 当 権 設 しましょう。 この場合、少な くと 人の前では 、 ﹁不 動 産 の贈 与 税 課 登録免許税法をご覧になればわ 定登記では﹁債権額の0 ・四 % ﹂ も面談を通じて 、 (厳密には戸籍 山﹁孫に土地をやったので移 転登記をしてほしい﹂ 主が割賦弁済や利息の支払等の 事 作成した消費貸借契約によって借 こうし た税務通の依頼者には 、 という明文があるため 、 所 得 税 や 上の)婚姻期聞が二O 年以上経過 介 し ま し ょ う。 法 人 税、 相続税の納税計算と比べ かります。 お孫さんは納税義務 の 受贈者に二九二万円の贈与税が か 性がある こと を知っている かどう 。 か、確認 しなければな りませ ん 記をして も贈与と 見なされ る可能 に登 記簿 に親子聞の抵当権設定登 居住用財産を贈与した場合には最 負担を覚悟なさっていますか ﹂と 税価格が一 OO O万円であれば 、 権利の保全に寄与することをモッ ものの、その要件に該当しない場 高二000万円までの控除がある した夫婦で一方の配偶者が他方に トーとする法律実務家としてはと 務に附随して、依頼者 の立場 に立 っ ると 、 納 税額の算定は単純明確で す。 しかしこれだけでは、国民の うてい不十分です。前述のサラリー 例をあげて聞かなければ なり ませ ん。 、 司法書士は本来業 このよう に 合には所定の贈与税がかかること た適正な納税義務の ありよう にも を告げなければなりません 。 心をくだいてい ます。 マンが買うマン シ ヨンの購入資金 ﹁ 保 証 債務を返済するため その具体的な税法知識の有無の に涙をのんで借金取りに 差 し出す 確認をしないまま、安易に贈与登 ω る登録免許税の節税に協力するの は、おそら く数千万円はするでしょ う。 登記のプロとして登記にかか も、翌年の春になって﹁なぜ法律 受けたときは、保証債務履行のた 連帯保証人から売買登記の依頼を 保証債務履行を余儀なくされた という ことで あり、そ のために 省 結論を正し く登記簿に反映させ る ということは、 実体法上の取引の それは、手続として登記を する が当然です。そしてさらに、その サラリーマンが 、 登 記 手 続 を す る の専門家が アド バイスをしてくれ ので移転登記をしてほしい ﹂ に際して、税務の専門家の助言 ・ なかったのか﹂と恨まれることに 記を引き受けて登記手続を了して 指導を受けて、納税義務のあるこ として、納税問題があるというこ 略しては ならない意思確認の 一部 めに資産を譲渡した場合で、主債 司法書士に委任した登記手続が とにほかならないからです。 なりかねないのです。 原因で予想外の納税負担に苦しむ 務者に対して求償権を行使できな いことになったときは、行使でき とを認識しているかどうか 。 これ を十分確認することが司法書士に 問われているように思います。 -5- るように知恵をしぼります。納税 警護謬議機議議議議議議議 毅 機 認 議 機 鱗 欝 務 競 議 議 緩 議 錦 繍 議 議 麟 総 務 謬 鍛 錦 織 懇 綴 蜘? w%一一……謝料誕持軍需依存ぷ 付 端部留臨抑制繍欝遊離鱗鑓富島 ザ・フ;;tーラ A ム F 今 フ ﹁ 諮ら フ みなし解散会社 との取引 ①みなし解散会社に事 万全を期すること。 つ一定の期限を定め、それま ⑤ 個 人 借 入 は 今 回 に 限 り、か 者への追加など、債権保全に いは登記所に申請して受理された でに登記を完了させ、完了後 の登記手続が終了したことを商業 ことを確認して、は じめ て新規融 は個人債務を速やかに法人の 登記簿謄本で確認してから、ある 資を行います。みなし解散会社に j 一業資金の融資はできません。 増資か組織変更を行ったことを確 認のうえ 、 融資取引を継続します。 対して増資や組織変更を早急に行 一 つU ②融資取引は清算目的に要す みなし解散会社は清算の範囲内 川 も自行の委託先司法書士を紹介し も考えられます。したがって銀行 に増資 ・組織変更を行わないこと がわからなかったり 、 な お 自 発 的 うよう依頼しても、手続のやり方 となって現務の結了 ・債権の取立 定され、また代表者は代表清算人 みなし解散会社業務は清算に限 ① 資金 使途 の確認 間 徴収すること。 債務に切り替える旨の念書を る資金に限定されています。 でしか活動できませんが、今まで たり、 手続の方法を説明 ・指導し および債務の弁済 ・残余財産の分 みなし解散会社の事情 銀行と当座預金取引や融資取引を たり、会社の継続の実現に向け積 ︹解説 ︺ 行ってきた会社についてはみなし 極的に行動することが必要です。 今 後は 事 業 を 行 わ な い 場 合 のが本意ではないと思われます。 解 散 会 社 に な っ て も 、 清算に入る ることから増資や組織変更の登記 業務を行うに必要な資金に限定さ また銀行が行う融資もこれらの みを行います。 申請を行う前に、資金繰りがつか の資金 、たとえば商品仕入資金な れ、もし審査が不十分でそれ以外 配という、限られた範囲の業務の なくなり不渡手形を出したり、業 会社は絶えず営業活動をしてい に対する認識の甘さに起因するも あるいは増資 ・組織変更の重要性 績不振に陥ることにより倒産とい ② 手続完了までの 緊急 措置 最低資本金をクリアできなかった のが多いと思われ ます。銀行は事 り、保証や担保 があっても回収不 ど融資すると融資自体が無効にな みなし解散となってしまったのは、 会社は 、 六 月 一 日 を も っ て 解 散 登 情をよく調査し、必要に応じて会 そこで緊急措置として、とりあえ う事態に至ることも予想されます。 増資資金が調達できなかったり、 は、みなし解散会社との取引の基 記 が な さ れ て い ま す 。 そこで今回 社の存続や融資できる体制。つくり すでに皆様もご存じのとおり、 本についてご紹介します。 ず代表者(現時点では代表清算人) 能 に な る お そ れ が あ り ま す。 山 事業を継続する場合 を 指 導 ・協 力 す べ き で し ょ う。 銀行取引につ い て lil-- みなし解散会社と融資取引をす ② 清 算 人 の 登記 A株式会社はみなし解散会社に Q になってきます。この場合次のよ る場合には、必ず清算人の登記を 個人に対して融資することが必要 したうえで商業登記簿本を提出し 従来どおり事業を継続し銀行取 ③会社への融資に対して根保 うな点に注意する必要があります。 ① 登記 申請を早急に 引を行いたいのであれば、早急に なってしまいましたが 、 相 変 わ ら 増資を行うか組織変更をして従来 ず事業を継続してます。代表取締 は従来通りの融資はできない旨を 役(実際には代表清算人)に今後 表)清算人を相手にみなし解散会 てもらいます。そして以後、(代 証人があるときは 個人融資へ の保証を追加、 根 抵 当 権 が 設 の会社と同一性のある会社として 社と取引していくことになります。 継 続 し て も ら う ことが必要です。 定されているときは個人債務 からも運転資金の借入れをしたい 原則として増資あるいは組織変更 伝えましたが 、 代 表 取 締 役 は こ れ といっています。 -6 司法書士は こんな時にお役に立ち 司法書士は街の法律家です/ H 民 の身近な相談 司法書士は、 市 を標携し 、市 民 の 権 利 ・財 する﹂の使命をもっ法律専門職能 のとし ての地位が承認されて以来、 た場合、保証人 二人が売主の人違 いのないことを保証した保証書を 不動産権利書が必要です。紛失し 売買の登記をするには 、売主は 相手 の保証人になってほしいという依 提出する必要があるのですが 、 そ μ 産を護るため研錆努力しています。 一 O年ほ ど前に全国青年司法書 とえば不動産売買の場合、仲介業 いろいろなケlスがあります。た どの段階から依頼者と関与する か、 事件を依頼される場合、事件の 一 O 万円ほどの 貸金の取立 のた ればならなくなることもあります。 もときには日本中を行き来しなけ ること の確認をしま す。そ の確認 ません ので 、 あらかじめ本人であ めての人には保証することができ 0 法律に関する問題であればなんな 士連絡協議会が行った調査によれ ば、 九五%の人が司法書士という 者が関与していれば 、 最終残金決 頼もよく あります。 面識があ る人 の場合は問題がないのですが 、初 職 業 を知ってい る のですが 、 業務 済時に取引の場に臨んで手続に必 ・法律事件のあれこ れ りと司法書士に ご 相談ください 私たち司法書士がど のような仕 内 容については登記八 七 ・一二%、 ついて、弁護士に 依頼しても受託 めの簡易裁判所へ支払命令申立に ばならないものとされていました。 絡 事をできるのか 、 あまり弁護士や 機 税理士のようには知られてい ま せ 繍 ん。司法書士法には 、 法 律 相 談 三九 ・四 %、 代書四四 ・ 要な書類 の確認をすればよいこ と -司法 書 士のしごと 一登記または供託に関する手 続について代理すること 、 もありますし 、業者が仲介してい が納得できない と いう相談ゃ、逆 ます。家賃の値上げを要求された 側 繍 五%(複数回答含む)という答え でした。これは 、司法書士が登記 業務の専門家として受け取 られて いると分析されます。 相談を受けることもあります。 マ ンシ ョンを社宅として購入するた また 、相続に関して 、 遺産分割 会社をつくりたいが、という相談 局もしくは地方法務局に提出 する書類を作成すること 、 め一切を委任され、売買代金を持っ 二 裁 判 所 、検 察 庁 ま た は 法 務 三 法 務 局 または地方法務局の 確かに、昨年度の全国の司法書 に値上げを申し入れたが応じて く 協議の相談から協議書の作成、代 には 、 株式会 社 ・有限会社 の特質 してくれない 、意地もあるのでや っ てくれ 、 と依頼されたこともあり 縦 翻 搬 士 が処理した 事件のうちほとんど れないとい った 相談には、供託す しかし 、 前述したとおり、 司法書 を説明し 、将来の展望なども聞い ない場合、売 買契 約 書 の作成から 機 長に対する登記または供託に て出張して、決済と登記手続をし 総 務 。 たこともあ りま す 士のル l ツは裁判手続に関する書 償分割する相手方への代償金の支 0 ・七 %にすぎません。 が登記事件で 、裁判手続に関する 司法書士制度の歴史は古く 、明 。 払を依頼されたこともあ りま す 押したら渡して ほしい 、 と大金を 兄弟同士で仲が 悪 く、 顔も見た く ないので 、相 手方 が協議書に判を まず当事務所までお電話ください。 だろうか、とい った心配をせずに、 たうえで 手続をしま す 。 こんな ことを相談 してもよい の 預かったのです。 ることを勧 めることになります。 治五年つまり一二四年前に制定さ する書類作成も司法書士の業務の 類 の作成業務です。裁判手続に関 ものは、 関する審査請求 の手続につ い 制 抑 て代理すること 、 鰍 鴎 と職務の規定があります。 蹴 れた﹁司法職務定制﹂により証書 昭和五 三年の 司法書士法改正に 人(公証人)、代書人(司法書士)、 より、 ﹁国民の 権 利 の 保 全 に 寄 与 。 ただきたいと 思 います 代書人は訴訟業務に密接 に関わり、 重要な柱、だ と いう ことを知ってい 訴状などは代書人が作成しなけれ 代言人(弁護士)という職業が 定 機 繍 ム 鰍 一 フ繍 一鰍 オ 一 ヴ絞 められた ことに 由来します。当時 ザ -7- 気軽にご相談くださ L、 。 事務所員一同 平成 8年秋 L ~ 』包竺..JL_.jt-....JL_.jL_.jち--"-"---'~ー~~一三ー~一弘一" ー~~ーさ士::!:.__ 高齢者の財産管理に 取り組んでいます 高齢者を狙った悪徳商法が後を絶ちません。最近では痴 呆症障害をもった高齢者の財産を狙った犯罪も起きてい ます。 いま司法書士界では、高齢者のために財産管理の お手伝いをしようと、積極的に取り組んでおります。 お 除=或=士=' 。住宅性能保証制度 ている。特に住宅の場合、 通 常 建 て て か ら 二 年 以 内 に 発見 す る 欠陥は少ないといわれ 、 そ の後になっ て 消 費者によ って欠陥 が 発 見され る例がほとんどとい われている。 このため 、 住 宅 に つ い て は 、 保 証期 聞を五 年 以 上 に すべ 性 能 保証 住 宅 登 録 機 構 に 、 技 術 や 信 用 力 な ど きだとする意見が建築士な ど の 専門家か ら 提 の基準を満 た し た 登 録業者が 、 建 築基 準 法 を 阪 神 大 震 災 で は、 多 数 の家屋が倒壊し尊い 壊 し た 住 宅 の多くが 構 造 の手抜きなどに よる 欠 陥 住 宅 で あ っ た こ と が 明 ら か に な り、 大 き 上 回 る水準で 定 め た 設計、施行基準で住宅を 起されている。 同制度は 、 建 築 省 が 運 営 機 関 と な っ て い る な 社 会 問 題 と な ってい る。阪神大震災の とき、 建 設 す る も の で 、 雨漏りや 壁の 傾斜など、 構 人命が犠牲になったが 、そ の後の調査から倒 ない欠陥住宅にあっては、新築間もないも の 造上の欠陥によってトラブルが起こった場合 に、引 渡 し か ら 最 高 一 0年 間 の 聞 は 、 業 者 が 建築基準法で定める最低基準すら守られてい 無 料 で 補 修 す る 仕 組 み。 でも半壊 ・全 壊 の 被 害 に な っ た と 報 告 さ れ て お り、 改 め て 欠 陥 住 宅 の 怖 さ を 思 い 知 ら さ れ 阪 神 大 震 災 で も 、 同制度を 活 用 し た 兵 庫 県 た。 土 台 や 柱 の軸 組 、 あ る い は 溶 接 の手抜 き に高まるものと予想される。 注文 ・建 売 住 宅 を 問 わ ず、消 費 者 の 目 に 届 内 の住宅では 、﹁全 壊 ・半壊とも皆無﹂(問機 かない構造の 手 抜 き が 行 わ れ る 例 が 後 を 絶 た など、自に見えない構造の欠陥が倒壊を誘因 などの性能を最高一 0年 間 保 証 す る 、 建 設 省 な い 現 状 か ら 、 安 全 に 暮すため に改めて・自ら し た と い わ れ て お り、建 築 業 界 の 体 質 が き び の﹁住宅性能保証制度﹂に登録する住宅が最 構)とのことから、住宅購入者の関心がさ ら 近になって 急増している。阪神大震災の教訓 の 住 居 を 建築 士 な ど の 専 門 家 に 依 頼 し 調 査 を 。 し く問 わ れ て い る こ う し た 背 景 を 受 け て、 新 築 住 宅 の 安 全 面 を 踏 ま え て 、 購入 す る 住 宅 に 耐 久 力 や 安 全 性 してもらう必要もありそうだ 。 一般に 建 売 住 宅 の 場 合 は 、 購入時から一 年 手 な 対 処 法 ﹂ (民事 法 研 究 会 ) に 詳 し く 解 説 いては 、 最 近 刊 行 された ﹁ 欠陥住宅紛争の上 欠 陥 住 宅 の 現 状 や そ の 被害の 救済方法につ を求める消費者意識が背景にあり、今後も増 、 ないし二年間程度しか保証期聞がない ため に されているので、関心の あ る 方 は参考にし て ください。 加 傾 向 が 続 き そ うだ。 そ の後 に 発 生 し た 欠 陥 を め ぐ っ て 販 売 業 者 と 消 費 者 と の ト ラ ブ ルになる例が多いといわれ
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