第3回 平成24年9月27日 会議録(PDF:373.7KB) - 茨木市

会
会議の名称
議
録
平成24年度第3回茨木市指定管理者候補者選定委員会
開催日時
平成24年9月27日(木)
(午前・午後)1 時00分 開会
(午前・午後)3 時30分 閉会
開催場所
秘書課会議室
出 席 者
【選定委員】
楚和敏幸(副市長)、柴﨑啓二(副市長)、小林岩夫(総務部長)、
河井豊(企画財政部長)、大塚康央(都市整備部長)、
山下克之(学識経験者)、的場信敬(学識経験者)、
鷹取守人(健康福祉部長)
【説明員】
北川友二(障害福祉課長)、田川正文(高齢介護課長)、
成田康治(障害福祉課長代理)、岩崎隆雄(高齢介護課参事)
欠 席 者
事務局職員
開催形態
議題(案件)
配布資料
なし
政策企画課長、課長代理兼係長、係員
非公開
(1) 平成 25 年度指定管理者制度新規導入施設の
指定管理者候補者の公募・非公募の決定について
(2) 平成 23 年度の指定管理者に対するモニタリング結果について
(3) 公募施設におけるプレゼンテーションの実施方法について
(1) 障害者就労支援センターかしの木園指定管理者候補者選定委員会資料
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
(12)
障害者生活支援センターともしび園指定管理者候補者選定委員会資料
障害福祉センターハートフル指定管理者候補者選定委員会資料
老人福祉センター桑田荘指定管理者候補者選定委員会資料
老人福祉センター福井荘指定管理者候補者選定委員会資料
老人福祉センター葦原荘指定管理者候補者選定委員会資料
老人福祉センター南茨木荘指定管理者候補者選定委員会資料
老人福祉センター西河原指定管理者候補者選定委員会資料
評価シート及びモニタリングシートの修正箇所整理表
平成23年度実績 モニタリング結果【評価シート】(案)
平成23年度実績 モニタリング結果【モニタリングシート】(案)
公募施設におけるプレゼンテーションの実施方法について(案)
1
議
発言者
議長
事務局
の
経
過
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
<あいさつ>
<出席状況の報告>
【議題1
説明員
事
平成 25 年度指定管理者制度新規導入施設の指定管理者候補者
の公募・非公募の決定について】
【障害者就労支援センターかしの木園、障害者生活支援センターともしび
園、障害福祉センターハートフル】
<次の項目について、順次説明>
(1) 施設の概要
(2) 指定管理者を公募とする理由
(3) 選定にかかる書類
当該3施設は、現在市が直営しているが、民間のノウハウを活用し、サ
ービスの向上を図るため、指定管理者制度を導入する。応募者には、事業
計画書に、経費削減についての考え方に加え、サービス向上の方策や提案
事業の実施計画等について記載してもらう。選考にあたっては、書類審査
だけでは判断が難しい部分を補足することを目的として、応募者によるプ
レゼンテーションを実施する。
委員
説明員
<質疑応答>
ハートフルについて、障害福祉センター条例第3条第1号及び第3号で
定められている事業が、募集要項に記載されていないのはなぜか。
第1号に定める児童発達支援事業については、保育課所管の別事業「ば
ら親子教室」としてハートフル内で実施しているものであり、指定管理者
制度導入後も、直営で継続する。第3号については、今後、条例改正によ
り新たに市町村の事業として実施できるものであり、指定管理者が提案し、
実施する事業である。
委員
説明員
委員
5年間のうちに実施する事業は、募集要項に書いておくべきである。
他の施設についても、不足しているものは追記する。
かしの木園の募集要項「3 指定管理者が行う業務」のうち、①につい
ては事業計画書に項目を設けているが、②③に係る項目は不要か。
2
議
事
の
経
過
発言者
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
説明員
①は現在実施している事業であり、②③は今後実施する事業として、法
人等に新たに提案してもらうものである。②③については、新規事業欄に
記載してもらうことを想定している。
委員
説明員
法人等には、どれが新規事業か分からないおそれがある。
明確になるよう、修正する。
委員
センターの管理者について、条例では「法人その他の団体」と規定して
いるが、募集要項では「社会福祉法人又は特定非営利活動法人」と限定し
ている理由は何か。
説明員
この度の指定管理者制度の導入に当たって、懇談会や保護者会を開催し、
利用者、保護者等の意見を聞いたところ、指定管理者が営利を追求するこ
とによるサービス低下への懸念があり、営利目的でないことを法人の趣旨
としている社会福祉法人が適切であるとの考えに至った。条例上は指定管
理者を幅広く規定しているが、実際の制度導入に当たっては、もう尐し限
定したい。
委員
公益財団法人等、営利目的でない組織は他にもあるが、それまで排除し
ている理由は何か。
説明員
現在本市において障害福祉サービスの実施実績を有するのが、社会福祉
法人と特定非営利活動法人に限られていたため、募集時から限定すること
とした。
委員
次回更新時期までに、その他の法人が実績を持てば、応募資格は見直す
のか。
説明員
委員
そうなれば、門戸の拡大も検討する。
募集要項「6
応募資格」③オに「会社更生法…」の記述があるが、社
会福祉法人と特定非営利活動法人に限定するならば、この規定は不要であ
る。
説明員
指摘のとおり、応募資格は整理する。
3
議
事
の
経
過
発言者
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
委員
本来ならば、営利目的の団体であっても、適切に事業を実施し、サービ
スの向上に努めるのであれば問題はない。はじめから門戸を狭めるのはど
うか。
議長
説明員
委員
懇談会では、その点について議論があったのか。
利用者や保護者から、どのような団体が指定管理者になるのかについて、
心配の声があった。社会福祉法人がどのような法人かを説明し、理解をい
ただいたという経緯がある。
指定管理者制度を導入するという広報は、どのくらい前から行ったのか。
説明員
6月に開催した第1回の懇談会を前に、市内の事業所を対象に、説明の
場を設けた。多くの事業所に参加してもらい、市の制度や考え方、施設で
提供するサービス内容について説明した。
委員
指定管理者制度導入の目的は、効率性に加え、より良いサービスを提供
することである。にもかかわらず、募集要項「6 応募資格」の①「本市
において1年以上○○事業の実施実績があること」という条件により、門
戸がかなり狭まっている。そのうえ、社会福祉法人、非営利活動法人に限
定している。
また、募集要項の配布期間が9日間と短いが、新規事業を展開しようと
している法人等がチャンスをもらえないおそれがある。配布期間は十分と
考えるか。
説明員
確かに指定管理者制度導入の趣旨を鑑みると、応募者の門戸を拡大すべ
きかもしれないが、懇談会等において、障害者支援の実績が全く無い法人
等が指定管理者となることに懸念があったため、市内で同等のサービスを
実施している団体に限定した。
配布期間は確かに短いが、市内の団体については一定の周知ができてき
ていると考えている。
議長
今回は9月議会で条例改正を行ったため、タイトなスケジュールになっ
てしまった。6月議会に上程することで、余裕ある周知ができるだろう。
また、当該施設は障害者に対するサービスを提供する施設であることを
鑑み、今回はサービス水準の確保のため応募者を限定したが、門戸を拡大
することでサービス向上に繋がる可能性もあるため、今後検討されたい。
4
議
事
の
経
過
発言者
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
委員
保護者が様々な意見を持っているのも理解できる。法人を限定するのが
良くないというのではなく、市が様々な可能性を考え、リスクも含めて保
護者に説明し、保護者の選択の幅が広がれば良いと思う。
委員
市からの引継ぎについての記載は必要ないか。環境の極端な変化に伴う
利用者への負担も予測されるため、引継ぎは適正に行わなければならない。
議長
3施設は新たに指定管理者制度を導入するものであり、利用者が障害者
であるという特性や、保護者の不安を考慮し、引継ぎは法の趣旨をふまえ
て適正に行われるようにされたい。
議長
<会議に諮り、かしの木園、ともしび園、ハートフルについて、公募で候
補者を選定することを決定>
【老人福祉センター桑田荘、福井荘、葦原荘、南茨木荘、西河原荘】
説明員
<次の項目について、順次説明>
(1) 施設の概要
(2) 指定管理者を公募、非公募とする理由
(3) 選定にかかる書類
現在、市内には、桑田荘、福井荘、葦原荘、南茨木荘、西河原荘、沢池
荘の6箇所の老人福祉センター(以下、「老福」とする。)がある。沢池荘
には既に指定管理者制度が導入されており、今回、残る5箇所の老福に、
指定管理者制度を導入する。
葦原荘、南茨木荘、西河原荘、沢池荘の4箇所の老福は、老人デイサー
ビスセンター(以下、「デイ」とする。)が併設されており、4箇所のデイ
には指定管理者制度が導入されている。デイ併設でない桑田荘、福井荘は、
法人の多様なノウハウを活用した施設運営を期待し、原則どおり、公募に
より指定管理者を選定したい。一方、デイ併設の葦原荘、南茨木荘、西河
原荘は、非公募により指定管理者を選定したい。併設しているデイの指定
管理者が老福も一体的に管理運営することで、利用者の利便性の向上、緊
急時の円滑な対応、管理経費の削減等を図ることができ、老福の効用を高
めることができると考えるためである。
なお、公募施設における指定管理者の選考にあたっては、書類審査だけ
では判断が難しい部分を補足することを目的として、応募者によるプレゼ
ンテーションを実施する。
5
議
事
の
経
過
発言者
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
委員
<質疑応答>
指定管理期間について、非公募施設は、併設のデイに合わせて2年にす
るということで納得できるが、公募施設まで2年に合わせる必要があるか。
議長
委員
説明員
議長
指定管理期間については、通常は5年、特別な事情がある場合は3年と
しているため、再度検討されたい。
次回更新時は、現在非公募としている施設も公募にするのか。
デイには認知症の利用者もいる。職員が変わることで現場に混乱が生じ
るおそれがあるため、従来から非公募としてきた。よって、デイ併設の老
福については、次回更新時も再び非公募とする可能性はある。デイ併設で
ない老福については、現場の混乱への懸念が尐ないため、公募する想定で
ある。
デイ併設の老福についても、原則、公募で考えなければならない。今回
は、既にデイの指定管理者がおり、併設の老福も一体的に管理運営を行っ
た方が効率的であるという考え方だが、次回更新時はデイとまとめて公募
するのが、基本的な考え方である。
委員
施設所管課によって、リスク分担表の精度に差が見られる。
説明員
高齢介護課所管施設のリスク分担表は、既に制度を導入している沢池荘
のものを基に作成した。
説明員
障害福祉課所管施設のリスク分担表は、標準例を基に作成したもので、
高齢介護課ほど細かくはなっていない。必要に応じて修正する。
説明員
同じ社会福祉法人が両方の指定管理者になる可能性もあるので、説明で
きるよう調整する。
委員
併設のデイと老福を一つの団体が管理することにより、具体的に、人員
配置や経費節減の面でどのようなメリットがあるかを、仕様書等に表す必
要があるのではないか。
議長
併設されているデイと老福で指定管理者が異なれば、運営が困難になる
というのは理解できるが、
「デイと老福のどの部分を併せて管理運営するこ
6
議
発言者
事
の
経
過
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
とで、効率化が図れるのか」等、一体的に管理する利点を明確にしなけれ
ば、非公募とするのは難しい。
委員
説明員
事業計画書に、施設の一体的な管理運営方法に関する項目を設けること
も、効率的な運営を担保する一手段であると考える。
一体的に管理するメリットが明確になるようにする。
議長
いただいた意見を踏まえ、公募施設の指定期間を再検討すること、リス
ク分担表を整理すること、非公募施設はデイと一体的に管理運営すること
による効果を明確にすることとする。
議長
<会議に諮り、桑田荘、福井荘は公募、葦原荘、南茨木荘、西河原荘は非
公募で候補者を選定することを決定>
【議題2
平成 23 年度の指定管理者に対するモニタリング結果について】
事務局
第1回会議における指摘を踏まえ、各施設担当課に趣旨を伝えたうえで
修正を依頼し、事務局でとりまとめた。
事務局
<資料に沿って説明>
委員
<質疑応答>
モニタリングシートでは必須項目と期待項目に分けてSからBの評価を
し、評価シートでは総合的な判断をしている。モニタリングシートと評価
シートは別の視点で作成しているのか。
事務局
モニタリングシートの点検結果は、評価シート「2 施設運営状況の点
検」の「3 管理運営状況」の「モニタリングシートによる点検結果」に
集計したうえで、
「3 運営状況についての評価」の「モニタリングシート
による点検結果」で、その点検結果について評価している。
委員
事務局
委員
どちらのシートも公表するのか。
公表する。
評価シート「2 施設運営状況の点検」の「3 管理運営状況」の「利
用者アンケート」について、意見箱を設置している場合、その旨を記載し
7
議
発言者
事
の
経
過
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
ているシートと「実施していない」と記載されている場合がある。統一さ
れたい。
事務局
委員
意見箱を設置している場合は、その旨を記載するよう統一する。
評価シートにはアンケートに係る欄を大きく設けているが、業務仕様書
では「アンケート調査を行うなど、ニーズ把握に努めること。」等の記述に
留まっている。また、口頭による聞き取りだけでは、アンケートを実施し
たことにはならない。評価ができるきちんとした形でアンケートを実施し
てもらえるよう、指針等に示し、業務仕様書も改善しなければならない。
委員
アンケートに係る欄が非常に大きく、目が行きやすいので、分かりやす
く記述すべきである。
委員
全ての施設の総合評価がA判定で良いのか。指定管理者に評価結果を提
示し、不十分な点の改善を求めるのが本来のあり方だろう。これでは全て
良好として、次年度も前年と同様に運営するだけになってしまう。A評価
であっても、次年度の改善点等を記入する欄があった方が良い。
事務局
委員
評価は甘くなりがちである。数値で表せる明確な評価基準を作成できれ
ば良いが、様々な要因がある中で、数値のみでC判定とされることへの懸
念もある。事務事業評価のように、次年度からの改善点を記入する欄を設
けるのも一つの手段と考える。
悪い評価になった場合に、次に何をするのかが明確に定まっていないか
ら、A評価に収束する傾向があるのではないか。評価結果が次のステップ
に繋がるような、有効なシステムを考えなければならない。
委員
事務局も各施設担当課も手間をかけて作成している割に、市民に興味を
持ってもらえるようなものになっていない。
事務局
やはり、次にどう繋げていくかが、重要なポイントになると考える。
議長
事務局
モニタリングの方法は、先例市を参考にしているのか。
一定参考にはしているが、本市独自にアレンジしている。
8
議
事
の
経
過
発言者
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
議長
他市ではどのように実施しているのか。適正に評価すること、次の改善
に努めること、市民に興味を持ってもらうことが重要である。手間をかけ
ただけの効果が出せるようにしなければならない。また、評価が甘いよう
な印象を与えているので、評価基準等を再考する必要がある。
事務局
シートの様式や、改善に繋げるシステムについて、他市の事例も参考に
しながら考えたい。
委員
委員
違う事業者でも同じ評価所見を記しているシートがある。コメントを充
実させる等、手作り感のあるものにすることで、市民からも興味を持って
もらえるのでないか。
評価結果は、指定管理者に送付するのか。
事務局
現在のところ、市からの積極的な通知はしていない。ホームページ等で
公表しているため、指定管理者も閲覧は可能である。
委員
現状の評価シートでは、指定管理者が見たところで、改善には繋がりに
くいだろう。
事務局
指定管理者に問題があるという話は、現在のところ聞いていない。
議長
現在実施している範囲では、大きな問題はないだろう。
委員
何を目的として評価、モニタリングを行うのか、というのが論点である。
指定管理者に直接送付するためのものでもなく、改善に繋がるものでもな
く、市民が見ても面白みに欠け、中途半端な印象を受ける。かかる時間と
労力に対する成果を考えないと勿体無い。
議長
一工夫するよう検討されたい。まずは目的を明確し、シートの様式の改
善を図る。利用者がどのような意見を持っているか、ということも、大き
な関心ごとである。利用者アンケートの結果を丁寧に示すことも重要だろ
う。
今年度のシートのとりまとめについては、事務局に一任する。
事務局
いただいた意見を反映したうえで、今年度のシートを公表する。
9
議
事
の
経
過
発言者
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
事務局
【議題3 公募施設におけるプレゼンテーションの実施方法について】
今年度、公募施設における候補者の選定に当たり、応募者によるプレゼ
ンを初めて実施することから、実施方法等をルール化したい。
事務局
委員
事務局
委員
<資料に沿って説明>
応募団体には、資料3頁のみを事前送付する。
選定基準の配点は、応募団体に示すのか。
募集要項において、既に示している。
1団体あたり 20 分という時間設定は適切か。
事務局
市の他事業で実施したプレゼンも参考に、20 分が適当と考えた。今年度
は、プレゼン実施予定施設が7施設あり、応募数によってはかなりの時間
を要することになる。
委員
応募団体には、時間厳守で簡潔に説明してもらわなければならない。
委員
標準例では、選定基準 200 点満点のうち、
「管理経費の縮減」が 40 点と
高い割合を占めているが、説明内容及び質問項目に入れなくて良いか。
事務局
管理経費の縮減は、書類審査により採点すべきものと考える。縮減の考
え方や方法について応募団体からアピールする点があっても良いが、あえ
てプレゼンで聞かずとも、書類審査で事足りると考える。
事務局
例えばかしの木園の採点基準では、「収支計画」の配点は 10 点である。
担当課が、想定した金額に応じて点数を考えている。
委員
ところで、かしの木園では、合計 200 点中、
「管理経費の縮減」の配点が
20 点であり、標準例と異なる。施設によって配点が異なるのか。
事務局
委員
何に重点を置いて採点したいかによって変わる。
「管理経費の縮減」の配点は、障害者施設では 20 点だが、高齢者施設で
は 40 点である。その違いは何か。
10
議
事
の
経
過
発言者
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
委員
障害者施設という専門性から、質をより重視したいということだと思わ
れる。
議長
プレゼンはあくまで書類審査の補足と位置づけるのか、それともプレゼ
ン自体も採点の対象とするのか。
事務局
委員
書類審査の補足とする考えである。
団体の規模等によって、プレゼンの得手不得手もある。
議長
それではやはり、書類審査を基本とし、プレゼンは補足とするのが適切
か。経費に関することは、応募団体に説明を求めなくとも良いか。
委員
限られた時間の中であえて説明してもらわなくとも、申請書類の収支計
画から判断すれば事足りると考える。
議長
経費面の工夫も一つの要素であろう。経費はサービスの内容にも関わる。
委員
プレゼンを実施するからには、市民サービスの向上に関することを中心
に聞きたい。
委員
実現困難な提案をされても意味がない。委員は適切に判断しなければな
らない。
委員
書類審査だけでなく、プレゼンも実施することで、委員の判断の機会が
増える。
議長
経費について聞きたいことがあれば、別途委員から質問するということ
で良いか。今年度試行し、今後改善しても良いだろう。
委員
プレゼンには、
「質問に対して責任ある応答ができる者」3名の出席を求
めるとあるが、
「実際に従事する者」という表現でなくとも良いか。特に大
企業の場合、プレゼンを実施する人と現場で従事する人が大きく異なる場
合がある。実際に現場で仕事をする人の人柄等を見たいということはない
か。
事務局
「質問に対して責任ある応答ができる者」は、施設長予定者など、現場
11
議
発言者
事
の
経
過
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
で責任をもって事業に従事する人を想定している。
委員
事務局
3頁を予め応募団体に配布するとのことだが、プレゼンで説明してもら
う内容は、市が指定をするということか。
そのとおりである。市が重要と考える事柄を説明してもらう。どの応募
団体にも、同じ項目を説明してもらうのが、公正かつ公平と考える。
委員
その他、応募団体が特にアピールしたい点等を述べる時間は不要か。
委員
それは、
「管理運営の基本方針」や「サービス向上の方策」の中で説明し
てもらえば良いと考える。
議長
公正かつ公平に実施するためには、説明事項は限定した方が良い。その
中で、各応募団体に工夫をしてもらう。
委員
委員からの質問時間が4分では短い。一つの質疑応答も終わらないおそ
れがある。事前に示す「施設担当課からの質問」は予め応答が決まってい
るものだから、それに9分を費やすのは勿体無い。
委員
事前に示すのであれば、応募団体からの説明の中で、回答してもらえば
良いのではないか。
議長
質疑応答の時間が短いと、消化不良のまま終わってしまうおそれがある。
委員数を勘案しても、もう尐し時間が欲しい。
「施設担当課からの質問」に
対する回答時間を短くしてはどうか。限られた時間で簡潔に答えてもらえ
ばよい。
委員
法人からの説明と事前の質問事項に対する回答を 10 分とし、残りの 10
分を委員からの質問とするのでどうか。
議長
説明を聞いているだけでは素通りしてしまうことも、質問する中で理解
が深まる場合もある。説明と質疑応答の時間は半々くらいが適当か。新し
い方法であるため、試行錯誤しながら改善することも必要である。
事務局
応募団体には、時間厳守とし、簡潔かつ的確に答えるよう伝える。
12
議
事
の
経
過
発言者
議 題(案 件) ・ 発 言 内 容 ・ 決 定 事 項
議長
意見を踏まえて、事務局で再度時間の割り振りを考え、修正案を作成さ
れたい。
以上
13