平成24年度 中津南地区市政懇談会要旨 8月27日 19:00~21:00 会場:中央公民館ホール 参加30名 (中津事務所) 発言者 発言の要旨 答弁者 答弁要旨 答弁補足事項・今後の対応等 担当課 8区区長 ・中津川市中津川、駒場など、(大字に)地番(本 籍の地番)が用いられているところが広すぎる。 住宅地図で探そうとしても、隣り合った番号が離 れたページに分かれていたりして不都合である。 ・中津川市〇〇町○丁目〇番など、分かりやすく 整理(住居表示)する必要がある。 ・住居表示は、「住居表示に関する法律」及び「中 津川市住居表示に関する条例」に基づき設定し ている。 ・昭和38年には駅前を中心に市街地、昭和47 年にはかやの木町、昭和61年には中一色町と 企画部長 日の出町を設定したが、その後は行っていない。 ・設定条件に、住宅密集地で家屋が連担してい ることとなっており、連担するまでには至っていな いため、設定を行っていない状況である。 ・今後は家屋の連担により、住居表示が可能に なった地域があれば、地元と協議していきたい。 企画財務課 8区区長 ・8区の生活保護世帯の比率は2.3%で、ある 町内では非常に多い。 ・この数字がどの程度なのか、中津川市の生活 保護者の全体数を地区、年齢別に知りたい。 ・生活保護世帯の対応は、民生委員が行ってい るが、難しい状況があると区長に相談が持ちか けられることもある。生活保護に関する市の窓口 はどこになるのか知りたい。 ・生活保護者数は、中津南地区21世帯22人、 中津3地区87世帯104人、旧中津川(3地区除 く)36世帯49人、旧恵北地域・山口39世帯51 人で、中津川市全体では、162世帯204人で保 健康福祉 護率は0.25%となっている。 部長 ・岐阜県平均が0.54%(中津川市の2倍)、全国 では1.62%(中津川市の6倍)であり、中津川市 の率は低いと考えています。 ※市の窓口(担当部署)は障害援護課 障害援護課 19区区長 ・四ツ目川に架かる三管橋は、昭和42年に施工 された。 ・毎日通学で小中学生が100人ほど利用してお り、地域安全サポーターが通学の安全を見守っ ている。冬季は車両の通行の際に危険な光景も 見受けられ安全対策としては限界がある。 ・橋の建設当時とは状況が変わっており、子ども たちの安全確保のためにも、ぜひ早急に歩行者 専用の橋を設置していただきたい。また、市の考 え方、今後の計画も知りたい。 【追加発言】 しばらくとは、どれくらいですか。 ・以前から要望もあり、通学者が多いことも認識 しています。 ・要望の箇所は県の管理河川で河川協議に時間 を要します。 ・歩道整備計画に位置付けて事業着手に向け取 り組んでいきたいと考えますので、もうしばらくお 基盤整備 待ち願いたい。 部長 【追加発言に対する回答】 ・歩道整備計画は、随時着手しておりますが、現 在6カ所の計画があります。 ・年度は、いつからということは言えませんが、早 いうちに歩道整備計画を立てたいと思います。 建設課 発言者 実戸区区長 【司会】 南地区副会長 21区区長 発言の要旨 ・実戸浄水場が、今年度限りで浄水業務を終了 し、配水業務だけになると聞きました。 ・その跡地を小公園にし、高齢者の憩いの場を 作ったり、災害時に活用するための避難場所とし て整備できないかを質問します。 【司会からの補足発言】 ・浄水場の今後については、地元の区長へ計画 を提示するよう要望します。 答弁者 水道部 次長 答弁要旨 答弁補足事項・今後の対応等 ・実戸浄水場は、東濃広域水道(県)へ切り替えを 行うため、浄水機能は廃止予定ですが、配水池 としての機能は残ります。 ・年度内に地元説明会を開催し、耐震配水池の ・現在ある配水池は老朽化しており、耐震化を含 建設予定説明及び、今回の発言に対する答弁の めた改修を行うこと、県営水道のポンプ場の設 詳細説明を行います。 置、さらに、水道施設の集中監視の拠点として利 用することを計画しています。 ・公園化として整備を行う計画はありません。 ・実戸浄水場を災害時の避難地としての活用に ついては、面積的に余裕ができれば可能ではな 生活環境部 いかと考えます。 対策監 ・水道施設のため不特定多数の出入りや長期滞 在を考えた場合、衛生的な問題もあり、一時的な 利用にとどまると考えます。 - - 担当課 水道課 防災安全課 水道課 ・一色区東町内会付近は、傾斜地にある住宅地 で、以前、下水道工事の際U字溝が入れられまし ・道路側溝に入らない水が、住宅地に湧水として たが、この下を水がくぐり、水が噴き出て崩落す 出る箇所があることは認識しています。 る箇所もあります。その都度、修繕要望を出して ・区画整理を行って改良する場合、法面までを含 おりますが、民地であるなどの理由もあり、部分 基盤整備 めて事業を行うことができない。 的な修理しかできていません。 部長 ・オーバーフローをしたり、地下へ浸透して湧水 ・この際、区画整理を行うつもりで大改修をしてい が出る場合の対応は、順次現象が現れたところ ただきたい。 から通報をいただき、現地を見て地権者と相談し ・このまま放置すると、東小学校にも同様な崩落 ながら対応させていただきたい。 が起こり危険な場所になる恐れもあるため、対応 をお願いしたい。 建設課 ①市政懇談会では、平成22年度までは、進捗状 況が語られていたが、ここ2年間行われていな ①すべてが完了しているわけではないので、でき い。要望事項はすべて終了したということでしょう ているところとそうでないところの整理を行い、早 か。 急に回答させていただきたい。 ②市道太田恵下線は、道路整備基本計画では、 ②太田恵下線ですが、都市計画道路四ツ目川線 昭和区副区長 短期整備路線としてAランクに位置づけられ、平 として位置づけられており、必要性は認識してお 成21年度にはバス路線のため大型車と乗用車 基盤整備 ります。 旧19区割山山林 がすれ違える程度の幅員を確保したいとの回答 部長 ・大規模な改良は難しいので、平成23年度に昭 組合副組合長 があった。 和橋交差点付近の改良をしたように、用地の協 ・平成23年度には、昭和橋交差点付近の改良工 力をいただいたところから部分改良を行っていく 事が行われた。 考えです。 ・通勤時には迂回路として侵入してくる車も増え、 ・用地提供に関する情報をうけて、対応させてい 速度も出ており大変危険なため、早期拡幅改良 ただきたい。 工事をお願いしたい。 建設課 一色区区長 昭和区副区長 ・山県市でゾーン30という交通規制の取組みが 始まった。これは、歩行者自転車の安全を優先 し、自動車の速度を30キロに規制するというも ③昭和区の道路は、通学路であり児童の安全の 生活環境部 ・中津川署が岐阜県公安委員会に申請、12月 のです。 観点から、速度制限ができないか。 対策監 中頃に回答がでます。 ・市も、中津川警察署が岐阜県公安委員会に申 請し、今年度中に規制ができるように予定してい ます。 防災安全課 発言者 中村区区長 第一用水管理 組合長 21区副区長 発言の要旨 ・第一用水は、約350年前に古橋翁(源治郎)に より創設され、現在ではざっと5,000人が恩恵 を受けている。 ・ここ2年の間に、中村地内一本松で2度の土砂 災害があった。幸い用水までは至らなかったが、 もし、土砂の流入が起これば用水の機能はストッ プする。 ・用水は、土砂災害(特別)警戒区域を流れている が、鉄道の枕木で伏せ越しがしてある区域はほ んの一部分である。 ・流域には火災時の水源が断たれてしまう区域も あり、通水がストップした際の影響は非常に大き いので、土砂流入を防ぐための伏工を行ってもら いたい。 ・川上(カオレ)地区は区長を中心に、川上橋から 宮前橋までの中津川右岸道路を地元地権者の 協力を得て左岸の国道363号につなげ、周遊で きるよう努力しています。 ・平成22年12月に国土交通省の堰堤補修工事 が完成したのを機に、平成23年~24年の2ヶ年 にかけ地元住民が約500本の植樹を行い、施 肥・下草刈りなどの手入れを行っている。 ・2027年リニア中間駅完成のころには、植樹も 立派に育つので、集客に生かしたい。 ・川上橋からウエストン公園までの2.6kmを河 川公園と位置づけ、整備することを要望する。 答弁者 答弁要旨 答弁補足事項・今後の対応等 ・現地を調査したところ、山全体の防災対策が必 要であると感じた。 ・10月11日区長・水利組合役員と現地確認を実 農林部長 ・用水を全面的に伏工を行うことは、現況を見る 施しました。 限り不可能だと考えます。(伏工は)危険な個所 を地元と相談しながら考えていきたい。 ・河川公園の構想は、大変大きな構想であるの で、今ここですぐやりましょうという返事ができま せん。 ・中津川(河川名)は河川区域と保全区域の規定 基盤整備 があり、改修等を行う際には協議を行い、許可を 部長 とる必要があります。 ・現在、宮前橋の架け替え工事を行っている最中 ですので、今後、地元と調整しながら、時間をか けて前へ進めて行きたいと思います。 担当課 農業振興課 建設課 ・現在、市では、「観光戦略日本一づくり」というこ とで、日本一になるもの、なりそうなものを探して いるところです。 ・川上地区は、ウエストン公園をはじめ風光明媚 な大自然を有し、非常に良い素材であるので、P Rに使わせていただき、足を運んでいただけるよ うな観光地にできるよう頑張りたいと思います。 商工観光 部長 【市長補足意見】 「観光戦略日本一づくり」は、市内で取り組んで いるいろいろな試みがなかなか認知されていな い現状を何とかしようと、戦略をスタートさせまし た。 ・日本一にしようという素材がありましたら、出し ていただき、それらの点を線へとつなげていきた い。 観光課 発言者 尾鳩区区長 発言の要旨 答弁者 答弁要旨 ・尾鳩区は、急傾斜地や河川があり、がけ崩れ、 土石流、地滑りの(特別)警戒区域となっている。 ・災害が起こった場合、孤立するかもしれない集 落もあり、情報伝達を地域住民にきちんと行わな ・現在、市は防災行政無線について、音声の聞こ くてはいけないという問題がある。 えない地域及び聞こえにくい地域を整備していま ・過去に第一用水に土砂が流れ込み水害が起 す。 こった。こういった経験を活かし、区では防災パト ・それでも聞こえないところについては、希望者 ロールや中津川の支流の清掃活動を行なってい に対して戸別受信機の貸与を考えております。 る。 生活環境部 ・第一用水に関しては、雨量計を設置し、1時間 対策監 【追加質問に対する答弁】 の雨量が20mmを超えると水門を閉じている。 ・尾鳩区内で、エリアトークを必要として整備する 常に監視を行うことも課題である。 予定であれば、エリアトークに対応する(区長宅、 ・行政には、今以上に知恵を出して地域と一緒に 指定避難所などへ設置する)戸別受信機を貸与 問題解決にあたってほしい。 させていただきます。 【追加質問】 ・戸別受信機は、市の放送しか入らないのか。エ リアトークのような形で使うことはできるのか。 ・8月26日の砂防講演会で、中津川市としての 考え方を聞きたいという趣旨の質問に対して、多 治見工事事務所の回答のみで市職員が回答し 昭和区副区長 なかった。なぜ回答しなかったのか。 ・国土交通省は、遊砂工から上に伸びる林道の 旧19区割山山林 終点から歩道または道路を作ろうとしているが、 組合副組合長 市はどのように考えているのか。 ・地元は多治見工事事務所を通じて国へ要望し たいと考えている。 西7区区長 答弁補足事項・今後の対応等 【情報伝達】 担当課 防災安全課 【第一用水の雨量監視】 ・現在地元にて雨量計を活用して水門の開閉を 管理して頂いているところですが、常時監視は現 農業振興課 段階では難しいと思われます。今後地元(水利組 合)と相談しながら対応出来ることから改善してい きます。 ・講演会で、中津川市はどう思っていますかとい う質問に対しては、後援者の立場でもあったの で、回答できませんでした。 ・四ツ目川に関しては、砂防も遊砂工もできてお 基盤整備 り、かなり安全であるとは思います。 部長 ・歩道の件は、多治見事務所が直接関係者らと 交渉していくという方法のため、把握できていま せん。ただし、(多治見事務所などを)利用しない と先へ進まない山の中の工事ですので、協力を お願いします。 ①本町公園の管理は、指定管理者という方法に ・本町公園・遊歩道の管理とメンテナンスに関し より、ふれあい公社に清掃・管理してもらってい て二つ要望します。 る。 ①週末公園内でバーベキューを行うグループ ・ひがし生活の家の子どもたちにも清掃を行って ①公園管理 で、片付けをせずごみを放置していく人たちがい もらっています。 る。防災訓練も清掃をしてから行ったような状況 ・マナー向上については、使用の届けを出された です。すぐに禁止を求めるわけではないが、他の 人には、直火をせずコンロを使用し、ごみは自分 自治会の例も参考にしながら、公園管理に対す 基盤整備 たちで片付けるようお願いしている。 るマナーの向上の検討をお願いしたい。 部長 ・ごみ箱を置くと、そこに集中してごみを置いてい ②遊歩道の途中に水車があるが、現在壊れてお くので撤去した経緯があります。使った人が片付 り動いていません。遊歩道は、ミニ中山道という けるべきであるので、看板等で周知徹底していき ②水車の修繕 現在水車の修繕を発注しており、特殊な構造の ことで景観の賞を受けている。小水力発電を設け たいと思います。 ため時間がかかっていますが、今年中か来年1 て、ミニ中山道の水車を復活させ、発電した電力 ②遊歩道沿いの水車は、老朽化して壊れてお を遊歩道の街灯や庁舎などに利用するなど活用 り、直すにも費用がかかるので止めている。小水 月には修繕が完了する見込みです。小水力発電 することを提案します。 力発電を利用する件は、生活環境部と検討する につきましては、環境政策課と協議しましたが、 水の流れが足りないことから実施は困難です。 ということで、提案を受けたいと思います。 建設課 管理課 建設課 発言者 発言の要旨 答弁者 答弁要旨 答弁補足事項・今後の対応等 担当課 【9月に開店するクロスガーデンに関する問題 点】 ・2年前に三洋堂ができ、深夜まで煌々と明かり が灯るようになった。これは、区と三洋堂で、午後 10時には消灯するよう交渉した。しかし、24時 ・クロスガーデンの場所は、中津貨物との最初の 間ビデオの返却を受けているので、通行する車 開発行為の協議では、広場または駐車場を作る の音や一方通行を逆走するマナーの悪い運転は ということで行ったので、現在の店舗施設ができ 続いている。注意を啓発する看板を設置している が、解決はしていない。 ることは認識できなかった。 ・現状のような計画なら、周辺道路や歩道の整備 ・9月から、クロスガーデンが開店するに当たり、 車両の進入方法のルール(東進して来る車両は、 基盤整備 等、審査を行わなくてはいけないが、上記のよう 部長 な協議だったので審査を行っていない。 市役所方面に堤防道路を右折し、警察署手前を 西側から侵入する。)をオリックスという会社の担 ・今後は、堤防沿い道路にも歩道を作ってもらう ことにはなると思います。なお、小栗屋のタンク 当と数回打合せしているが、ルール通りに侵入し ない車両も多いと見込んでいる。また、車道と歩 が道路下に入っているので、道路改良には時間 はかかりますが、協議を行い対応はしていきた 道を縁石等で分離していないなど、歩行者・自転 い。 車が通行するための安全対策が取られていな い。 ・なぜ、このような未整備の状況で、市または県 が認可をしたか納得がいかない。 ・今後、区内で問題となる苦情、改良要望を提出 する際は、優先的に対応していただきたい。 管理課 建設課 8区区長 ・42年ぶりに中津川へ戻ってきたら、子どもの 頃、友達と水晶をとった思い出の場所(スイショウ ガネ)が、焼却場になっており大変残念に思いま す。 ・市が開発を行う際には、市民の意見を聞いたう えで地元と良く調整し、開発を行っていただきた い。 ・市の開発については、地元と調整しながら事業 を進めて行くので、地元を無視して行うことはな いと思います。こうした姿勢は、今後も徹底して 基盤整備 いきます。 部長 ・開発業者が開発を行う場合は、開発事業者に 対して、地元と良く調整するよう指導していきま す。 管理課 8区区長 ・街なかを歩いていると、旅行者に銭湯はないか と尋ねられることがあるが、街なかに銭湯がない ため、クアリゾートや環境センターを紹介せざる を得ない。 ・旅行者だけでなく、独居老人世帯や風呂が壊れ た場合など必要とする場合があると思うので、検 討をお願いしたい。 ・銭湯については、図書館建設跡地の活用のご 提案・ご提言と受け止めます。跡地活用について は庁内の検討委員会で、公共、まちづくり財団、 民間でできる事業を検討しておりますので、一つ 商工観光 の案としてあげさせていただきたいと思います。 部長 ・一方、行政改革推進課からサービス、飲食につ いては、行政が行わない方が良いという提言を 受けております。ご意見は、市というよりは民間 活用の課題と思われます。 商業振興課 東7区区長
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