教員の自己点検・自己評価報告書 s所属学部 経営学部 所属学科 職 位 地域ビジネス学科 教授 最終学歴 大阪府立大学大学院 経済学研究課経営学専攻 博士前期課程修了(MBA) 学 位 修士(MBA) 氏 名 藤森 憲司 専門分野 観光ビジネス Ⅰ 教育活動 ○目標・計画 (目標)国家資格である旅行業務取扱管理者試験の合格と観光を切り口とした地域振興の考え方を理解 し、社会で役立つ人材を育成する。 (計画)毎年 9・10 月に実施される国内・総合旅行業務取扱管理者試験(国家資格)合格に向けての指導育 成と観光関連科目(産業観光論・交通論・レジャー論)から地域活性化の取り組み事例を学ぶ。 ○担当科目(前期・後期) (前期)旅行法規・旅行約款・国内旅行実務・交通論・海外旅行実務Ⅱ・専門演習Ⅰ・専門演習Ⅲ (後期)海外旅行実務Ⅰ・観光英語・産業観光論・レジャー論・専門演習Ⅱ・専門演習Ⅳ ○教育方法の実践 毎年 9・10 月に実施される国内・総合旅行業務取扱管理者試験(国家資格)の関連科目については、通常 の講義以外に毎週1回の補講と 1 週間の夏季補講を実施し合格への取り組みをサポートした。その他 の観光関連科目については、 最新の観光情報を提供し学生に観光への興味を持たせるように工夫した。 ○作成した教科書・教材 資格試験関連科目では、過去問による練習問題を作成し、理解度の復習に活用した。その他の観光関 連科目では毎回の講義で「観光業界最新トピックス」を作成し観光への興味をひくように努力した。 講義内容では、穴埋め形式のレジメを作成し、学生が講義への関心を高めるように努めた。 ○自己評価 今年度も難易度が高かったため、国家試験合格率が昨年より低下。国内は 3 年連続 30%を切り、総合 では 5 年連続 20%を切りました。当校からの合格者は出せなかった。来年度から私に代わって専門学 校の講師が担当されるので、多くの合格者を望む。 Ⅱ 研究活動 ○研究課題 旅行ビジネスの事業システム研究と観光による地域振興研究 ○目標・計画 (目標)国・地方自冶体の観光における地域振興のあり方を研究する (計画)観光における大きな役割を持つ旅行会社の事業システム研究と国・地方自冶体の観光による地 域振興策を調査し、各地域における活性化の取り組み事例を研究する ○過去の研究業績(特許等を含む) (著書) ・共著『新しいスポーツツーリズムの可能性を探る』(地域創造研究叢書 NO24)の第 1 章「わが国にお ける観光立国実現への取り組み」 (p1~25)唯学書房、2015 年 12 月 (学術論文) ・取扱額から見た日本の旅行業界における経営戦略研究」 (査読付) 『東北亜観光研究』2011 年 2 月、第 7 巻第1号(p255~267) 1 ・ 「旅行会社の事業システム変化」大阪府立大学大学院修士論文、2012 年 3 月 (学会発表) ・ 「取扱額から見た日本の旅行業界における経営戦略研究」東北亜観光学会第 4 回学術大会、2010 年 8 月 ・ 「旅行会社の事業システム変化」第 63 回旅行ビジネス研究学会、2011 年 10 月 ・ 「総合旅行業務取扱管理者研修講師(担当:旅行業法)」一般社団法人日本旅行業協会 2014 年 6 月 於:名古屋 2015 年 6 月於:名古屋 (特許)なし (その他) 愛知県産業労働部観光コンベンション課が主催する「観光人材育成に関する研究会」に参加し、学生 のインターンシップ受入れについて調査協力した。 (愛知県観光協会HPにて現在掲載中) ○科学研究費補助金等への申請状況、交付状況(学内外) なし ○所属学会 旅行ビジネス研究学会、東北亜観光学会、観光人材育成に関する研究会 ○自己評価 専任教員として 3 年目となり、教育活動と研究活動ともに進めることができた。 Ⅲ 大学運営 ○目標・計画 (目標)教育旅行向上委員会と防災委員会にて、その職責を果たし、大学運営に貢献する (計画)学生の就職活動を向上させるべく実務家教員として積極的に活動する ○学内委員等 教育旅行向上委員会委員・防災委員会委員 ○自己評価 教育旅行向上委員として、経営学部FDの推進に貢献した。防災委員として、防災マニュアルの作成 や防災訓練を実施した。 Ⅳ 社会貢献 ○目標・計画 (目標)愛知県内の観光関連団体における産・官・学の取り組みを推進する。 (計画)愛知県主催による「観光人材育成に関する研究会」での活動を通じて、地域・学校に貢献する ○学会活動等 旅行ビジネス研究学会へ参加し、最新の旅行ビジネスの情報収集に努めた ○地域連携・社会貢献等 愛知県が主催する「観光人材育成に関する研究会」に参加し、積極的な施策実現に努めた。 特に今年度は、当校の学生 5 名を、旅行会社エイチアイエスへの秋季インターンシップを実施し、5 名の内定を得ることが出来た。 ○自己評価 「観光人材育成に関する研究会」への参画では3年目であったため、当校学生の旅行会社への就職に 大きな貢献が出来た。 2 Ⅴ その他の特記事項(学外研究、受賞歴、国際学術交流等) なし Ⅵ 総括 専任教員として3年目となり、おおむね目標を達成することが出来たと思います。 以 上 3
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