車軸軸受の保守作業ロボット 鉄道における 3D プリンタの利用

車軸軸受の保守作業ロボット
原題:Robot
automates bearing overhauls
●誌名:RGI: Railway Gazette International Vol.171 No.12(2015-12) p.52
●言語:英語 ●原文中図:2 ●表:0
貨車の輪軸に適合する軸受を資材置き場から選んで軸
端にセットする作業を行うロボットが、アメリカの一級
鉄道会社において、貨車の全般検査の近代化プログラム
の一環として、2015 年 11 月に使用開始された。自動車
輪削正装置や車輪交換装置などに、このロボットを加え
ることにより、輪軸保守の時間の短縮と省力化に加えて、
作業の安全性向上が達成される。
車
両
多軸のロボットアームが輪軸に適合した
軸受を選び、プレスで圧入される位置に
セットする
出典 RGI: Railway Gazette International
鉄道における 3D プリンタの利用
原題:3-D-Druck
bei der Bahn: Die neue Technologie nimmt Fahrt auf
●著者・所属:Dagmar Rees ; ETR 誌特派員 , ドイツ
●誌名:ETR: Eisenbahntechnische Rundschau Vol.64 No.12(2015-12) pp.67-71
●言語:独語 ●原文中図:5 ●表:0
積層製造法の開発が急速に進んでおり、鉄道においても
同法の適用の可能性が拡大している。この新しい技術によ
って何が可能になったのか、今後どのように発展するのか、
鉄道分野がそれをどのように利用するかについて概観する。
製造および操作の両面から、その応用について述べる。
出典 ETR: Eisenbahntechnische Rundschau
積層製造法で作られた ICE 用主電動機のアルミ製部品
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World Railway Technology 2016.4