第 5 世代の移動通信技術は Bahn4.0 を可能にする 原題:5G ermöglicht Bahn 4.0 ●著者・所属:Frank H.P.Fitzek ; ドレスデン工科大学 , 教授 , ドイツ , Gerhard Fettweis ; 同 , 研究員 , 同 , Josef Stoll ; DB, 主任技師 , 同 , David Schulz ; 同 , 技師 , 同 , Sarah Finkeisen ; 同 , 研究助手 , 同 ●誌名:ETR: Eisenbahntechnische Rundschau Vol.65 No.1+2(2016-1+2) pp.10-14 ●言語:独語 ●原文中図:5 ●表:0 DB(ドイツ鉄道)では、ほぼ 30 年毎に新しい設計によ る車両が生まれ、 15 年ごとに改良が施されてきた。しかし、 今後は移動通信技術の普及発展に伴い、DB 自体における 各種の情報はもちろん、関連する企業や消費者間通信を 含めた情報通信機能の多様化と多量の情報処理をリアル タイムで可能とする、高度な通信技術への対応を強化し ていく必要がある。現在、次世代の標準的移動通信技術 5G に関する研究開発が世界的に進められており、ドイツ 政府は現在、これらの技術を導入して、製造業のより高 度化を目指す戦略的プロジェクト Industrie 4.0 を推進し ている。DB もこれに対応した Bahn 4.0 を推進するため の研究開発を、2014 年にドレスデン工科大学に開設され た 5G 研究所と共同で進めている。現在、 Bahn 4.0 の実 次世代の移動通信技術 5G による企業、個人等の相互情報通信ネットワー クのイメージ 現の一環として、長距離運行列車のエネルギー管理、運 行中の列車間における情報交換や関連する膨大なデータ 出典 ETR: Eisenbahntechnische Rundschau 処理を安全かつリアルタイムで行うための研究開発を進 めている。 情報・信号通信 鉄道車両におけるデジタル情報サービスの展開 原題:The connectivity conundrum ●著者・所属:Andrew Taylor ; Nomad Digital 社 , 最高経営責任者 , イギリス ●誌名:RGI: Railway Gazette International Vol.172 No.2(2016-2) pp.51-53 ●言語:英語 ●原文中図:2 ●表:0 Wi-Fi および車上におけるデジタル情報の伝達 は、乗客サービスの基本となる認識が高まってい る。しかし、Nomad Digital 社の技術専門家による と、車上コンポーネントを知的に利用して鉄道事 業者にサービスを提供することがポイントであり、 ウェブアクセスのコストを削減することができる。 同社は携帯電話方式を用いて鉄道事業者および乗 客へのサービスを展開をしており、オーストリア 連邦鉄道を例に紹介した。 オーストリア連邦鉄道と Nomad Digital 社は、 車上におけるデジタルサービスへの膨大な投 資を見据えた協定に調印した 出典 RGI: Railway Gazette International 29 World Railway Technology 2016.4
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