インド:CIL 在庫調整に向けて 輸入炭の価格上昇に注目 2016 年 7 月 28 日掲載 7 月 15 日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)は、増加した在庫の調整に向けて、国際石炭価格の 上昇に注目している。また、国内消費者が、輸入炭を避け、国内炭を選択するように、より多くの取引者 の獲得に努力しているとした。 CIL の販売幹部は、豪州炭と南アフリカ炭の価格上昇は、輸入価格を更に上昇させ、インド国内石炭に 対する需要を後押しするとした。豪州の一般炭価格は過去 2 カ月で約 25%の上昇、一方、南アフリカの一 般炭価格は同時期で約 15%上昇した。これらの価格上昇は、最大需要家である中国(生産量の削減と輸入の 回復)に支えられている。 CIL の幹部は、国際市場価格の立ち直りは、CIL にとっては良い兆しであり、この傾向が続くと、幾つ かの需要家を輸入炭から CIL 炭に転換できるだろうとした。また、在庫削減に向けて、新規の需要を探し ているとし、5 月には高品位炭価格を、輸入炭との競争、需要確保のために値下げしたとのこと。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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