インド:CIL 先物競売は好調 2016 年 8 月 18 日掲載 8 月 8 日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)は、先物競売では、大きな反応があり、2016 年度は 少なくとも 120 百万トンの石炭の引き合いが期待されるとした。 CIL によると、石炭は供給過剰の状態だが、好調な先物競売にて、石炭会社は生産を継続することにな る。一方、効率的な貯炭管理にて、7 月末での貯炭量は約 53 百万トンだとした。 CIL の計画では、今後 6 カ月にて、電力部門と非電力部門の大手消費者に対して、電子競売にて 60 百 万トン分を提供する。また、年間を通じては、120 百万トンまで増加するだろうとした。直近の電力部門に限 定した先物電子競売は、8 月初めに開始したが、CIL は、約 18 百万トンの予約を確保した。 更に、CIL は、競売石炭にて、混合石炭(高品位炭と低品位炭の混炭)を、沿岸部の石炭火力発電所での 輸入炭の適切なる代用品として提供するとした。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
© Copyright 2024 ExpyDoc