160729 中国人スタッフ配置で接客向上に成功

News Release
平成 28 年 7 月 29 日
数から質に変化しているインバウンド需要に向け
中国人スタッフ配属で接客向上に成功
流通・サービス業に特化したアウトソーシング事業を展開する株式会社メディアフラッグ(本社:東京都渋谷区、代表取締
役社長 福井康夫)は、関東圏内で複数店舗のアパレルショップの運営を受託しております。
今回はスポーツアパレル店舗においてインバウンド需要の高い店舗に中国人スタッフを派遣した結果客単価、セット率に大
きく差がありましたことをご報告いたします。
◆ 中国人スタッフ配属の背景
2015 年の訪日外国人数は 1937 万人。そのうちの 25%を中国人が占めており大きな市場となっています。
最近では以前のように単なる「爆買い」ではなく「体験型」の人気など消費傾向にも変化がみられます。
さらに中国政府は海外で購入した商品を国内に持ち込む際に課す関税を引き上げ、2016 年 4 月 8 日から適用を開始。
これにより中国人の買い物への意識の変化が生まれてきています。本当に納得のいったものを安心して購入したいという声
や、格安航空会社(LCC)の急速な普及などの影響で日本への旅費が以前より安くなったことなどから一度に大量に買うより
も年に2回、3回とリピートして買い物をする、といった傾向が多くみられるようになりました。
そういった背景を踏まえ当社では以前からインバウンド需要の高い店舗に中国人スタッフを配属致しました。
◆ 言葉の壁が無い事で追加での販売や細かなニーズの引き出しに成功
対インバウンド客に対する 1 ヶ月の客単価、セット率を集計いたしましたところ同店舗の日本人スタッフに比べ客単価が
125%。セット率が 115%高いという結果となりました。
言葉が通じないことによりどのような商品をお求めになられているのかがはっきりわからず目についた物のみでの購入に留ま
ってしまったり、用途での絞り込みが出来ず追加での商品提案が難しかったりなどの要因があります。そういった中で言葉の
壁がない中国人スタッフはよりお客様の求めている商品の聞き出しに成功し他のスタッフよりも正確な商品提案が出来た結
果セット率、客単価が向上したとみられます。
◆ 中国のお客様に需要の高い商品を集約し消化率アップ
さらに中国人スタッフによるリアルタイムでの需要の聞き出しをもとにメンズ、ウィメンズなどのカテゴリー別に中国のお客様に
人気のある商品を選別し集約。
他の店舗に比べ該当カテゴリーの総売り上げに対する集約商品の構成比が 1.5 倍という結果になりました。
<現場日本人スタッフの声>
・今まで細かく聞けなかったリアルタイムでの需要が分かるようになり売り場構築などに役立った。
・言葉が通じないことにより接客に時間がかかっていた分を他の日本人客や作業などに充てられるようになった。
・POPなど随時翻訳が出来作成がスムーズになった。
・中国の方は仲間意識が強く、一度心を開いていただけるとその後もご友人を連れて戻ってきてくださったりなどリピーターの
方が格段に増えた。
<お客様の声>
・こういった商品を探していることを細かく伝えることが出来安心して買い物が出来た。
・英語が喋れなく話しかけるのを躊躇してしまうが母国語での会話が出来楽しく過ごせた。
・「中国語対応スタッフいます」のPOPが分かりやすかった。
◆ 総括
中国のお客様が多い店舗にて日本人スタッフのみでの対応ですと、細部まで伝わらずご要望に応えられない場合があります。
今までは接客で困る事も多く対応に時間がかかっていました。弊社では日本語も話せる中国人スタッフを店頭に配属する事
で中国のお客様のニーズの引き出しから商品提案を行う事が出来、複数点の購入に繋がります。
中国人スタッフ配属をお考えの際は是非弊社までお声掛け下さい!
◆ 株式会社メディアフラッグ 会社概要
社
名
事業内容
: 株式会社メディアフラッグ (コード番号:6067 東証マザーズ)
: 流通・サービス業に特化した、インターネット活用型アウトソーシング事業。消費財メーカー向け営業
アウトソーシング、店頭リサーチ事業、マーケティングに関わるシステム開発および ASP 展開。
調査インフラとして、全国 47 都道府県のメディアクルー(登録スタッフ)数が 19 万人を超える。
設
立
: 2004 年 2 月
資 本
金
: 287 百万円(2014 年 12 月末現在)
代 表
者
: 代表取締役社長 福井康夫
本社所在地
: 東京都渋谷区渋谷 2 丁目 12-19 東建インターナショナルビル 10F
従業員数
: 549 名(メディアフラッグ単体、グループ全体では 897 名)(2014 年 9 月 30 日現在)
WebURL
: http://www.mediaflag.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ■
株式会社メディアフラッグ
広報担当
TEL:03-5464-8321 / FAX:03-5464-8322 / E-mail:[email protected]