北海 道 に おける参 院 選 の結 果 につ いて 2 0 16・ 7・ 1 1 日本 共 産 党 北 海 道 委 員 会 ・ 常 任 委 員 会 ( 1 ) 10 日、 投 開 票 され た 参 院 選 で は 、「野 党 共 闘 」 が 実 現 し た 全 国 3 2 の 1 人 区 で は 、 11 の 選 挙 区で 勝 利 しま し た 。 日本 共 産 党 は 、 比 例 代 表 で い わ ぶ ち 友 候 補 の 当 選 を は じ め 5 議 席 、 選 挙 区 では 東 京 で 山 添 拓 候 補 が 当 選 し 、 改 選 議 席 3 か ら 6 議 席 に 前 進 し、 非 改 選 あ わ せ て 1 4 議 席 と なり ま し た 。 北 海 道 で は 、 定 数 3 に な っ た 選 挙 区 に 森 っ ね と候 補 を 擁 立 し 2 3 万 9 5 6 4 票・ 9 . 4 1% ( 13 年 2 7 万 2 10 2 票・ 1 1. 3 5 % ) を獲 得 し ま した が 、議 席 獲 得 は な りま せ ん で した 。 比 例 代 表 は 、5 0 万 票 ・ 18 % 以 上 を め ざ し ま した が 、2 8 万 7 8 4 2 票 ・ 11 . 4 % (13 年 2 6 万 1 3 2 3 票 ・ 10 . 76% 、14 年 総選 挙 3 0 万 2 2 5 1 票・ 1 2・ 0 9 % ) で した 。 「野 党 共 闘 」 を リー ド し、 安 倍 政 権 と対 決 す る 日本 共 産 党 と森 っ ね と候 補 に 、 か つ て な い 注 目 と期 待 が 広 が り、 党 躍 進 の 条 件 が 大 き く広 が る も と で の た た か い で した 。 し か し、 初 め て の 全国 的 な 「野 党 共 闘 」 選 挙 、 選 挙 区 の 定 数 増 と 自 民・ 民 主 の 複 数 立 候 補 、 候 補 乱 立 な ど 、 複 雑 な 選 挙 情 勢 の も とで 、 党 躍 進 の 条 件 を くみ 尽 く す た た か い が ふ さ わ し く展 開 で き ず 、 残 念 な が ら掲 げ た 政 治 目標 を 実 現 させ る こ と が 出 来 ま せ ん で した 。 今 後 、 深 い 総 括 を進 め 、 次 の 闘 い で 必ず 躍 進 、 勝 利 す る た め に 奮 闘 す る決 意 で す 。 ご 支 持 い た だ い た 有 権 者 の み な さ ん 、 ご奮 闘 い た だ い た 支 持 者 、 後 援 会 員 、 党 員 の み な さ ん に 心 か ら お 礼 を 申 し上 げ ま す 。 (2 ) 4 月 に た た か っ た 5 区 補 欠 選 挙 は 、「野 党 と市 民 が 力 を 合 わ せ れ ば 政 治 は 変 え られ る 」 とい う 希望 を 全 国 に 発 信 し、 3 2 の す べ て の 1 人 区 で 野 党 統 一 候 補 を 実 現 す る 大 き な 原 動 力 とな り ま し た 。今 度 の 参 院 選 は 、 こ の よ うに 野 党 共 闘 が 全 国 に 広 が り、「共 通 政 策 」 の 発 展 な ど い っ そ う 進化 す る 中 で 、「政 治 は 変 え られ る 」 と い う希 望 が 広 が る 中 で た た か わ れ ま した 。 そ れ は 、 野 党 共 闘 の 前 進 に 真 剣 に 、 誠 実 に 努 力 す る 日本 共 産 党 へ の 注 目 と信 頼 を 高 め 、 こ れ まで 党 とは一 定 の距 離 が あっ た人 々、 他 党 支 持 だ っ た人 、保 守層 や 市 民層 、無 党 派 の方 々か ら も 「 自 分 の 候 補 を 下 ろ して ま で 野 党 共 闘 を 進 め る 共 産 党 は 凄 い 」「共 産 党 の 英 断 に 敬 意 」 と い う 声 が ど こ で も 寄 せ られ る な ど 、 ワ ク ワ ク す る よ うな 情 勢 の 激 変 を 実 感 しな が ら の 選 挙 で し た 。 安倍 政 権 の争 点 隠 しを許 さな い政 治 論 戦 も重 要 で した。 最 大 の 争 点 は 「戦争 法廃 止 、 立憲 主 義 の 回 復 」 に あ る こ と、 同 時 に 、「安 倍 暴 走 政 治 」 の 全 体 に ノ ー の 審 判 を 下 す 選 挙 に と、攻 勢 的 な 論 戦 を 進 め ま した 。 こ う した 論 戦 を 通 し て 、「戦 争 す る 国 を 許 さ な い 1 票 は 日本 共 産 党 、森 つ ね とへ 」「憲 法 9 条 を 守 る 1 票 は 日本 共 産 党 、 森 つ ね とへ 」 の 訴 え が 共 感 を 呼 ぶ 力 と な りま し た 。 ま た 、「ア べ ノ ミ ク ス 」 に 変 わ る 「3 つ の チ ェ ン ジ 」、T P P 問 題 、原 発 問 題 、沖 縄 問 題 な ど 、 ど の 問 題 で も 国 民 的 対 案 を 示 す 日本 共 産 党 の 論 戦 は 、 自公 勢 力 を 徹 底 し て 追 い 詰 め ま し た 。 引 き 続 き 、 安 倍 政 権 とた た か い 、 掲 げ た 公 約 の 実 現 に 、 森 っ ね と候 補 を 先 頭 に 、 国 民 、 市 民 の み な さ ん と力 を合 わ せ て 全 力 で 奮 闘 す る 決 意 で す 。 (3 ) 選 挙 戦 を 通 じ て 、 今 度 の 選 挙 の 対 決 構 図 が 「 自公 と補 完 勢 力 」 対 「 4 野 党 プ ラ ス 市 民 」 で あ るこ と が 浮 き 彫 り に な り ま し た 。 5 区 補 選 の 経 験 を 生 か して 、「市 民 、国 民 と と も に た た か う選 挙 」 を 一 貫 して 追 及 し て き ま し た。 5 区 補 選 を と も に た た か っ た 「市 民 の 会 」「市 民 の 風 ・ 北 海 道 」 は 、市 田 副 委 員 長 を 迎 え た 札幌 街 頭 演 説 に 川 原 茂 雄 ・ 共 同 代 表 が 参 加 し、 応 援 演 説 を し て くれ た の を は じ め 、 森 っ ね と候 補を 他 の 野 党 候 補 と と も に 推 薦 し、池 田美 紀 氏 か ら も「必 勝 祈 願 」が 届 き ま した 。最 終 日の「J C P s p e ecb 」 に は 、「市 民 の 風 」、 反 原 連 、 ユ ニ キ タ 、 マ マ の 会 、「最 賃 デ モ 」 な ど の 代 表 が 、 そ れ ぞ れ市 民 と 野 党 の 共 同 の た た か い の 重 要 性 、党 へ の 期 待 を 語 っ て くれ る な ど 、14 年 総 選 挙 か ら始 まっ た 「市 民 と共 に た た か う選 挙 」 は 、 5 区 補 選 、 さ ら に 参 院 選 で も発 展 させ て き ま し た 。 今 後も、 あ ら ゆ る 日常 活 動 で 「市 民 、 国 民 と と も に 」 を 貫 き 、 広 範 な 市 民 運 動 と結 び つ き 、 深 い 信頼 関 係 を 築 き発 展 させ ま す 。 (4 ) 北 海 道 の 結 果 は 、 比 例 代 表 、 選 挙 区 と も に 目標 に は 及 び ま せ ん で した 。 特 に 、 論 戦 、 対 話 で はか つ て な い 注 目 と期 待 が あ っ た だ け に 、 な ぜ そ の 可 能 性 を 得 票 の 躍 進 、 議 席 獲 得 に 結 び つ け る こ とが 出来 なか っ た のか 、今 後 、深 い検 討 を行 い 、 次 のた た か い に い かす べ き教 訓 を明 らか に して い き ま す 。 決 定 的 に 重 要 な こ と は 、 党 の 自力 の 問 題 で す 。 党 員 の 高 齢 化 に と も な い 活 力 が 落 ち 、 求 め られ る 規 模 の 活 動 が 困 難 に な っ て い る 党 組 織 も 少 な く あ りま せ ん 。 党 員 や 読 者 拡 大 で も 、 依 然 と し て 後 退 傾 向 を 打 開 で き て い ま せ ん 。 2 6 回 党 大 会 が 呼 び か け た 「党 勢 の 倍 加 」「世 代 的 継 承 」 の 課 題 に 正 面 か ら取 り組 み 、 切 り開 く こ とが 切 実 に 求 め られ て い ま す 。 同 時 に 重 要 な こ と は 、 こ の 分 野 で も 新 しい 可 能 性 が 広 範 に 生 ま れ て い ま す 。「市 民 と の 共 同 」 で 、 こ れ ま で 結 び つ き の な か っ た 若 者 が 党 に 接 近 し、深 い 信 頼 関 係 が つ く られ 、 入 党 す る 青 年 も 生 ま れ て い ま す 。 ま た 、 5 区 補 選 で は 無 党 派 層 の 7 割 が 池 田真 紀 候 補 に 投 票 し ま した が 、 今 回 の 参 院 選 の 出 口調 査 (道 新 )、「無 党 派 の 比 例 代 表 投 票 先 」 で 日本 共 産 党 を 選 択 した 比 率 を 見 る と、 2 0 10 年 7 . 1 % 、 13 年 1 3 . 5 % 、 今 回 14 . 7 % と倍 に 増 え て い ま す 。 ま た 、「支 持 政 党 な し」層 の 投 票 動 向 で 、 1 番 が 徳 永 エ リ候 補 2 7 % 、2 番 目 に 森 っ ね と候 補 2 0 % とな っ て い ま す 。広 が る 党 へ の 期 待 と信 頼 を確 信 に 、た だ ち に 強 く 大 き な 党 づ く り に 力 を 尽 く し ま し ょ う。 北 海 道 の 党 に は 、 14 年 に 当選 し た 畠 山 和 也 衆 議 、 紙 智 子 参 議 、 そ して 今 回 、 い わ ぶ ち 友 さ ん の 議 席 が加 わ りま した 。 こ の 議 席 は 、 安 倍 暴 走 政 治 を 許 さな い 議 席 、 道 民 の 願 い を 国 会 に 届 け る議 席 で す 。 党 道 委 員 に は 国 会 議 員 団 と力 を 合 わ せ 、 道 民 の 願 い に 応 え る た め に 、 さ ら に 市 民 と野 党 の 共 同 、 野 党 共 闘 を い っ そ う発 展 させ 、 道 民 の 期 待 に 応 え る た め に 全 力 を 尽 く し ま す 。 南 ス ー ダ ン の 内 戦 は い っ そ う悪 化 して お り、 戦 争 法 廃 止 の た た か い は ま す ま す 重 要 で す 。 改 憲 阻 止 、 安 倍 暴 走 政 治 ス ト ッ プ の た た か い を 国 民 と と も に す す め ま し ょ う。 来 た る 総 選 挙 の 勝 利 へ 、 野 党 共 闘 を い っ そ う発 展 さ せ 、 党 の 自 力 を つ け 、 い っ そ う頼 り が い の あ る 大 き な 党 の 建 設 へ 、 新 た な決 意 を持 って踏 み 出 します 。 以上
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