人材育成活動 3

3.人材育成活動
人材育成活動
3
❏産業振興分野
<山岡塾> 経過と現状の報告
1.<山岡塾>誕生の狙い
13年前、滋賀大学経済学部2回生有志6人により私的勉強会グループ<山岡塾>が形成された。このグルー
プの目指す方向は<よりよい社会人、より良いビジネスマンとなるためには今、どのようなことを勉強すべきか?>
を模索し、深堀することにある。勿論、彼等は滋賀大経済学部生として勉学に勤しんではいるが、それだけでは胸
中のモヤモヤが解消されていない。その胸中とは
1)4年間の学生生活をもっと充実させたい
→目標を持ち、それに青春をぶつけたい
2)大学卒人として社会に旅立つ時点で<大人の社会人>としての素養(雑学)が身についていないのではな
いか
3)学生からビジネスマンに変身する際、戸惑い無く移行したい
4)ビジネス社会で落ちこぼれない為の充電をしておきたい
などである。
これら疑問点の解き明かし指南役として40年の修羅場経験者の筆者が名指しされた。
2.経過の内容
以来13年間、試行錯誤を繰り返しながら昼の部は陵水会館や講義室でレクチャーやグループ討議を、夜の部
では居酒屋や学生の下宿で鍋を囲みながら筆者の経験談を続けてきた。
その内容の一部を下に記す。
1)プロビジネスマンの要件
2)日本企業の長所と短所
3)(企業での)業務遂行能力とは・・・計画力・統制力・分析力・判断力
4)コミュニケーション能力・交渉力・折衝力
5)<人間力>について
6)リーダーシップについて
7)モチベーションについて
8)ビジネス社会の常識について
9)日本を語ろう・・・歴史、経済、日本人
10)優秀企業とは?・・・大企業と中堅企業、成長と安定、老舗と新興
等々
3.<山岡塾OB会>
毎年5月連休に全国からOB諸君が参集し、在校塾生も参加して昼の部は特定テーマの発表・討論会、夜の部は
懇親会で交流と人間形成に励んでいる。
3.人材育成活動
4.謝辞
<山岡塾>の運営に当たり色々と助言頂いた伊藤教授、センター事務局の畑中氏にお礼を申し上げます。
山岡の経歴:オムロン(株)取締役、オムロン熊本(株)代表取締役社長
現)STEP-21主席コンサルタント(企業経営、人材育成)
(文責
客員研究員
山岡 與一)