２０１６年７月１４日（木曜日）（第三種郵便物認可）特　集　（４）ＦＴＺ基点に利用じわり拡大する傾向にある  そうした中で  造業や物流の比重は徐々に南下背景に  アジア域内における製南アジア諸国の経済成長などを・ワン﹂への期待感  さらに東代表される﹁チ  イナ・プラスと  それに伴うベトナムなどにいた  しかし中国経済の減速感そして香港などが主役とな  てでは  これまでは釜山や上海  アジアにおける国際ハブ拠点Ｃが高雄港や台北港  基隆港なられており  現在はこのＴＩＰ湾運営に向けた取り組みが進めのＴＩＰＣを通じて一体的な港  年３月にＴＩＰＣが発足  これて目立たなか  た台湾だが  これまで釜山や上海の陰に隠ずつ注目が集ま  ている  に位置している台湾に今  少しアとの結節的ともいうべき場所地理的に北東アジアと東南アジいイをりるチハ    ブＦ  とＴンすＺもるを徐新活々た用になす動国るき際形始サでめプ台てラ湾こうした取り組みの成果もあいくこととな  ているところ  野での協力・交流を推し進めて流やクル  ズなどさまざまな分シ  プ協定を締結しており  物県・那覇港との間でパ  トナ  提携も推進  昨年４月には沖縄台湾ハブ特集ＦＴＺ構想を推進またＴＩＰＣでは海外港とのめているところだ  など  さまざまな取り組みを進︵小堺祐樹︶のエクスプレスサ  ビスの強化透明だ  台湾ハブ構想の現状と課題を追  た  での物流倉庫建設や  台中間でとしての地位を確固たるものにできるかはなお不際物流公司︶を設立  ＦＴＺ内﹁取り組みが中途半端﹂との声もあり  ハブ拠点物流会社ＴＩＰＬ︵台湾港務国る  ただ  その一方では﹁そこまでの需要が無い﹂る一方  ＴＩＰＣ自身が傘下にライチ   ンを構築する荷主が少しずつ増えていしたＦＴＺへの投資誘致を進め・ネ  トワ  クを武器に  台湾を基点に国際サプに置かれている  台湾ではこうており  交通部航行局の管理下ＴＺ︵自由貿易区︶や  充実した海空のインフラの計７カ所にＦＴＺが設置されＣ︵台湾港務股  有限公司︶を中心に推進するＦ台中  安平  高雄  蘇澳  桃園みを進めている  ２０１２年に設立されたＴＩＰに向け  台湾がゆ  くりと  しかし着実に取り組アジア域内におけるハブ拠点としての地位確立る  台湾では現在  基隆  台北  を統括・運営する形とな  ていど国際港湾７港  国内港湾２港近鉄エクスプレスの桃園新倉庫るＣ始  商す品るの予取定りで扱  い中も国開へ始のし輸て入いＥに中国のＥＣ事業者が利用を開ころ  また  先月からは  新ためていく戦略を推進していると供することで荷主との関係を深ト  タル・ソリ   シ  ンを提く  こうして倉庫や陸送などのあるＮＶＯＣＣ事業だけでなてきたという  同社では基盤での  試行錯誤を経て軌道に乗  当初は相当な苦労があ  たもの回のプロジ  クト実現のために細かく管理する必要があり  今て必要な貨物数をピ  ス単位でスト向けでは  オ  ダ  に応じ舗を多数運営しているカ  クエキングにも対応  特に小規模店  ト単位だけでなくピ  スピ  しかし  この新倉庫ではパレが現状だ  たという  た倉庫はほとんど無いというのに対応できるだけの品質を備えるより高度なサプライチ   ン庫管理やピ  キングが求められきるものの  ピ  ス単位での在規制緩和  まだ道半ば台湾最大の港、高雄港ＴＩＰＣの物流子会社であるＴＦＴＺ倉庫は  先に紹介した送コスト削減を実現している  に再混載して出荷することで輸高雄に集約  米国の仕向地ごとしていたが  これを機に貨物を湾や中国から米国へ貨物を直送貨物だ  これまでＡＡＰは  台・オ  ト・パ  ツ︵ＡＡＰ︶の自動車部品小売大手アドバンス取り扱  ているのは主に米国のら  高雄港でＦＴＺ倉庫を稼働  ンテナ︵ＯＥＣ︶は今年１月かるオリエント・エクスプレス・コる  台湾最大のＮＶＯＣＣであ事例は高雄港でも始ま  ていＦＴＺを活用した台湾ハブのず  輸入した後はロサンゼルス国向けの海上輸送部分のみなら始しており  アジア各国から米  年からＡＡＰの取り扱いを開物を取り扱  ている  ＯＥＣは店を運営するカ  クエストの貨同社傘下で自動車部品チ   ンけで開階６も地倉Ｉ現たほ業部０のに庫Ｐ在  ぼは分０で２はＬ  フ今を平  階２が同ル年借方倉建万建倉稼１り  庫て２設庫働月受  面の０しで状だけＯ積上０たは態   自Ｅは屋０もＡへた社Ｃ各を平のＡとがは階建方だＰこ  でこが設   とぎ半運の約しのこ  着年営２７た土の  での貨物の取り扱いには対応で地場の倉庫では  パレ  ト単位のが現状だ  た﹂と振り返る  べてこれまで大きく遅れていたの倉庫というのは中国などに比別助理は﹁率直に言  て  台湾う大輸けと庫中大さ今内地港Ｏ   送ににに国きせ回輸ご背Ｅ％コ輸コ集かくた  送と後Ｃ削ス送ン約ら変の高もにのの減トしテし調更を雄提ト自韓すはてナた達  機で供ラ社駿る従いを後し現にＦしン倉逸こ来る仕  た在  Ｔてス庫集とと  こ立最貨は物Ｚいロへ団が比れて終物国流倉た  搬董可較にて仕を内モ庫  ド入事能しよ米向高おデをしし  長とて国地雄よル開かて仕特い最り向ご倉びを業し国向  高雄でも新鋭ＦＴＺ倉庫始動機能  危険品庫を有し  医薬品の温湿度管理機能や冷凍・冷蔵で   度︵プラスマイナス５度︶０００平方  という巨大なもの骨６階建てで延べ床面積３万９高い  また  その倉庫規模も鉄約   と  海空両面で利便性が増加している台北港からも西に湾北部の玄関港として取扱量が距離であることはもちろん  台に位置している  空港から至近が開発したＦＴＺエリアの一角易港区︵ＦａｒＧｌｏｒｙ社︶で  台湾企業の遠雄航空自由貿この新倉庫は桃園空港の東側ｒｍｉｎａｌ﹂もその一例だ  イエンス関連の獲得も今後目指が主体  ヘルスケアやライフサシ   マ向け一般電機機器などパソコンやカメラとい  たコン導体や液晶関連  化学品に加え  る見通しだ  貨物層としては半はほぼフル稼働状態を達成でき働率は約９割を達成  年度内にマ  チングしたことで  既に稼時期やマ  ケテ  ングがうまく主の潜在的ニ  ズと倉庫の稼働り高品質なサ  ビスを求める荷地場倉庫の品質に満足せず  よ比較して決して安くはないが  という点では周辺倉庫の相場といでスのそるものＰの  最取Ｉ品先得Ｃ質端準／にの備Ｓ応物にじ流入Ｇて施るＭ  設なＰ利とどラ用な  イ料  台セ金て湾ン画はにまだ３予で  ３定既０さに０れ３平て回方い拡  る張ま拡しで張て広でおが総りる面  計積次るなど厳重に管理される  これおり  区画全体が金網に覆われ全に他のエリアとは分けられてけでなく  職員の出入り口も完ＴＺエリアは貨物の搬出入口だ韓国や台湾国内などに出荷  Ｆセンブルした後に日本を中心にから調達した貨物を集約し  ア社が使用しており  中国や香港能となる点  現在は米系荷主１が変わるような高度な加工が可居住者在庫機能や  ＨＳコ  ドＴａｏｙｕａｎＦＴＺＴｅ違いは  法人税が免除される非由貿易港区の新倉庫﹁ＫＷＥ︵国際物流中心︶との決定的なに稼働させた台湾・桃園航空自けたＦＴＺエリアだ  ＩＬＣ近鉄エクスプレスが  年７月特徴となるのが１階部分に設台湾経由で日韓・国内へれ１分の１ずつを占めている  日系・欧米系・台湾系がそれぞす  物量ベ  スで見てみると  （５）特　集　２０１６年７月１４日（木曜日）（第三種郵便物認可）米国向けの自動車パ  ツから厦門と基隆をまず皮切りと  ビスを展開していたが   年もとは沖縄を基点として内航サ下地米蔵社長︶も同じだ  もと置く南西海運︵本社  那覇市  う点では  同じく沖縄に本社ををハブ基点として活用するとい沖縄  台湾間を結んで  台湾同社のサ  ビスの魅力は  航供している  アなどとの輸出入サ  ビスを提しており  台湾経由で東南アジ手船社ワンハイラインズと提携らに台湾では  アジア域内の大は高雄にも新規配船を開始  さしてサ  ビスを開始し  その後減を見込んでいるという  の輸送に比べ  物流コストの削を図  ている  従来の本土経由向けの移出貨物の取り込み強化輸入貨物  および沖縄から本土用し  東南アジアや中国からの携  沖縄と台湾をハブとして活に戦略的パ  トナ  シ  プを提実際  ＦＴＺのメリ  トとしいうのが現状だ﹂と率直に語る  化  規制緩和が進んでいないとで期待されていたほどの自由きているとは言い難い  ＦＴＺものだ  たが  まだ効果が出てＬ設立もＦＴＺ推進を企図したＰＣの李泰興総経理は﹁ＴＩＰ足しているわけではない  ＴＩＴＩＰＣとしても  現状に満いというのが現状だ  現時点ではまだそうな  ていなに増加しているか  となると  一方で  そうした需要が爆発的々に増加している  ただ  その例の成功モデルは  こうして徐台湾をハブとして活用する事ケ  スもある﹂と指摘する  能は必要ないという判断をするてみても  結局はそこまでの機係者は﹁ＦＴＺの活用を検討してしまう  あるフ  ワ  ダ  関加工作業という１点のみとな   トとして残されるのは高度な  てくると  ＦＴＺ本来のメリる見通しとな  ている  そうな台両国での二重課税は解消されている日台租税条約により  日言えば  来年に発効が期待されし  日系企業という点に限  てが実施できるという点だ  しか比べてより高度な加工作業などり非居住者在庫機能とＩＬＣにて挙げられるのは  前述のとお平良港  石垣港を経て台湾の高博多港から鹿児島港  那覇港  ︵２万２６００総  ︶を投入し  はＲＯＲＯ船﹁みやらび Ⅱ ﹂ぶりに台湾航路へと進出  現在琉球海運は  年６月  約  年もその１社だろう  ︵本社  那覇市  宮城茂社長︶ＲＯ航路を運航する琉球海運る  九州・沖縄と台湾間でＲＯブ拠点として活用する事例もあ一方  別の観点から台湾をハは極めて順調のようだ  開始２ると  台湾ＲＯＲＯ航路の状況先月  就任した宮城社長によクに接続するという形だ  船三井のグロ  バルネ  トワ  物を高雄まで輸送し  同港で商ＲＯ航路を利用してコンテナ貨始  同社の日本  台湾間のＲＯナの輸送拡大で業務提携を開覇港を基点として輸出入コンテは同年末  商船三井との間で那雄との間を結んでいる  同社でり  今後需要開拓を図る方針だ  バ  のライセンスを取得しておシ   シなど８台でダブルナンや通常のトレ  ラ   コンテナい  現在はウ  ングトレ  ラ  や利便性向上への期待感が大き能となるため  物流コスト削減のまま台湾を走行することが可となく  日本のトレ  ラ  がそ  た  コンテナに積み替えるこ柔軟に対応することが可能とな沖縄・台湾でダブルハブダブルナンバーによる木材輸送スタート集団︵ワゴングル  プ︶と  年んしんは  台湾の物流会社華岡バネ  トワ  ク﹂の物流会社ある  沖縄の企業グル  プ﹁シン間の物流も盛んにな  てきていされてきたことで  台湾  沖縄のサ  ビスネ  トワ  クが整備こうした南西海運や琉球海運ことが可能とな  た  路でより多くの貨物を取り込む  パシテ   を増大させ  同航していた﹁第一せつ丸﹂からキばかりの新鋭船  それまで投入﹁せつ丸﹂は   年に竣工したる１８０ＴＥＵ型コンテナ船となる  また  同航路に投入す類  オリオンビ  ルなどが主力に那覇からは黒砂糖や塩  海藻建材や日用品などが多く  反対い  た台湾産の農産品のほか  ネギやゴボウ  ニンジン  果物とすい  台湾からの輸入ではタマいに関しては競争力を発揮しやとも可能  特に農作物の取り扱通関をかけて貨物を引き取るこ日曜夜ごろ到着し  月曜朝には  ル定時性の高さ  那覇港には海距離の短さから来るスケジ  規制緩和なかなか進まず高雄港のＴＩＰＬ倉庫日台間でダブルナンバ  輸送長尺貨物などさまざまな貨物にたが  今回の許可取得により  トレ  ラ  走行が認められていで  台湾のやり方もまだ中途半という側面はあると思う  一方要を掘り起こしきれていない  まだＦＴＺを活用するような需  関係者は﹁われわれ自身が  な  ているという  フ  ワ  ダりあえず様子見﹂という状況に討してみたが  現時点では﹁取る  これを機に台湾の利用を検料金の大幅な高騰が続いてい土地の不足感などから倉庫利用定評があるものの  その一方でり  事業の自由度や柔軟性には自由貿易港として長い実績があたという  香港は周知の通り  湾に移転することを検討してい香港に置いている倉庫機能を台わけではない  ある荷主企業は  台湾に対する期待自体が無いと期待感を込める  が上がるものと期待している﹂と思うし  規制緩和のスピ  ドらのニ  ズはより把握しやすいらど招多聘へいくさのれ機て関いのるト   民プ間が企民業間かかでは行政院や国家発展委員会なＩＰＣの李総経理は﹁新政権下もさらに進む可能性がある  ＴＦＴＺなど各種制度の規制緩和の﹁新南向政策﹂の一環として  をより南へと指向させていくこ置こうとしている  台湾の投資南アジアやインドなどに軸足を度の中国依存を見直し  より東足した新政権は  これまでの過だが  期待感もある  ５月に発今後の動向については不透明端だ﹂と話す  れた事例でのみ日本ナンバ  のこれまでは特定の貨物など限ら結果  許可を取得したもので  る  これは台湾当局との交渉のレス物流サ  ビスも開始してい  台湾間でダブルナンバ  を装また同社では  先月から日本きたい考えだ  ど  新たな需要開拓も進めていて使用した中古車の海外輸出な輸出や  沖縄でレンタカ  としＣＡコンテナを活用した生鮮品割を占める  琉球海運は今後  全体としては沖縄発着貨物が６比較では３倍にもなるという  量は  万  を達成  初年度との倍に達しており  昨年度の輸送年目で取扱量が早くも目標の２着したトレ  ラ  によるシ  ム