報告書

別紙様式2
平成27年度学術研究推進経費による研究成果概要報 告 書
海上気象計測機器修理
プロジェクトの名称
(研究題目・重点設備名 )
経費の種類
□若手教員研究支援
□研究推進重点設備
※ 該 当 す る も の に レ を記入してください。
研 究 期 間
報告者(代表者)
氏名・所属・職名
平成27年12月
~
レ
□研究推進設備修繕
平成28年
1月
尾関俊浩・札幌校・教授
プロジェクト担当者
尾関俊浩・平久夫
成
果
の
概
要
海上気象計測機器は総合気象計および船舶用雨量計からなり、海水飛沫がかかる過酷な環境
下でも温度,湿度,風向,風速,気圧および雨量を計測することができる.しかし、本機器は
海水飛沫観測中の故障により、総合気象計は電子基板の修理を,船舶用雨量計は破損した雨滴
捕捉部品と異物混入防止スクリーンを修理する必要が生じた.近年、気候変動に伴い、北海道
沿岸から北極海を航行する船舶の海水飛沫着氷が急務の研究課題となっている.次年度には、
しぶき発生の気象を知るための総合気象計、しぶき量を計測するための改良型船舶用雨量計、
および粒子計数装置を用いて海水飛沫粒子の発生と着氷の成長機構の研究を行う予定である.
成 果 の 公 表 の 状 況
【著書】
【学術論文】
教育現場で活用可能な分野等
日本は海洋国家と言いつつ教育で海を扱う単元は極めて限られ,理科では高校の地学基礎ま
で無い.着氷現象は身近な気象(第2分野)や水の相変化(第1分野)と絡めて北海道の環境を知
る教材となる.
配付可能な
資料の有無
無し
ダウンロード
可能な
ドキュメント
問い合わせ先
責任者:尾関俊浩
電 話:011-778-0381
FAX
:011-778-0381
mail :[email protected]