別紙様式2 平成27年度学術研究推進経費による研究成果概要報 告 書 プロジェクトの名称 中学生の体力・運動習慣と学業成績の関連性に影響する生理学お (研究題目・重点設備名 ) よ び 心 理 行 動 学 的 因 子 経費の種類 研 究 期 間 ☑若手教員研究支援 □研究推進重点設備 ※ 該 当 す る も の に レ を記入してください。 平成 27 報告者(代表者) 氏名・所属・職名 7 年 月 森田 ~ 平成 □研究推進設備修繕 28 年 3 月 憲輝・岩見沢校・准教授 プロジェクト担当者 成 果 の 概 要 本研究課題においては,中学生の学業成績に与える生理学的および心理行動学的因子を検 討することを目的とした.分析においては学業成績として評定合計値が調査対象者の下位1/3 に位置する生徒とそれ以外の生徒(中位1/3および上位1/3)の比較分析を行った.生理学的項 目として体格(身長・体重よりBMI算出,BMIの上位・下位10%を肥満およびやせ傾向)およ び体力レベル(下位1/3,中位1/3,上位1/3による分類),心理行動学的項目として運動部活動 への参加そして運動時間,日常の勉強時間,ゲームやテレビ視聴時間を用いて,さらに性別お よび家庭環境要因を補正したうえで評定合計値との関連性を検討した.その結果,評定合計値 が下位1/3に位置する生徒では,体格要因(やせ・肥満傾向)は評定合計値との関連性は認め られなかったものの,体力レベルは評定合計値と関連が認められた.具体的には,体力レベル が下位1/3から中位1/3,もしくは中位1/3から上位1/3に一区分向上すると評定合計値が下位1/3 となる確率(オッズ比)が0.36倍になるという結果が得られた.また,当然のことながら勉強 時間の増加およびゲーム等の時間の減少が重要であることも示唆された. 成 果 の 公 表 の 状 況 【著書】なし 【学術論文】なし 教育現場で活用可能な分野等 運動や健康そして体力をテーマとしているが,体育科・保健体育科分野だけにとどまらず,小 中学校における学習活動全体にとっての運動・スポーツの意義を示す知見といえる. 配付可能な 資料の有無 ダウンロード 可能な ドキュメント 問い合わせ先 資料なし 資料なし 責任者:森田 憲輝 電 話:0126-32-0393 FAX : 同上 mail :morita.noriteru※i.hokkyodai.ac.jp 迷惑メール防止のため※を@に変換してご利用ください.
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