基礎知財分科会 2009年度 活動報告 オーガナイザー 足立昌聰 知的財産マネジメント研究会(Smips) 2010年3月13日 目的 目的 知的財産に興味を持ちつつも 「知財」にあまり馴染みのない参加者への、 「知財入門」的な場の提供 親しみやすさ 素材の新鮮さ (Familiarity) (Timely) 概要 オーガナイザー 足立昌聰(東京大学) 開催時間 不定期開催:15:00~16:30 参加者 6~10人(大学院生・社会人中心) 本年度のテーマ 「ライフスタイルと『著作権』」 2009年度の活動 6月 「DL違法化の影響を考える」 2009年6月12日の著作権法改正で盛り込まれた 「違法コンテンツのダウンロード違法化」を題材に、 「著作権侵害」とは何かを考える。 ニコニコ動画の「歌ってみた」動画は、なぜ権利者削除されないのか? 勝手に替え歌をして、公開すると、誰かに訴えられるのか? youtubeでお笑いを見ると、犯罪になったり賠償をとられたりするのか? もはやライフラインとなりつつある動画投稿サイトを巡る問題を議論する。 2009年度の活動 12月 「地デジTVに買い換える前に」 ~デジタルコンテンツの著作権管理技術~ 地デジ完全移行を目前に、 AV家電のデジタル著作権保護技術を素材とした。 デジタルHVには、「HDCP」に代表される、 著作権保護技術が組み込まれており、映像の入出力が制限されており、 著作権法や不競法改正により、 これらの著作権保護技術の改造や回避の違法が定められた。 そこで、どんな使用方法が出来なくなるのか、 それを避ける方法はないのか、 そこに法律上の問題はないのかを考えていきます。 2009年度の活動 2月 「電子書籍と知的財産」 先日発表されたAppleのiPadは、 IBooksという電子書籍の購入・閲読を行うソフトを内蔵しており、 既出のAmazonのKindle、SONYのReaderなどといった 電子書籍端末も含めたスレート端末での電子書籍配信は、 日本でも進んでいくであろうことが指摘されている。 そこで、米国での電子書籍の流通システムがあるのかを紹介し、 日本ではどのような販売モデルがあり得るのか、 そこに問題点はないのかを検討してする 来年度の予定 2010年度は「本格始動」!! 「ケースメソッド」 新技術・商品や新しいコンテンツ流通形態を紹介し、 利害関係人の立場に立って、問題意識を喚起する。 Basic WS 「ソクラテスメソッド」(旧ゼミ型) 素材の取っつきやすさだけでなく、 「知財」の基本的知識を得ることのできるものを企画する。 「新規参加者向けのイベント」 Smipsの新規参加者(特に若年層)に対し、 とり「知財」に親しみを持ってもらえるイベントを企画する。
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