第 31 回日本大脳基底核研究会 31st Meeting of the Japan Basal Ganglia Society –JBAGS2016- www.nips.ac.jp/jbags 2016 年 7 月 23 日(土)、24 日(日) 秋田温泉 さとみ 1 秋田へようこそ この度、第 31 回日本大脳基底核研究会を秋田で開催することになりました。 本研究会は、国際大脳基底核研究会の日本支部として昭和 61 年に発足し、以来毎 年一回定例的に開催されて参りました。今回は平成 28 年 7 月 23 日(土)、24 日(日)の 2 日間にわたり、秋田温泉さとみにて開催されます。 大脳基底核は脳における高次運動機能に最も重要な役割を演じている部位であり、 これらの部位の変性疾患により、パーキンソン病をはじめとするさまざまな運動障害が発現 することがよく知られております。本研究会では、全国から多数の専門分野の研究者、臨床 医が一同に会し、大脳基底核に関する基礎的および臨床的研究の最新知見を互いに交 換し、大脳基底核による運動制御機構の理解と大脳基底核疾患の治療をめざし、活発な 活動を展開しております。また、当該分野の若手研究者および臨床医の育成にも努めてい ます。第 31 回となる今年も、国内外の第一線で活躍している諸先生方にご講演いただく予 定です。 本研究会が実りある研究会となりますよう、プログラムには趣向を凝らしました。また勉 強の後には秋田の文化と味覚を準備しております。主催一同、秋田を満喫できますよう精 一杯努力いたしますので、どうぞお楽しみ下さい。 皆様、秋田へようこそ!! 第 31 回日本大脳基底核研究会 代表世話人 豊島 至 独立行政法人国立病院機構あきた病院 前田哲也 岩手医科大学医学部内科学講座神経内科・老年科分野 2 第 31 回日本大脳基底核研究会 開催案内 1.参加受付 1)参加登録受け付けは 7 月 23 日(土曜日)午前 11 時より会場の前にて行います。 プログラム(本誌)、ネームカードを渡します、会期中はネームカードを着用して下さい。 2)参加登録費は以下の通りです。 事前登録 全参加+宿泊 20,000 円(宿泊ありは事前登録のみ) 研究会+懇親会 15,000 円 当日参加 研究会のみ 10,000 円 研究会のみ 13,000 円(懇親会は別途 5,000 円) 学生 無料 2.一般演題(含ナイトセッション)のご発表 1)発表 10 分、質疑応答 5 分、合計 15 分です。 2)発表者は、御自身のパソコンをお持ちください。 液晶プロジェクター、レーザーポインターをご用意しております。 3.試写 参加受付の隣に設置しますので、発表前にご自身でお済ませください。 4.休憩時間 コーヒー、菓子類など、会場周辺に無料で設置いたします。 5.会場 秋田温泉さとみ 1 階 コンベンションホール 泰山 〒010-0822 秋田市添川字境内川原 142-1 電話:018-833-7171 FAX:018-833-3718 ホームページ: http://www.satomi-e.com ◆送迎バスのお知らせ: 定員 28 名のバスですので早めに集合して下さい。 7 月 23 日(土) JR 秋田駅 1 階東口 5 番乗り場 11:45 出発 → 秋田温泉さとみ 7 月 24 日(日) 秋田温泉さとみ 正面玄関 12:30 出発 → JR 秋田駅東口 5 番乗り場 3 第 31 回日本大脳基底核研究会 開催案内 コンベンションホール 泰山 6.他の会場 1)懇親会: 東館 2 階 鳥海の間 7 月 23 日(土)18 時 30 分より 2)ナイトセッション: 東館 1 階 ダイニングルーム 匠 7 月 23 日(土)20 時より 3)朝食: 南館 2 階 豊穣の間 7 月 24 日(日) 7 時より 9 時 7.アクセス 1)JR 秋田駅からタクシー10 分、秋田温泉線または仁別リゾート公園線のバスで 20 分 2)秋田空港からタクシー40 分 4 第 31 回日本大脳基底核研究会 プログラム 第 1 日目 開 7 月 23 日(土曜日) 会 12:45 12:50 挨 拶 豊島 報 告 村田 美穂 黙祷 金澤一郎 先生 基礎系シンポジウム ドーパミンシグナルと高次脳機能 オーガナイザー 松本 正幸 13:00 至 高田 昌彦 動機付け制御とその障害におけるドーパミンの役割 演 者 南本 敬史 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 脳機能イメージング研究部 13:35 2つのドーパミン神経系の役割 演 者 松本 正幸 筑波大学医学医療系 認知行動神経科学 14:10 意思決定とモノアミン:依存症との関連 演 者 高橋 英彦 京都大学大学院 医学研究科 脳病態生理学講座 精神医学教室 14:45 サルの社会脳研究からみたドーパミンシグナル 演 者 磯田 昌岐 生理学研究所 認知行動発達機構研究部門 ブレイク 15:20 5 第 31 回日本大脳基底核研究会 プログラム 第 1 日目 7 月 23 日(土曜日) 臨床系シンポジウム ヒトの不随意運動 オーガナイザー 花島 律子 15:30 ミオクローヌス 演 者 人見 健文 京都大学大学院医学研究科 臨床病態検査学 16:00 ミオリズミア 演 者 清水 崇宏 北里大学医学部神経内科学 16:30 ハンチントン病 演 者 長谷川 一子 国立病院機構相模原病院神経内科 17:00 ジストニア 演 者 熊田 聡子 東京都立神経病院小児科 17:30 総合討論 懇親会 会 場 18:00 2 階 鳥海の間 ナイトセッション オーガナイザー 谷口 20:00 真 前田 哲也 ジストニア様症状を示す Dystonia musculorum マウスにおける姿勢制御異常に関わ る神経回路の解析 堀江 正男 1、佐野 裕美 2、知見 聡美 2、小林 憲太 3、南部 篤 2、竹林 浩秀 1 1)新潟大・医・神経解剖、2)生理研生体システム、3)生理研ウイルスベクター開発室 6 第 31 回日本大脳基底核研究会 プログラム 第 1 日目 7 月 23 日(土曜日) 20:15 左上下肢の舞踏様運動と左上肢のしびれを主訴とした一例 鎌田 麻美、岩岡 和博、前田 哲也、寺山 靖夫 岩手医科大学医学部内科学講座神経内科・老年科分野 20:30 下顎骨の不安定がジストニアに伴う音声障害、ふらつきに及ぼす二次的な影響 三枝 英人、伊藤 裕之 東京女子医科大学八千代医療センター耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科 神奈川リハビリテーション病院耳鼻咽喉科 20:45 運動異常症モデルげっ歯類•霊長類が示す運動症状 佐野 裕美 1、知見 聡美 1、長谷川 拓 1、堀江 正男 2、竹林 浩秀 2、吉木 淳 3、 長谷川 一子 4、Pullanipally Shashidharan5、南部 篤 1 1)生理学研究所・生体システム、2)新潟大学医学部・神経解剖、3)理化学研究所・ BRC、 4)NHO 相模原病院・神経内科、5)マウントサイナイ医科大学 21:00 金澤先生の不随意運動動画について 豊島 至 国立病院機構あきた病院神経内科 7 第 31 回日本大脳基底核研究会 プログラム 第 2 日目 7 月 24 日(日曜日) 一般演題 オーガナイザー 南部 篤 8:45 アドレナリン受容体による線条体ニューロンの発火の修飾 太田 宏之 防衛医科大学校 生理学講座 9:00 口腔顔面領域ジストニア患者の淡蒼球内節における体部位局在 岩室宏一 1,2、川崎隆 1、上山勉 1、濱田幸一 1、磯尾綾子 1、木村唯子 1、岡村泰 1、渡辺克成 1、弓削田晃弘 1、沖山亮一 1、谷口真 1、横地房子 1 1)東京都立神経病院 脳神経外科・脳神経内科 2)順天堂大学 神経難病治療開発講座 9:15 抗パーキンソン薬による運動症候改善効果は即時的な脳局所血流変化と相関する 田口宗太郎、田邉奈千、道勇学 愛知医科大学 神経内科 教育シンポジウム 身体の認知と制御 オーガナイザー 長谷川 一子 高草木 薫 9:30 運動制御と身体意識 10:15 今水 寛 東京大学人文社会系研究科/ATR 認知機構研究所 運動異常の理解と制御の試み 花川 隆 国立精神・神経医療研究センター先進脳画像研究部 8 第 31 回日本大脳基底核研究会 プログラム 第 2 日目 7 月 24 日(日曜日) 特別演題 オーガナイザー 豊島 至 11:00 基底核疾患と私 全日本労働福祉協会 柳澤 信夫 関東労災病院名誉院長 閉 会 12:00 挨 拶 豊島 至 9
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