5-② 共通

5-②
対
象
:
地域連携担当教職員・地域コーディネーター
必要な知識・技術
:
5
協働活動の支援に関する知識・技術
履
:
②
ファシリテーションの基礎
修
項
目
・ファシリテーションの基礎知識を理解するとともに
120 分
1. 講義【50 分】
「グループワーク、ファシリテーションと
基礎技法を身に付ける。
は」
2. グループワーク【70 分】
「ビジョンの共有のためのワークショッ
プ」
・グループワークの成果物
・1日のポートフォリオ評価での内容の理解
に関する自己評価
1.講義「グループワーク、ファシリテーションとは」
ねらい)
グループワークやファシリテーションについて基礎的な知識を
身に付ける。
【50 分】
講師)
グループワークやファシ
リテーションに詳しく、ワー
クショップ等を行っている
NPO等の実践者が望まし
内容)
① グループワークについて
い。次のグループワークも含
めて依頼する。
・グループワークの形態や運営の基本等について説明して
いただく。
② ファシリテーションについて
・ファシリテーションの意義や基礎的な知識について説明
していただく。
③ グループワークの実際
・ランキング等のグループワークの実際の様子を映像等で
講師への依頼内容)
次のグループワークにつ
なげるためにもグループワ
ークの実際の様子について
わかる資料を検討していた
だく。
紹介し、グループワークの具体の理解を図る。
2.グループワーク「ビジョン共有のためのワークショップ」
ねらい)
実際のワークショップを体験し、グループワークの進行のポイ
ント等、ファシリテーターとしての知識・技術を身に付ける。
【70 分】
内容)
① ビジョンの共有を図るワークショップを体験する【30
分】
ア)アイスブレイク(5分)
・2人1組になり、握手と簡単な自己紹介をした後、
子供や地域の自慢をし合う。
・自由に歩き回り、3分以内にできるだけ多くの人
とコミュニケーションを取る。
イ)ビジョンの共有(20 分)
・進め方の説明。
・テーマの発表「子供たちがどう育ってほしいか」
・参加者一人ひとりがテーマに対する思いを一つ、用
紙に記入する。
・回収した用紙を無作為に抽出し、読み上げられた人
は、自己紹介をしてから内容について補足説明をす
る。
・進行役が模造紙に整理し、全体の意見として共有す
る。
準備)
・4~6人で1グループを
構成する。
(多様な立場の
人がグループにいるよう
にする)
・ワークシート2種
・模造紙
アドバイス)
・グループでも、少し多め
の人数でも行える手法で
はあるが、人数が増えた
分紹介できないものも増
えるため、適正な人数等
の条件についても伝える
とよい。
② 進行のポイントについて考え、ワークシートに記入する
【5分】〔グループに分かれる〕
〔個人作業〕
・進行のポイントやファシ
リテーターに必要な態度
については、参加者から
③ グループ内でまとめる。
【10 分】
④ グループでまとめた結果を全体で共有する。
【10 分】
⑤ 進行のポイント・ファシリテーターに必要な態度につい
て講師から解説し、まとめる。
【15 分】
・進行のポイント〔自由に発言できる雰囲気を作る、
発表方法にゲーム性を持たせる、発想力を喚起する
テーマ設定、進行役が整理し全体で共有〕
トピック等
の意見も取り入れながら
進めるとよい。