西宮市立平木中学校 第3学年 (教科:国語 単元名:課題をもって読もう「高瀬舟」 ) 研究内容の実際 ◆論理的・多角的に考えること ◆他者と意見交流することで、自分の考えを深めること ○正答が一つとは限らないテーマを挙げ、 4 人グループで交流させる。 ○本文を手がかりとさせることで、明確な 根拠を確認させ、自分の意見に自信をも たせる。 ○同じような考えを持つ生徒は連続して 発言するように促す。 ○考えを深めるために、発展学習として別 の作品を提示する。 文学作品の読解では、読むこと・話すことに 自信がある生徒の発言に限られていた。 一人の生徒の意見に対して、次々と発言が つながり、考えを深めることができる。 学習活動 1 前時を振り返り、本時の目標を確認す 言語活動に関する指導のポイント 1 る。 ※前時までのノートやワークシート …本文を手がかりに、喜助の生い立ち 「“これが罪であろうか”という庄兵衛 や弟殺しの顛末・羽田庄兵衛の生き の疑問に答えを出そう」 方についてまとめたもの。 正解はなく、さまざまな考え方があり、そ れを出し合い聞き合えることが本時の目標 であることを知らせる。 2 自分の考えをワークシートにまとめ 2 る。 3 机間指導の際に、生徒たちがどちらの立場 で書いているかメモを取っておく。 4人グループで交流する。 3 活動が滞っているグループを支援する。 まず、各自のワークシート発表で一巡する。 その後質問や補足を出し合わせる。 4 学級で意見を出し合う。 4 挙手がない時は、同じ立場で書いた生徒を 連続して指名し、その後反対の立場で書いた 生徒の発言を促す。 5 グループ・学級での交流で考えたこと も含め、本単元の感想を書く。 西宮市立平木中学校 5 本時の初めに書いた考えと、交流を経て 変化したかどうかも振り返らせる。 http://kusunoki.nishi.or.jp/school/hirakij/
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