からだすこやかニュース No.4 熱中症を予防しましょう! 夏期(6月~9月)は、熱中症と思われる症状で病院に搬送となる学生が報告されています。 特に 6 月は気温が上昇する中で、暑さや湿度などの環境に適応できる身体になっていなく、熱中 症にかかりやすい時期となります。また、被災地ではこれから夏にかけて気温が急上昇する中で 住まいの片付けや引越し作業をすることもあり、熱中症には特に注意をする必要があります。 熱中症は、身体の体温を調節する機能が破綻することなどで発症する障害を指し、死に至るこ ともありますが、予防が可能です。 予防のポイント その1「こまめに水分補給をしましょう」 屋外にいる時だけでなく、室内でも、喉が渇かなくても、 適宜、水分・塩分、経口補水液などを補給しましょう その2「暑さを避けましょう」 室内では? 扇風機やエアコンを活用して温度を調整しましょう 遮光カーテンやすだれを使用することや、打ち水も効果的です 室温のチェックも忘れずに♪ 外出時には? 直射日光は帽子や日傘で避けましょう 日陰を選んで歩いてみましょう こまめな休憩をとりましょう からだの蓄熱を避けるためには? できるだけ薄着にして通気性のよい、吸湿性・速乾性のある 衣服を着ましょう 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで身体を冷やしましょう このような時は熱中症かも? ① 【熱失神】 炎天下にじっと立っている時や立ち上がった時、 または運動後などに起こります めまいや失神(一過性の意識消失)などの症状が みられます ② 【熱けいれん】 大量の発汗があり、筋の興奮性が亢進して、四肢や腹筋のけいれんと筋肉痛が起こり ます ③ 【熱疲労】 脱水によるもので、全身倦怠感、脱力感、めまい、吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が 起こります ④ 【熱射病】 体温調節が破綻して起こり、高体温と意識障害が特徴です。血液凝固障害、脳、肝、 腎、心、肺などの全身の多臓器障害を合併し、死亡率が高くなります 熱中症を疑う人を見かけたら? ① 涼しい場所で休ませましょう エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰などへ移動しよう ② 身体を冷やしましょう 衣服をゆるめて、身体を冷やそう 首のまわりやわきの下、太ももの付け根などの冷却は効果的です ③ 水分や塩分、経口補水液などを補給させましょう このような時は救急車を呼びましょう ① 自力で水が飲めない ② 意識障害がある・・・意識がない・返事や言動がおかしいなど ③ 高体温である ④ 全身がけいれんしている など 東海大学 健康推進センター 【引用・参考】 ① 厚生労働省ホームページ 熱中症予防のために(チラシ)より ② 東海大学学生各位 熱中症の予防について(注意喚起)より
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