第 123 回 金融業務能力検定(2016 年5月 22 日実施) 《模範解答》 ・法人営業力強化・中小企業支援コース ※配点は、特に記載のない限り、公表しておりません。また、配点・試験の内容に関す るお問合せには、お答えできません。 ※合格発表は、6月29日の予定です。 一般社団法人 金融財政事情研究会 検定センター 〈合格基準〉100 点満点で 60 点以上 【第1問】(45 点) 番号 問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問 10 正解 1 2 4 4 1 2 3 4 2 3 番号 問 11 問 12 問 13 問 14 問 15 正解 4 3 2 2 1 【第2問】(10 点) 番号 問 16 問 17 問 18 正解 2 2 1 【第3問】(10 点) 番号 問 19 問 20 問 21 正解 2 1 1 1 【第4問】(35 点) 《問 22》 〈答〉① ハ ② チ ③ ロ ④ ニ 《問 23》 〔計算過程〕 ①総資産経常利益率 135,808 千円÷740,954 千円×100=18.32…% → 18.3% ②売上債権回転期間 26,126 千円÷(834,570 千円÷12)=0.37…月 → 0.4 月 ③流動比率 (52,818 千円+26,126 千円+1,662 千円+88,606 千円−10 千円+368 千円+29,794 千円) ÷(32,946 千円+8,784 千円+27,922 千円+4,748 千円+52 千円+67,220 千円)×100 =140.72…% → 140.7% ④固定比率 (222,212 千円+170,448 千円+29,218 千円+20,920 千円+3,138 千円+95,654 千円) ÷(26,740 千円+27,162 千円+514,918 千円)×100 =95.21…% → 95.2% ⑤自己資本比率 (26,740 千円+27,162 千円+514,918 千円)÷740,954 千円×100 =76.76…% → 76.8% 〈答〉 ① 18.3% ② 0.4 月 ③ 140.7% ④ 95.2% ⑤ 76.8% 《問 24》 〈答〉 ① 114,090 千円 ② 20,030 千円 ③ 196 千円 ④ 912 千円 ⑤ △15,076 千円 ⑥ 1,036 千円 ⑦ △49,526 千円 ⑧ △93,080 千円 ⑨ △100,904 千円 ⑩ △12,138 千円 《問 25》 〔解答例〕 Z社は、積極的な設備投資を行っており、「投資活動によるキャッシュフロー」がマイナ スとなっている。また、借入金の返済と配当金の支払により、「財務活動によるキャッシュ フロー」もマイナスとなっている。しかし、Z社は、「営業活動によるキャッシュフロー」 のプラス分により、「投資活動によるキャッシュフロー」と「財務活動によるキャッシュフ ロー」のマイナス分を賄うことができており、さらに「営業活動によるキャッシュフロー」 の余剰分により、現金・預金も増加している状況である。 2 《問 26》 〔解答例〕 ①概要 ・特定の地域に集中的に店舗展開を行うことで、経営効率を高めるとともに、地域内シェ アの拡大を図り、他社比優位性を確保しようとする戦略のこと。 ②メリット ・特定の地域に集中出店することで、広告宣伝費の削減が可能となる。 ・店舗が集中しており、相互の距離が近いため、配送コスト等の物流コストの削減が可能 となる。 ・特定の地域に集中出店することで、地域住民の認知度が向上する。 ③デメリット ・相当数の店舗を確保するため、店舗出店費用が嵩むことになる。 ・特定の地域に集中的に店舗が存在することになるため、店舗同士による顧客争奪が行わ れるリスクがある。 3
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