串間市インバウンド情報発信業務委託仕様書 1.業務名 串間市インバウンド情報発信業務 2.業務の目的 年々増加する油津港に寄港する大型クルーズ船の外国人旅行者及びその他の個人外国人 旅行者を本市の観光地等へ誘致するため、質の高い情報発信ツールの整備や誘客活動に取り 組む。 そのため、国内向け制作物とは異なる視点で本市の基本的な情報を整理し、魅力化したプ ロモーションビデオの制作や、外国人向けのモニターツアーなどを行い、串間市の知名度向 上を図るとともに、課題の抽出及び改善を行い、観光産業はもちろん、他産業へも経済効果 を波及させる。 3.委託の期間 契約締結の日から平成 29 年3月 24 日まで 4.業務の内容 (1)PR動画の制作 本市の自然、歴史、文化等の情報や市の情勢・現況などを紹介する内容のPR動画を制 作する。PR映像制作にあたっての企画立案及び取材、構成、台本作成、編集、さらに はDVDプレスなど一連の業務を行う。 言語については、日本語、英語の2か国語以上を想定しているが、企画提案によること とする。被写体等掲載対象は自由とする。 串間市の観光資源やまちの良さを伝え、外国人観光客にとって魅力と映る内容の動画制 作(二次使用等のための著作権の権利処理を含む)とする。想定する用途は、ウェブサイ トへの掲載、商談会やPRイベント時における放映、テレビへの広告宣伝用等とする。 ①編集 3種類(10 分・5分・30 秒) ②映像 編集方式はフルハイビジョン方式以上とする ③音声 ナレーションは日本語版と英語版、その他の2か国語以上を想定しているが、 企画提案によることとする。 ④その他 リージョンコードはフリーの設定とする。 (2)観光PRツールの制作 本市のイメージを広く、長く発信できるオリジナルPRツールを制作する。 PRツールは、統一したロゴやキャラクターを使用し、大型クルーズ船寄港による物産 1 展などでブース装飾として使用できるものとする。 (3)外国人向けモニターツアーの企画及び運営管理 昨年度実施した宮崎大学留学生のモニターツアーのアンケート結果を基に、外国人向け モニターツアーを企画・実施する。内容は、日帰り及び1泊2日のツアーとし、本市の食・ 体験・施設を外国人の視点から魅力のある行程とすること。また、ツアー最後には、ツア ー参加者に対しアンケートを実施すること。アンケートは外国人から見た串間市の魅力、 ツアーにおける課題等を洗い出す内容とし、その結果は多言語パンフレット制作の材料と すること。 ①実施地域 串間市内 ②モニター 宮崎大学留学生を想定しているが、企画提案によることとする。 ③人員 日帰りツアーは 10 名程度、1泊2日ツアーは5名程度とする。 ④回数 日帰りツアー2回、1泊2日ツアー2回程度とする。 ⑤経費 ツアーに関わる全ての経費は委託料に含むものとする。 ⑥その他 ツアーの企画にあたっては、宮崎大学と連携して行う (4)多言語パンフレットの制作 上記(3)で実施したモニターツアーを受け、外国人旅行者の視点に立ったパンフレッ トを制作する。 言語については、英語、中国語、韓国語、台湾語版を想定しているが、企画提案による こととする。被写体等掲載対象は自由とする。日本人向けの制作物とは異なり、外国人観 光客が魅力を感じる内容物とする。 なお、本パンフレットの用途は、本市を訪問した外国人観光客が実際に活用しやすい内 容のものとするため、地図やアクセス法、並びに各施設の詳細が分かるものとする。 企画、デザイン、原稿データ作成、編集、校正、翻訳、印刷までとする。 刷色はオールカラーで、10,000 部とし、規格、サイズ、紙質等は企画提案による。 5.成果品 (1)PR動画 ①DVD 各5枚 ②各コンテンツの映像を動画配信用データとして記録媒体で納品 (2)観光PRツールの制作 ①バナースタンド ②テーブルクロス ③のぼり ④オリジナルポロシャツ・ジャンパーのデザイン (3)外国人向けモニターツアー ①モニターツアー実施報告書(モニター募集案内、日程表、参加者名簿、写真、アンケー 2 ト結果) (4)多言語パンフレット ①制作したパンフレット及び完成品のPDFデータ 6.著作権 (1)当映像等の制作を受託した者(以下「受託者」という。)は、制作し、納品した映像に ついて、串間市(以下「委託者」という。)が自由に使用できるよう、著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)第 18 条から第 20 条に規定する著作権者の権利を行使しないことと する。 (2)当制作物に関して、受託者が著作権法第 21 条から第 28 条までに規定する権利は、納品 とともに無償で委託者に譲渡するものとする。 7.その他 (1)受託者は、業務上知り得た個人情報等の秘密を他人に漏らしてはならない。業務終 了後も同様とする。 (2)受託者は、業務を円滑に遂行するために、逐次委託者と連絡調整を行わなければな らない。 (3)業務完了後、受託者の責任に帰すべき理由による成果物の不良箇所が発見された場 合は、受託者は速やかに委託者が必要と認める訂正、補正、その他必要な措置を行 うものとし、これに対する経費は受託者の負担とする。 3
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