仕様書 - 金沢市

学都金沢アプリ(仮称)制作等業務
委託仕様書
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業務名
学都金沢アプリ(仮称)制作等業務
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期 間
契約締結日から平成 29 年3月 31 日まで
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スケジュール
平成 29 年1月中旬までに試験稼働を開始すること
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目的
金沢版総合戦略の柱である「学都金沢の実現」に向け、入学から就職までをトータルでサポー
トするスマートフォン用アプリを制作する。
5 業務内容
5.1 コンセプト
大学生のスマートフォン所有率の高さに着目し、
「金沢を知る」から「金沢で仲間をつくる」
「金沢での暮らしを満喫する」
「金沢ではたらく」まで、本市での学生生活をトータルでサポ
ートする学都金沢アプリ(仮称)
(以下「アプリ」という。)を提供することにより、学生の本
市への愛着を育み、ひいては学生の本市への定着を支援することを目的としている。
学生一人ひとりのニーズに合わせて容易に目的の情報を得られる構成とし、本市にこれから
も住み続けたいと思うような魅力的なデザイン、コンテンツを備えたアプリを制作する。
5.2 デザイン
統一的なコンセプトと高いデザイン性を持った画面レイアウトとし、単なるテキスト情報の
羅列は避け、クオリティの高い画像等を適切に使用するなどして、学生への訴求力が高いもの
とする。
5.3 コンテンツ・機能
アプリの具体的なコンテンツ・機能については、受注者提案を踏まえ、双方協議の上決定
する。なお、最低限下記のコンテンツ・機能を持たせるものとする。
5.3.1 コンテンツ
①「金沢の歴史・文化を知る」
②「金沢の暮らしを満喫する」
③「金沢で仲間をつくる」
※ 学生のまち・金沢推進事業については、次のアドレスを参照のこと。
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/22050/gakusei/index.html
④「金沢ではたらく」
・別紙を参照の上、提案者において、コンセプトの実現に資すると考えるコンテンツを提案
すること。なお、別紙に「必須」と記されたコンテンツについては、必ず提案に含めるこ
と。また、既存のアプリ等のサービスの活用を含めることはかまわない。
5.3.2 機能
①プッシュ通知機能
②パスポート機能
③リンク機能
・上記に加え、提案者において、アプリの効果がより高まると考える機能を提案すること。
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5.4 動作環境
・iOS8 以上及び Android4.1 以上のスマートフォン端末に対応すること。
なお、Android 端末での動作については、下記 2 機種の端末での動作を保証すること。
Sony Xperia Z5
SAMSUNG Galaxy S7 edge
・アプリにバグ等の瑕疵があった場合には、迅速かつ的確に対応すること。
5.5 公開
・作成したアプリを、App Store 及び Google Play に公開すること。
・公開及び公開に係る手続きは受注者が行うこととし、公開にかかる一切の費用は受注者の負
担とする。
5.6 管理機能
・利用状況の把握や各種情報の入力・修正ができる管理機能を構築すること。その際、専門的
な知識のない者でも扱えるよう、操作性や利便性に配慮すること。
5.7 運営
・アプリの運営に当たっては、下記の項目を受注者において行うこと。
なお、契約期間中の運営に関する費用は、本業務の委託料に含めるものとする。
また、平成 29 年度以降の運営に関する費用については、様式6の(b)平成 29 年度から4年
間のアプリの運営及び保守に係る費用の内訳欄に記載すること。
①コンテンツの作成に必要な情報の収集(随時)
②コンテンツの更新(週2回程度)
③ダウンロードにつながるプロモーション(随時)
・上記項目については、発注者においても支援することを予定しており、役割分担の詳細につ
いては、受注者提案を踏まえ、双方協議の上決定する。
5.8 利用者の管理
・アプリの登録に当たっては、運用に必要となる最低限度の情報を取得することとし、その他
スマートフォン端末等に登録されている情報は取得しないこと。
また、利用者にとって入力作業が繁雑にならないよう配慮すること。
①氏名
②性別
③大学・学部・学年
・上記①の利用者情報については、スマートフォン端末内に保存し、サーバー環境内に保存し
ないこと。
・利用者が登録した利用者情報について、利用者自身が修正できるようにすること。
5.9 サーバの構築
・アプリの運用に必要なサーバを構築すること。サーバのディスク容量は将来的なコンテンツ
の追加等を想定し、十分な容量を備えるものとし、受注者が最適と考える仕様とすること。
・サーバの構築に必要な設備等の一切については、本業務の範囲内で受注者が整備すること。
5.10 情報セキュリティ対策
・最新の知見を元にウイルス対策や情報漏洩を防止するセキュリティ対策を施すこと。
・サーバー環境にワイルドカード SSL 証明書を設定すること。
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5.11 保守
・アプリ公開後、本契約の終了までの間、保守を行うこと。保守範囲は、情報セキュリティ対
策の実施、運用状況の監視、アクセスログの解析、障害への対応及び発注者からの質問対応
とする。
・契約期間中の保守に関する費用は、本業務の委託費に含めるものとする。
・iOS 及び Android のバージョンアップ時の新バージョンへの対応については、速やかに発注
者と協議をした上で、アプリのアップデート版を準備すること。
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秘密の保持
本業務で知り得た情報等を第三者に漏洩しないこと。
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成果物
本業務完了時には、以下に示す成果物を紙媒体及び CD-ROM 等の電子媒体で納品すること。
・システム仕様書
・操作マニュアル
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瑕疵担保責任
本業務の運用開始後1年間は、業務の成果物に不備があり、発注者が修正の必要があると判断
した場合は、受注者は速やかに不備に関して調査し、回答するものとする。当該調査の結果、成
果物に関して瑕疵などが認められる場合には、受注者の責任及び負担において速やかに修正を行
うものとする。なお、修正を実施する場合において、修正方法等について事前に発注者の承諾を
得てから着手し、修正結果等について発注者へ報告すること。
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著作権等
・本業務の成果物の著作権(著作権法第 21 条から第 28 条までに規定する権利をいう。)は、
業務完了後、全て発注者に帰属するものとする。
・受注者は、本業務の成果物に関して取得した著作者人格権については行使しないものとする。
・第三者が権利を有している映像・画像・音楽等を使用する場合は、事前に権利者より二次使
用を含めた使用の許諾及び事後においても権利の主張を行わない旨の許諾を得ることとし、
その経費は委託料に含まれるものとする。
10 その他
・本仕様書に定めのない事項について疑義が生じたときは、双方協議の上定めるものとする。
・発注者が、本業務の推進を補完する目的で学生や関係者との意見交換会等を開催する場合に
は、発注者の指示に従い適切に対応すること。
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