志免町おうえん寄附金事務一括代行業務仕様書 1 代行業務 (1) 寄附金

志免町おうえん寄附金事務一括代行業務仕様書
1 代行業務
(1) 寄附金の受付用Webサイトの構築およびプロモーションに関する業務
(2) 寄附金の決済システムの提供および地方自治法第231条の2第6項に規定する指定代理納付者
としての業務
(3) 寄附者に提供する返礼品の企画造成及び発注、配送に関する業務
(4) 寄附者等からの問い合わせ、苦情対応に関する業務
(5) 前各号のほか、志免町おうえん寄附金事務を円滑かつ効果的に実施するために必要な業務
2 各業務の詳細
(1) 寄附金の受付用Webサイトの構築およびプロモーションに関する業務
ア 寄附金の使用用途及び寄附金額に応じた返礼品の指定受付ができること
イ 寄附者がワンストップで申込みと決済できる仕組みを提供すること
ウ 返礼品取扱事業者の在庫状況に応じて受付サイトの更新(表示切替)ができること
エ 本町からの要請に応じ受付サイトの修正・更新が随時可能であること
オ 志免町おうえん寄附金を幅広く周知するために効果的なプロモーションを行うこと
(2) 寄附金の決済システムの提供および地方自治法第231条の2第6項に規定する指定代理納付者
としての業務
ア 受託者は、地方自治法第231条の2第6項に規定する政令で定める「指定代理納付者」の要件
を満たすものであること
イ 寄附金の支払い方法について、クレジットカードによる決済が可能であること
ウ 寄附金の支払い方法について、コンビニエンスストアでの決済が可能であること
オ 毎月末日における寄附金の受付実績について、翌月速やかに本町へ報告書を提出すること
カ 収納した寄附金は、毎月一定日を締切日とし、締切日後速やかに、本町が指定する口座へ
一括で振り込むこと
キ 受託者は代理納付に関する金銭をその他の金銭と区別して管理し、その保全のために必要な措
置を講じること
ク 受託者が本町に代理納付する金額から本町が受託者に支払う本業務の手数料等を差し引くこと
はできないものとする
(3) 寄附者に提供する返礼品の企画造成及び発注、配送に関する業務
ア 本町のPRにつながるものや寄附意識を高めるような魅力ある返礼品を企画造成すること
イ 返礼品の企画造成にあたっては町と事前に調整のうえ、取扱事業者との交渉も行うこと
ウ 返礼品の決定にあたっては、事前に町の承諾を受けること
エ 町が指定する返礼品については、受託者は取り扱いを拒否できないものとする
オ 返礼品の送料についてはできる限り安価にできるよう講ずること
カ 返戻品の配送状況を管理できること
キ 寄附者への返礼品の発送は、毎月最低1回以上の例日を定め行うものとする
ク 特別の事情により納品が寄附金収納後2ヵ月以上を経過する場合は、その理由を付し、寄
附者及び本町に通知すること
ケ 毎月末日における返礼品の発注状況を集計のうえ、上記(2)-オに定める寄附金の受付実績
の報告と併せて本町に報告すること
(4) 寄附者等からの問い合わせ、苦情対応に関する業務
ア 苦情、問い合わせ対応用の電話番号やメールアドレスを設定し、受付用Webサイトからの誘
導、案内ができること
イ 問い合わせや苦情等に対しては誠実に対応するものとし、重要事項である場合は遅滞なく
本町へ対応経過を報告すること
(5) 志免町おうえん寄附金事務を円滑かつ効果的に実施するために必要な業務
ア ふるさと納税制度の活用促進について企画提案を行うこと
イ 本町が企画する特定の目的に対する寄附金にかかる一連の募集受付業務についても柔軟に対応
すること(ともともプロジェクトや竪坑櫓保存寄附金など)
3 情報管理に関すること
(1) 本業務の履行にあたっては、個人情報等の保護、情報セキュリティの重要性を認識し、情報
の漏えい、紛失、盗難、改ざんその他の事故等から保護するため、適切な管理を行うこと
(2) 本業務に関する一連の情報及び資料等については、電磁的記録及び書面により5年間保存す
ること
4 委託料等の請求・支払に関すること
(1) 受託者は、必要な月次報告の後、当該報告月分に係る委託料及び返礼品の品代(送料含む)
について、町に対し請求書を送付すること
(2) 町は、請求書の受理後、原則15日以内に当該請求に基づく委託料等を受託者に支払うものと
する
(3) 受託者は、委託料等の入金後、速やかに返礼品取扱事業者及び配送業者に対し、それぞれ品
代及び送料を支払うこと(ただし、上記の手続きにより難い場合は、別途関係者による協議
により決定する)
5 再委託の禁止
原則として本業務の再委託は認めない。ただし、本町の承諾を得た場合はこの限りでない。
6 報告及び検査
本町は必要があると認めるときは、受託者に対して業務の履行状況その他必要な事項について調
査及び報告を求めることができる。また、必要に応じて帳簿類その他の関係資料の検査を行うこ
とができる。
7 その他
(1) 本仕様書に明記していない事項であっても、業務遂行上当然に必要と認められる事項は、受
託者の責任において実施するものとする。
(2) その他、定めのない事項については、受託者との協議により決定する。