03仕様書 - 生駒市

別紙 1
第4期いこま塾運営支援業務 仕様書
1.
適用範囲
本仕様書は、生駒市(以下「発注者」という。
)が、受注者へ委託する「第 4 期いこま塾運
営支援業務」(以下「本業務」という。)に適用するものとする。
2.
業務の目的
本市では、市民と行政の協働まちづくりの担い手となる市民の参画や協働のきっかけづくりの
一環として、まちづくりの学習・交流機会の拡充や、今後のまちづくりに主体的に参画できる人
材育成のため、平成 22 年度から「いこま塾」を開催している。
本年度は、生駒市の将来を担う子どもたちに、都市計画やまちづくりについて楽しみながら学
習する機会を提供し、まちへの新しい気づきや関心をもってもらうことを目的に実施する。
本業務では、用途地域などの都市計画制度を踏まえつつ、まちづくりにはルールがあることや、
住みよいまちには建物や都市施設の配置等に工夫や周囲への思いやりが必要であることなどを
まちの見学やまちの模型づくりを通し、子供が楽しみながら学習できるワークショップの企画及
び運営を行う。
3.
業務期間
契約締結日から平成 28 年 9 月 30 日まで
4.
実施概要
・対 象 者:小学校4~6年生(保護者同伴可)
・実施期間:夏休み連続3日間程度(各日程半日、8/17~19 を予定)
・会
場:市内小学校
・定
員:子ども30名程度(同伴保護者20名、計50名程度)
・アドバイザー:都市計画に精通する学識経験者
・市による準備事項:会場手配および会場となる小学校との調整
まちの見学用マイクロバス(2 台予定)及び現地駐車場(保険含む)
チラシの作成・印刷・配布、ホームページ・広報誌掲載
5.
準拠法令等
本業務は、本仕様書によるほか、下記法令・通達・基準等に準拠して実施するものとする。
(1) 個人情報の保護に関する法律(平成 15 年 5 月 30 日法律第 57 号)
(2) 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(平成 15 年 5 月 30 日法律第 58 号)
(3) 生駒市個人情報保護条例(平成 10 年 3 月 27 日 条例第 1 号)
(4) その他本業務に関係する法令及び通達等
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6.
業務内容
(1) 企画書の作成
対象である小学校4~6年生が、まちにはどのような「もの」
「役割」
「ルール」があるの
かを楽しみながら学ぶことができ、さらには同伴の保護者に対しても都市計画への気づきを
提供することができる内容の企画書を作成する。
なお、全員参加型ワークショップ、まちの見学、発表を基本とし、企画書の作成において
は下記の留意点に配慮すること。
【留意点】
① 全員参加型ワークショップ
・模型を利用したまちづくり学習とする。
・適当な人数(10名程度)でグループをつくり、参加者全員が参加することができ、活発
な意見を出しやすい内容とする。
・全日程を通し、子どもたちが楽しみながら学習することができる司会進行が必要であるこ
とから、誰がどのように司会進行を行うのかを具体的に提案すること。
② まちの見学
・観光旅行に終わらせることのないよう、学習効果を高める内容とする。
・市と協議の上、ゆとりある計画となるよう各見学スポットを決定することとし、狙いおよ
び子どもたちへの解説の要点をまとめること。
③ 発表
・期間中の体験内容の整理を通し習熟度を高めることを目的に、期間の最後には発表の場を
設ける。
・発表については、特に保護者に対しても、都市計画への気づきを提供することができる内
容とすること。
(2) 模型の作成
ワークショップに使用する教材として、まちのもととなる建物や道路等の模型を準備・作
成する。なお、模型の一部は参加する子どもたちがワークの中で自由に作成するものとする。
(3) 司会進行
全日程を通し、都市計画の内容を子どもたちが楽しみながら学習できるよう配慮して、司
会進行を行う。
(4) 当日の運営
全日程を通して、各グループに対し司会進行とは別に最低 1 名のスタッフを配置するこ
と。配置するスタッフについては、本企画の目的を理解した者であり、参加者とコミュニケ
ーションを取りながら、都市計画やまちづくりの基礎知識を持って助言を行うことができる
者とする。
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(5) まちの見学
本市が準備する 2 台のマイクロバスを利用しまちの見学を行うこととする。見学中は適
宜本企画の目的の達成に必要となる解説を加え、子どもたちの学習効果を高める。
7.
管理技術者等
本業務の管理技術者は、
「都市及び地方計画」の分野における技術士(総合技術監理部門ま
たは建設部門)
、もしくは、RCCM(都市計画および地方計画)とし、都市計画に精通した者
とする。
8.
成果品
・企画書
1部
・業務内容報告書
2部
・上記電子データ
一式
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