金抜設計書(PDF:828KB)

平成 28 年度南国市立地適正化計画策定支援業務委託
仕様書
第1条(適用)
本特記仕様書は、南国市(以下「甲」という。)が受託者(以下「乙」という。)に
委託する「平成 28 年度南国市立地適正化計画策定支援業務委託」(以下「本業務」と
いう。
)に適用する。
第2条(目的)
本業務は、南国市立地適正化計画策定検討業務委託(平成 27 年度)の成果をもとに、
都市づくりの課題を踏まえた将来目指すべき都市構造の検討を行い、実効性の高い都
市機能の誘導をめざす為、都市機能誘導区域、誘導施設、誘導施策を決定することを
目的とする。
第3条(準拠する法令等)
業務を実施するにあたり、下記の関係法令や計画等に基づき行わなければならない。
①都市計画法
②都市再生特別措置法等の一部を改正する法律
③都市構造の評価に関するハンドブック
④第4次南国市総合計画
⑤南国市まち・ひと・しごと創生総合戦略
⑥南国市都市計画マスタープラン
⑦南国市会計規則
⑧その他関係法令、政令、省令、基準、計画等
第4条(管理技術者)
乙が配置する管理技術者は、業務全般にわたり管理及び秩序正しい業務を遂行する
とともに、管理技術者は、立地適正化計画の実務経験を有することとする。
第5条(照査技術者)
乙は、成果物の技術上の照査を行う技術者を定めるものとする。
第6条(担当技術者)
乙が配置する担当技術者は、立地適正化計画の実務経験を有することとする。
第7条(資料収集)
本業務実施にあたり必要な関係資料等については、原則として甲が乙に貸与するも
のとする。
第8条(業務実績情報登録)
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乙は、測量調査設計業務実績情報システム(TECRIS)入力システムにより、「業務カル
テ」を作成し甲の確認を受けた後に、(財)日本建設情報総合センターに提出するととも
に、(財)日本建設情報総合センター発行の「業務カルテ受領書」の写しを甲に提出する
ものとする。
第9条(関係官庁等の交渉)
本事業について関係官庁等と交渉を要するとき、又は交渉を行った時は、遅滞な
くその旨を甲に通知し指示を受けるものとする。
第10条(個人情報等の保護)
乙は、本業務実施中に知り得た個人情報等について、「個人情報の保護に関する
条例」及び「個人情報取扱特記事項」に基づき、適切に取り扱い第三者に漏らして
はならない。
本業務は、PMS(個人情報保護マネジメントシステム)又は、ISMS(情報セキュ
リティマネジメントシステム)を入札参加資格登録している契約先が取得している
こととし、乙は認証取得を証する書類の写しを契約時に甲へ提出するものとする。
(2) なお、本業務の着手に際し、ISMS 等の認証取得を証する書類の写しを提出するもの
とする。
第11条(成果品の帰属)
成果品については、全て甲に帰属するものとするし、乙は甲の許可なく使用又は流
用してはならない。また、本業務遂行にあたり貸与した資料の複製物についても同様
の扱いとする。
第12条(瑕疵)
乙は、成果品の引き渡し後においても、当成果品について不備或いは瑕疵の指摘が
あった場合、速やかに無償にて訂正を行うものとする。
第13条(打ち合わせ・協議議事録)
打ち合わせは、原則として乙の責任において議事録をとり、「業務記録打合せ簿」を
作成し甲の承認を得るものとする。
第14条(成果品の検査・納品)
本事業の成果品については、管理技術者立ち合いの上、甲の検査を受けた後、甲の
指定の場所へ納入するものとする。
第15条(疑義)
本仕様書において明示なき事項及び疑義が生じた場合、甲乙協議のうえ、甲の指示
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を受けなければならない。
第16条(履行期限)
本業務の履行期限は、契約締結日から平成29年3月27日とする。
第17条(業務内容)
(1)将来都市像の検討
①都市づくりの理念・目標の検討
都市づくりの課題を踏まえ、集約型都市構造の実現を念頭に置いた都市全体のま
ちづくりの観点から、
「居住機能の誘導」
、
「医療・福祉・商業等の都市機能立地の誘
導」、「公共交通の充実」等に係る基本目標を設定する。
②将来都市構造の検討
都市づくりの目標や上位計画における都市拠点形成、都市軸形成の考え方等を踏
まえ、将来目指すべき都市構造を検討する。(現行都市マスのレビュー)
(2)都市機能誘導区域に係る検討
①区域設定の考え方の整理
将来都市像や都市機能の立地状況、機能ごとの利用圏域等を踏まえ、居住誘導区
域への居住の誘導を念頭に置いた都市機能誘導区域設定の考え方を整理する。
②区域設定案作成
上記考え方をもとに、具体的な区域を設定し、区域図案(1:2,500 地形図ベース)
を作成する。
③誘導施設の設定
都市機能誘導区域ごとに、現状の不足機能等を考慮し、医療、福祉、子育て支援、
商業、行政サービス施設等の誘導すべき機能(誘導施設)を設定する。
④都市機能誘導のための施策の検討
主に以下の視点に基づき、都市機能誘導のための施策(施策名、施策内容、実施
時期、実施主体等)を検討し、国等が直接行う施策、国の支援を受けて行う施策、
市が独自に行う施策ごとにとりまとめるものとする。
・誘導施設の整備に対する支援
・民間事業者に対する誘導施設の運営費用への支援
・公的不動産の有効活用施策
・区域内の歩行環境向上等に係る施策
・その他
(3)都市再生整備計画の作成支援
上記検討結果を受けて、都市再生整備計画事業における「目標を定量化する指標」
について検討を行い、都市再生整備計画の作成支援を行う。
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(4)協議会・説明会等の開催支援
①都市再生協議会(4回)
計画策定にあたっての協議や施策間調整等の場として、庁内関係部局(都市計画、
公共交通、医療・福祉、商業関係等)や商工会等の各種団体、医療・福祉関係者、
公共交通事業者、住民代表等からなる都市再生協議会を開催するものとし、本業務
において資料作成、会議への参加、議事要旨作成等を通じた支援を行うものとする。
②住民説明会(1回)
立地適正化計画案の内容説明と意見収集を図るため、地域住民を対象とした説明
会を開催するものとし、本業務において資料作成、会議への参加、議事要旨作成等
を通じた支援を行うものとする。
③都市計画審議会(1回)
計画策定にあたり、都市計画審議会からの意見聴取を行うものとし、本業務にお
いて会議資料の作成を行う。
④パブリックコメント(1回)
計画案を広く市民に周知するとともに、計画案に対する意見収集を図るため、パ
ブリックコメントを実施するものとし、本業務において、パブリックコメント用資
料の作成及び提出された意見への対応方針整理を行うものとする。
(1回)
(5)打合せ協議
業務を円滑に進めるため、業務計画書作成時、成果納入時の他、各種会議の開催段
階等に打合せ協議を実施する。
(10回程度)
第18条(成果品)
(1)南国市立地適正化計画 計画書(案)
(2)参考資料(A4版ドッチファイル、電子データ CD-R)
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一式
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