業 務 委 託 仕 様 書(案) 1 委託業務名 平成28年度「首都圏における復興のシンボル熊本城と震災に負けない熊本の魅力プ ロモーション」業務 2 委託者及び契約の形態 熊本県及び熊本市が共同で委託し、契約は熊本県、熊本市及び受託者の3者契約とす る。 3 業務の目的 平成 28 年熊本地震の発生により、熊本の観光産業は、熊本城をはじめとする観光施 設やホテル等の宿泊施設が大きな被害を受けたほか、直接被害が少ない地域においても、 旅行のキャンセルが相次ぐなど、深刻な問題に直面している。 そこで、本業務では、熊本における観光地等の正しい情報発信を行い、風評被害の払 拭を図り、観光客や交流人口の増加を目指すとともに、熊本城など国民の財産とも言う べき文化財の復旧を推進することを目的とする。 特に、熊本城は、築城から 400 年余の歳月を経て受け継がれた重要な文化財である とともに、年間を通じて多くの観光客が訪れる重要な観光資源であり、かつ、市民・県 民の心の拠り処としての「くまもとのシンボル」でもある。その熊本城を「復興のシン ボル」と位置づけ、熊本城のプロモーションを実施するとともに、熊本の今の魅力を発 信することにより、震災からの更なる復興をアピールするものである。 ※プロモーションにあたっては、以下の事項に留意すること。 ① 熊本城については、被災した姿や復旧する様子を魅力へと転換する。 ② 熊本の食や体験プログラム、夜遅くまでにぎわう繁華街の魅力など、観光客の宿泊 や滞在時間の延長につながるような情報発信や仕掛けをする。 4 委託業務の内容 (1)上記目的を達成するための首都圏における一連の広報展開や、新たな情報発信ツー ルの開発。 <例示> ・イベントの開催や、大規模イベントへのブース出展など ・デジタルサイネージ、看板、WEB、雑誌、その他媒体を活用した継続的な情報 発信 ・お城や歴史に関するテレビ番組等とのタイアップ ・お城(歴史)好き著名人等の活用 ・熊本城おもてなし武将隊の活用 ・その他、効果的なプロモーション など 1 (2)一連の広報の効果の定期的な測定及びその結果報告 5 著作権に係る留意事項 (1)作成に当たり、第三者(熊本県、熊本市及び受託業者以外の者)が所有する素材 を用いる場合には、著作権処理等を行うこと。 (2)本業務により作成した成果品及び委託業務実施に当たり新たに制作、撮影したも の等に関する全ての著作権(著作権法(昭和45年法律第48号)第27条及び第2 8条に規定する権利を含む。)は、熊本県及び熊本市に帰属するものとし、本業務以外 の業務にて、本業務により作成した成果品及び委託業務実施に当たり新たに制作、撮 影したもの等を使用する場合がある。 6 業務委託期間 契約締結の日から平成29年3月24日(金)まで 7 予算額 6,000千円(消費税及び地方消費税を含む)を上限とする。 提示額は、提案に当たっての目安(上限)となる額であり、契約額は別途設定する予 定価格の範囲内で決定することとなるため、提示した額とは必ずしも一致しない。 8 9 守秘義務 受託者は、委託者が承認した場合を除き、業務上知り得た情報を第三者に漏らし、又 は他の目的に使用してはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同 様とする。 その他 業務の履行に際しては、この仕様書に定めるもののほか、必要に応じて熊本県及び熊 本市と協議し実施するものとする。 2
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