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笠置町空き家を活用したサテライトオフィス整備事業設計委託業務仕様書
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適用
本仕様書は、笠置町(以下「委託者」という。)が実施する「笠置町空き家を活用した
サテライトオフィス整備事業設計委託業務に伴う実施設計委託業務」(以下、「本業務」
という。)に適用する。
2
業務の目的
本業務は、現在空き家となっている民家を、町の魅力を発信する拠点づくり及びサテラ
イトオフィス機能を整備するにあたり基本設計及び実施設計をおこなうものである。
3
履行期間
委託契約締結日から平成28年11月25日まで。
4
整備地等
(1)整 備 地
(2)用
途
(3)主 要 構 造
(4)現況床面積
(5)そ
の
他
笠置町大字有市小字東畷 地内
居宅(現状居宅より一部事務所として利活用する)
木造平屋建
母屋 105.16 ㎡ 附属家①19.49 ㎡ 附属家②(浴室・トイレ)11.86 ㎡
倉庫 15.91 ㎡(簡易計測の為現況と異なる場合有。提案内容により面積変更の可能性あり)
都市計画区域外(笠置町において特に規制無)
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概算予定工事費用
約 15,000 千円(税込) 実施設計図書に基づく建設工事に係る費用を算出する。
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基本設計
木津川や自然豊かな景観を眺望できる場所に位置する民家であるので、この景観環境を
アピールできるサテライトオフィス機能を付加して再生整備する。
また、民家の魅力をより発揮させられるよう、梁や茅葺裏部分を活用し昔ながらの住ま
いの状態を残せるよう魅せる(特にエントランス部分については昔の情緒趣が感じられる
よう)改修を行う。
施設の一部には、民家周辺地区との活性化も視野にいれ、周辺農地と関連させた食の提
供を見据えた整備提案も検討すること。
現状、汲取り方式のトイレについては合併浄化槽を設置する。炊事場および浴室につい
ては相当年数経過しているものを近代改修し、建物全体的にバリアフリー化を目指した改
修を行う。
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実施設計
(1)基本的事項の確認と実施設計方針の検討
基本設計案をもとに委託者及び関係各署と協議の上、実施設計にて、意匠、構造、
設備の各要素について基本的事項を確定し、実施設計方針としてとりまとめる。
設計と同時に壁量計算による構造チェックをふまえること。
(2)実施設計図書の作成
実施設計方針に基づき、委託者と協議の上、技術的な検討、予算との整合の検討等
を行い、実施設計図書を作成する。実施設計図書においては、特に景観からの視点や
触感等に留意した素材の比較検討を行うとともに、目的物の細部の形状、寸法、仕様、
材料、工法と品質管理について、委託者等の意見を踏まえて設計図書を作成する。
(3)設計説明書の作成
設計意図および実施設計内容についてとりまとめた設計説明書を作成する。
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成果品
成果品は次のとおりとする。
(1)報告書
① 基本設計説明書
② 実施設計説明書
③ 鳥瞰図等
形式:A4ファイル 部数:3部
(2)基本設計図書
改修工事に係る施設配置平面図・断面図・構造図
形式:A3ファイル 部数:3部
(3)実施設計図書
改修工事に係る施設改修図、平面図・立面図・配置図・断面図・展開図・建具
表・構造図・部材リストの作成
形式:A3ファイル 部数:3部
(4)鳥瞰図
整備イメージを明確に理解できるアングルからの鳥瞰図(着色)を作成する
(5)電子データ
形式:CDまたはDVD(データ形式はJWW 枚数:3枚 ただし説明書に含まれる積算
書についてはExcelとする)
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その他
設計に係る管理業務については別途依頼するものとする。
本特記仕様書に定めのない事項は発注者との協議による。