Only One 魅力発信事業委託業務仕様書(プロポーザル用)

Only One 魅力発信事業委託業務仕様書(プロポーザル用)
1、定義
本業務仕様書により「Only One 魅力発信事業委託業務」(以下、
「本業務」という。
)の提案
公募型プロポーザル選定の実施に必要な仕様を定める。
2、 業務の目的
本業務は、観光資源が点在する近鉄長野線周辺地域の魅力について、鉄道を中心軸とした面
としてパッケージ化のうえプロモーション(以下、「本キャンペーン」という。)することに
より、観光入込客を獲得し、地域経済の活性化を図るとともに富田林市の知名度向上を目指す
ことを目的とする。
3、業務内容
発注者が受注者に委託する業務内容は以下のとおりとする。
(1) 基本要件
ア) 本業務における近鉄長野線とは、近畿日本鉄道古市駅から河内長野駅までの間とす
る。なお、近鉄長野線は富田林駅から河内長野駅の間が大阪府内でも珍しい単線で
ある。社会インフラとしては「弱み」である単線を逆に「強み」に変える提案を企
画に盛り込むことを必須とする。
イ) 本業務においては、日本在住の若い世代、特に旅好きの女性をメインターゲットと
する。
ウ) 本業務は単年度事業であるが、次年度以降も継続して取り組む予定であるため、企
画内容は一過性のものではなく、中長期的視点に基づく戦略によるものであること。
エ) 提案にあたっては、「富田林市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に示されている
施策の方向性を鑑みながら、本市がこれまでに取り組んできた観光プロモーション
活動のコンセプトを継承すること。
オ) 提案にあたっては、斬新で話題性がありメディア等へのパブリシティも戦略に含め
た企画であること。
カ) 提案が本業務の目的に対して有効であること及びどのような効果があるのかを客
観的に説明すること。
キ) 本業務の成果指標と効果測定を提案に含めること。
(2) 具体要件
ア) 前述の業務目的と基本的要件を踏まえ、本キャンペーンに相応しいタイトルとキャ
ッチコピーを提案し、そのコンセプトを提案書に記載すること。
イ) 本キャンペーンはメインプロモーションと支援プロモーションAおよびBによっ
て構成する。
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ウ) メインプロモーションとして、ターゲットに訴求する媒体(例として書籍、雑誌、
ウェブサイト、動画など、以下、「主軸媒体」という。)を制作すること。なお、
当該主軸媒体を選択した理由を媒体特性および客観的データなどにより説明し、提
案書に詳細に記載すること。
エ) 主軸媒体に掲載する南河内地域の観光コンテンツとそのカテゴリー分けを提案書
に詳細に記載すること。
オ) 主軸媒体をターゲットまで直接的に届ける手法について具体的に提案書に記載す
ること。
カ) 支援プロモーションAとして、主軸媒体と連動したウェブキャンペーンを実施する
こと。ウェブ上にランディングページ(以下、「キャンペーン特設ページ」という。)
を設け、広く誘導を図ることができる仕組みを構築すること。なお、キャンペーン
特設ページは一般に広く流通し、汎用性が高いシステムにより作成すること。なお、
キャンペーン特設ページの企画内容とデザイン案(ラフ画で可)を提案書に記載す
ること。
キ) 支援プロモーションBとして、マスメディア、交通広告、雑誌、ウェブ、SNSな
ど多様な媒体活用やコンテスト、トークセッション、まち歩き・食べ歩きなどのイ
ベント実施など、様々な手法の中から、直接的、間接的、相乗効果による最も効果
的なプロモーションを、複数組み合わせ提案すること。なお、提案する媒体および
イベント等のそれぞれの特性と効果見込み、また相乗効果等総括的な効果について
提案の理由を記載すること。
ク) 本キャンペーンは、閲覧者に刺激や印象を与えるデザインを使って表現すること。
ケ) 支援プロモーションは契約期間内に完了すること。
コ) 本業務の効果測定について、合理的な成果指標を設定のうえ、その指標を客観的に
測定できる仕組みを提案書に記載すること。
サ) 提案内容に必要な交渉、契約締結およびイベント等の運営など、すべての行為を業
務に含めること。
シ) すべての成果物にかかる使用権は条件を付さず本市の帰属とすること。
ス) 本業務に必要な情報、画像等の収集・整理・データ化については本業務に含む。
ただし情報や画像等で発注者が所有し提供が可能なものについては、発注者が提供
する。
セ) 画像等の肖像権など個人情報にかかる許諾の取得は、受注者の責とする。
(3)成果物
ア) 本業務に作成・使用された媒体完成品等およびデータ一式
イ) すべての印刷物の製版データ(権利等により納品できないものは除く)
ウ) 本業務で使用された各種デザイン素材データ一式
エ) 効果測定を含む業務報告書
オ) その他本業務に関連するもの一式
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(4)データ納品の形態
成果物を記録したDVDディスク正副それぞれ各1枚
(5) 契約期間
契約締結日から平成29年3月31日(金)
4、留意事項
(1)本業務における本市の担当は市長公室都市魅力創生課とする。
(2)契約期間内における本業務に係る本市からの相談及び支援等の要請については遅滞なく
受諾し対応すること。
(3)契約期間内における本業務に係る打ち合わせ等は、原則、富田林市役所内で行い回数制
限を設けない。
(4)受注者は契約締結後から期間終了後までの間に、本市が指定する届出及び報告等を規定
の様式により行う。
(5)業務の実施にあたり、取材や撮影、交渉及び諸手続き等が必要な場合はこれを受注者が
行うものとし、その費用についても受注者の負担とする。
(6)業務の実施にあたっては、関係するすべての法令について遵守すること。
(7)業務の実施における個人情報等の取扱いにあたっては、個人情報保護の重要性を十分に
認識し、個人の権利利益を侵害することのないよう必要な措置を講ずること。
(8)業務の実施にあたり、可能な範囲で環境に配慮するよう努めること。
(9)社会通念上、好ましくない表現は一切認めない。
(10)誤字や脱字および表現の不一致などはチェックすること。
(11)本業務の契約締結に際しては、富田林市業務委託契約約款(昭和63年3月18日制定 富
田林市告示第9号、以下「約款」という。)の適用を受ける。但し、第1条第2項及び第3
項、第4条、第9条から第11条、第20条第2項から第5項、第21条第1項前段及び第3項、第
22条から第25条、第27条、第30条第3項は適用除外とする。
(12)富田林市業務約款第6条の規定にかかわらず、再委託が経費の削減または本業務の効果
および成果品の性能向上に大きく寄与することが認められる場合には、適用を除外する。
この場合、事前に再委託範囲および再委託先を市に提示し、その効果や性能の向上につ
いて協議のうえ、発注者の了承を得ることとする。なお、責任者の再委託は認めない。
また、再委託範囲は受注者が責任を果たせる範囲とし、再委託先に問題が生じた場合は、
受注者の責任においてこれを解決することとする。
(13)契約締結後において、業務運営の適正を期すために本市が行う指示に受注者が従わない
ときには、業務を継続することができない。また、不適当と認められるときは、業務委
託を取り消し又は停止することがある。
(14)前項の規定により委託の取り消し、又は期間を定めて業務の全部若しくは一部を停止し
たことによって損害が生じた場合においては、本市はその賠償の責めを負わない。
(15)契約期間終了後において、本業務による成果物にかかる全ての権利(但し、著作権は除
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く)は本市に帰属し、本市が事前に受注者に通知したうえでの使用、複製、増刷、譲渡、
貸与、改版、加工、翻訳、翻案などの行為について、受注者は一切異議申し立てをしな
いこととする。但し、受注者が従来から権利を有していた受注者固有の知識や技術等に
関する権利等(以下、
「権利留保物」という。)については、受注者に留保するものとし、
この場合、本市は権利留保物についての当該権利を独占的に使用、複製、増刷、譲渡、
貸与ができることとし、また事前に受注者と協議のうえ、当該権利留保物を含む成果物
を改版、加工、翻訳、翻案等ができるものとする。
(16)本業務において新たに製作した映像素材および画像素材の使用権については本市に帰属
する。
(17)成果物が発注者以外の第三者の著作権や肖像権、使用権等の権利を侵害しないよう、受
注者は契約や承諾等の必要な措置を講ずること。
(18)出演者及びキャラクターの著作人格権や肖像権、使用権等は行使しないものとし、契約
期間終了後においても発注者はこれらの権利行使に対する責任を一切負わない。よって、
受注者は必要な措置を講ずること。
(19)本市が著作物の意匠または人格設定について変更や修正を行う場合には、事前に受注者
と協議を行うものとする。
(20)受注者の責による品質不適合によるリスクについては、受注者の負担とする。また、受
注者の責により第三者に損害等を与えた場合も、同様とする。
(21)納品後、成果品に瑕疵が発覚した場合には、受注者の負担において速やかに回復するも
のとする。
(22)本契約の解釈およびその他の事項につき生じた疑義や本契約に規定のない事項について
は、本市と受注者双方が誠意をもって協議のうえ、解決するものとする。
以
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上