フォーマルモデリングは ERTMS の仕様書の確認を容易にする

ETCS レベル 3 への足掛かりを探す
原題:Finding
a stepping stone to Level 3
●著者・所属:Martin Zweers ; Dutch consultancy Arcadis 社 , 信号システム担当 , François Hausmann ; Alstom Transpp.ort 社 , 信号担当 ,
Mark Van Hesse ; Bombardier Transportation 社 , 列車制御担当上級技師 , Bob Janssen ; Siemens Mobility 社 , 信号担当 , Peter
Aukes ; Thales 社 , システム工学担当上級マネージャー
●誌名:RGI: Railway Gazette International Vol.171 No.9(2015-9) pp.44-46
●言語:英語 ●原文中図:4 ●表:0
た中間的な方法が列車に対する現行の整合性を緩和し、
ETCS レベル 3 は、輸送力増強や線路網のコスト低減を
追及する鉄道にとって、依然として聖杯である。オラン
列車運転上の問題を軽減させるとして、VSS(Virtual Sub-
ダの信号専門家によれば、ETCS レベル 2 の上に構築され
Sectioning)として知られる方法の導入を推奨している。
2013 年の確認試験において Alstom 社および Bombardier 社は、線路脇の
列車検知装置の支援によって、ETCS レベル 3 における列車の安全性を実証
した
出典 RGI: Railway Gazette International
ETCS の施行後、VSS システムおよび列車の整合性確認システムの
支援によって、伝統的な線路脇の列車検知装置に膨大な投資をせず
に、線路容量の最適化が可能になる 出典 RGI: Railway Gazette International
情報・信号通信
フォーマルモデリングは ERTMS の仕様書の確認を容易にする
原題:Formal
modelling helps to test ERTMS specifications
●著者・所属:Chris Jackson
●誌名:RGI: Railway Gazette International Vol.171 No.9(2015-9) pp.51-52
●言語:英語 ●原文中図:2 ●表:0
オ ー プ ン ソ ー ス・ソ フ ト ウ ェ ア が ETCS(European
Train Control System)
の仕様書のモデル化、合意したシナ
リオに対する仕様の確認、変更要求の可視化を可能にし、
実施の促進やコストの低減に役立っている。フォーマル
モデリングを信号システムや列車制御に利用することは、
時間の節約だけでなく、コストや安全性の点で有益であ
る。
ETCS DMI(Driver Machine Interface)は EFS(ERTMS Formal Specs)モデ
ルと結合し、現在のシステムの状況や試験過程の各段階の確認ができる
出典 RGI: Railway Gazette International
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World Railway Technology 2016.1