平成28年度組織目標 課名(西部・南部森林整備事務所 本所) 本県の森林は琵琶湖の水源として重要な役割を担っているが、近年の多発する山地災害や獣害等新たな課題に対応するため、「琵琶湖森林づくり 条例」および「滋賀県水源森林地域保全条例」により森林づくりを進めることで、県民にとって安心・安全な暮らしと県土をつくり、かけがえのない滋賀の 森林を未来に引き継ぎます。 目標達成にむけての 目標値 目標項目 目標設定の理由 28年度目標値 (いつまで・どこまで達成するのか) 実施方策・スケジュール 平成25年台風18号災害等 近年、管内では平成24年8月の 治山工事予定箇所について、全 第1四半期内契約率 各箇所ごとに年間スケジュールを立てて計画的に の土砂災害地における早期復 大津市南部豪雨災害や平成25年 箇所(9箇所)上半期中に発注 40% 事業を進めるとともに、職員の技術力の向上を図 旧 9月の台風18号災害等、山地にお を行い、前年度発注分を含む全 上半期内契約率 り、早期工事発注と年度内完了を目指す。 ける土砂災害が多数発生している。 箇所(11箇所)の年度内完了を 80% これまでもその災害地の復旧や二次 目指す。 全箇所年度内完了 災害発生の防止に取り組んできた が、今年度も引き続き迅速な対応を 行い、被災地の早期復旧に努めてい く。 組織の使命 木材生産と多面的機能の発 森林の多面的機能の発揮や林業 管内森林組合、造林公社の 揮を両立させる森林経営の確 の振興につながる木材の生産・利用 素材生産量 立 拡大に向けて、地域の森林整備の 平成28年度末: 中核的な役割を担う森林組合等の 5,000m3/年 素材生産量を目標数値とする。 (平成27年度末時点: 4,400m3/年) 平成28年度末: 5,000m3/年 ○地域の実情に見合う架線技術の普及 ○集約化・高効率木材生産モデルの取組 ○主伐の推進に向けた、低コストで実効性のあ る苗木食害防止技術の検証 ○市との連携による林業事業体への森林経営 計画策定支援 ○林業事業体による施業集約化、提案書作成 等の取り組みへの支援 ○森林施業プランナーの資質向上のための支援 ○木材の生産・流通情報の収集・提供 ○地域材供給協議会の開催 ○公共施設の木造化・木質化の推進 ○カーボンオフセットの取り組みの支援 ○保安林施業要件(間伐率、択抜率)の変更 目標項目 目標設定の理由 目標値 (いつまで・どこまで達成するのか) 28年度目標値 ニホンジカ捕獲による獣害対 策の推進 ニホンジカによる林業被害並びに下 層植生の衰退などの被害が深刻化 しており、「滋賀県ニホンジカ第二種 特定鳥獣管理計画」に基づく頭数 調整を行う必要があるため、ニホンジ カの捕獲数を目標数値とする。 平成29年度末: 平成28年度末: 1,800~2,000頭/年 1,800~2,000頭/年 (平成27年度末時点:(見込み) 1,951頭/年) 森林・林業施策の見える化 森林・林業諸施策を円滑に進めるた めには、県民の理解と協力が不可欠 であることから、情報発信を積極的に 行い、県民・市民の認識の向上を図 る。 管内における森林づくりの取組を 積極的に情報発信する。 (平成28年度:金勝生森J-ク レジット・SGEC森林認証、滋賀 県産木材の利用、搬出間伐材 利用のパネル展示等) ホームページの更新、来庁 者利用スペース等における パネル展示等により、管内 における森林づくりの取組を 積極的に情報発信する。 目標達成にむけての 実施方策・スケジュール ○農業部局・市との連携による地域調整会議 により市境での捕獲など課題の共有や、構成 員が所有する情報のGISによる可視化等によ る情報提供・助言等 ○鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業や湖 国の森林と自然を守るニホンジカ特別対策事 業による捕獲の推進 ○高標高・奥山地域において実施される指定管 理鳥獣捕獲等事業の情報提供 ○市、団体や狩猟者への技術支援や普及指導 ○狩猟免許の取得の促進 ○職員が常に情報発信を意識して各業務にあ たる。 ○県民等の反応を意識しながら情報の発信方 法の改善を図っていく。
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