大津・高島子ども家庭相談センター 平 成 28 年 度 組 織 目 標 増加を続ける児童虐待相談をはじめとする子どもに関する諸問題について、大津市、 高島市および関係機関と適切な役割分担と積極的な連携を図って対応し、専門機関と しての機能を十分に発揮して、子どもにとっての最善の利益の実現を目指した相談援 助活動を推進する。 <組織目標設定の理由等> 本県の児童虐待相談対応件数は年々増加を続け、平成 17 年度から平成 26 年度 までの 10 年間で、子ども家庭相談センターが対応した件数は約 2.6 倍となって おり、特に、県南部での増加が著しい。このような状況を背景に、県全体の子ど も家庭相談体制の充実強化を図る中で、本県で 3 か所目の児童相談所となる当セ ンターが今年度開設となった。 以上の開設の経緯も踏まえ、当センターとして、管轄区域である大津市、高島 市および関係機関と積極的に連携し、迅速な対応と両市への支援強化を図るとと もに、職員の資質向上に取り組み、組織としての対応力を十分に発揮して、子ど もにとっての最善の利益の実現を目指す相談援助活動に取り組むことが必要で ある。 <目標値> ① 目標項目:大津市、高島市の「要保護児童対策地域協議会」の機能強化支援 28年度目標値 ・要保護児童対策地域協議会への参加 100% 被虐待児童の発見から支援に至るシステムの構築および実施 支援のためのアセスメントの確実な実施 被虐待児童と家族への専門的援助 ② 目標項目:虐待や非行の未然防止および早期発見、早期対応 28年度目標値 ・虐待通告受理後48時間以内の安全確認の実施 ・必要な一時保護の適時適切な実施 ③ 目標項目:職員の専門性の向上 28年度目標値 ・職員の専門研修(外部)への参加 ・県主催の児童虐待対応関係研修への職員の参加 100% 年間延べ13人
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