(4/20)∗ {an}

解析 I レポート問題(4/20)∗
• 問題を解いて次回の講義の時に持ってきてください.
問 1. 一般項が次で与えられる数列 {an },{bn },{cn },{dn } を見る.
a n = 2 + 3n ,
bn = 2 − n,
cn = 2 + (−3)n ,
dn =
n
2n
正しいものを全て選び丸で囲め.
(1) 単調増加なのは
{an},{bn},{cn},{dn}
(2) 単調減少なのは
{an},{bn},{cn},{dn}
(3) 上に有界なのは
{an},{bn},{cn},{dn}
(3) 下に有界なのは
{an},{bn},{cn},{dn}
問 2. 一般項が次で与えられる数列の極限値(n → ∞ のとき)を求めよ.
(計算過程
を書くこと.
)
1 · 1 + 2 · 3 + 4 · 5 + · · · + 2n−1 (2n − 1)
n · 2n
∗
問題作成責任者:小関祥康(特別助教),研究室:6-104,e-mail:[email protected]
(補足:ϵ-N 論法)
{an }n=1,2,... を実数の数列とする.
• 数列 {an }n=1,2,... が a に収束する とは,次が成り立つときを言う:
任意の ϵ > 0 に対してある自然数 N が存在して,
n > N ⇒ |an − a| < ϵ
が成り立つ.
• 数列 {an }n=1,2,... が 正の無限大に発散する とは,次が成り立つときを言う:
任意の ϵ > 0 に対してある自然数 N が存在して,
n > N ⇒ an > ϵ
が成り立つ.
• 数列 {an }n=1,2,... が 負の無限大に発散する とは,次が成り立つときを言う:
任意の ϵ > 0 に対してある自然数 N が存在して,
n > N ⇒ an < −ϵ
が成り立つ.