内町小学校 「学力向上実行プラン」

平成27年度
研究テーマ
内町小学校
学力向上検討委員会構成
主体的に学び,たくましく生きる子供の育成
「学力向上実行プラン」
学力向上推進員
ー互いに認め合い,磨きあい,たかめあう授業の工夫ー
委員 教務主任・木村善行
6年担任・坂田淳二
5年担任・藤本賢春
4年担任・藤本圭子
3年担任・松岡みどり
2年担任・西川秀樹
吉田千栄子
校長
木津
実穂
(1)基礎的・基本的な知識・技能の習得
児童生徒の状況
よ
さ
課
題
具体的目標(目指す子供の姿)
成果指標
中間期の見直し
取組状況
達成状況
①基礎的・基本的な事項についての国語・
算数ミニテストの正解率90%以上を目指す。
②読書の習慣をつける。1週間に3冊以上の
読書をする。
①漢字・計算ともに単元ごとにミニテストを行い基礎基本
の定着がはかれた。国語辞典を活用し,調べた語句を使
って単文作りをし,書く力をつけることができた。②全校で
朝の読書タイムを設けることで,読書の機会が増えた。
・学力テスト・ステップアップテストでは,県平均を上回った
が算数の図形・グラフの活用に課題が残った。
・ミニテストの正解率は,90%以上
・1週間に3冊以上の読書率は,60%
①音読,読書,作文指導を積極的に取り入れ
る。また,国語辞典等を活用する。
②朝の活動の時間を計画的に使い,週に一
度程度確認テストを行う。
・知識の習得をより
確実にするために,
単元ごとの確認テス
トやミニテストを行
う。また,ノート指導
を 個 々 に合 わせ て
丁寧に行う。
・めあて黒板を活用
し,より分かり易く見
通しのもてる授業を
実施する。
具体的目標(目指す子供の姿)
成果指標
中間期の見直し
取組状況
達成状況
目的に応じて,根拠や理由を明らかにしながら,自分の考
えを豊かに表現することができる。
「自分の考えを他の人に説明したり,文章
に書いたりするのは得意」と答える児童の割
合を80%以上にする。
・班学習を取り入れたり,ホワイトボードを使って発表する
活動を取り入れたりすることにより,学習により主体的に
取り組めるようになった。・調べ学習後には実物投影機や
具体物を用いて分かり易く発表する機会を作った。
①アンケートで,自分の考えを文章に書くのが得意と答え
た児童が85%であった。考えを説明することが得意な児
童は65%で目標が達成できなかった。
具体的方策(教員の取組)
取組指標
①学習活動の中で様々な文章を読む機会を増やしたり,自
分の考えを文章に書く・話す・発表する機会を多く設ける。メ
モをもとに説明や発表ができるような活動を取り入れる。
②研修により有効な手立てを共有する。
①「自分の考えを他の人に説明したり文章
に書いたりするのは得意」と答える児童の割
合を85%以上にする。②一人一回ずつ,課
題に応じた研究授業を行う。
・ペア学習・班学習
で自分の考えを発
表する機会を増や
す。
・教科書以外の文
章に多く触れる機会
を設ける。
・班ごとにホワイトボ
ードを用意し発表の
仕方を工夫する。
具体的目標(目指す子供の姿)
成果指標
中間期の見直し
取組状況
達成状況
課題や自主学習に積極的に取り組み,学ぶ楽しさや喜び
を感じることができ,自信を持つことができる。
「分からないときあきらめないで考える。」や
「勉強が好き」 「疑問に思うことを自分で調
べる」と答える児童の割合をそれぞれ80%
以上にする。
①個別の課題,めあてを設定することによりどの子も意欲的に学
習に取り組めるようになった。
②自主学習の仕方を説明し,充実したノートを示して自分の疑問
や興味に沿って学習を進めた。家庭学習でわからないところをそ
のままにせず,調べて回答する児童がふえた。
アンケート結果
・勉強が好き・・・80% ・自分に良いところがある・・87%
・あきらめないで考える・・・90%
・家庭学習の提出率・・・98%
目標にほぼ到達している。
具体的方策(教員の取組)
取組指標
①分かる授業,学ぶことが楽しいと感じる授業を工夫する。
体験や活動を取り入れ,自主的に解決できるようにする。
②家庭学習の工夫をするとともに,学校便り・ホームページ
・家庭学習の手引きで学習の習慣化への協力を願う。
①授業の中で,進んで課題に取り組んだり
積極的に発表したりする姿が多く見られるよ
うにする。
②家庭学習の提出率を95%以上にする。
・学習課題の明確な提
示により,自ら考 え課
題が解決できるように
する。わかる授業の工
夫 を継 続 ・強 化 する 。
また,わかる・できる喜
びを味わえるように配
慮する。
・家庭学習が提出でき
ていない児童の理由を
探り,個別に解決方法
を考える。
全国学力調査の平均を上回っており, ①基礎的・基本的な知識・技能を確実に身に付けることがで
学習内容をおおむね理解し,基礎基本 きる。
の力は身についてきていると言える。
②語彙数を増やし,正しい言葉や発音で文を読んだり,学
漢字の読み書き,計算の力は十分身 年に応じた長さ・内容の文を作ったりできる
についている。
具体的方策(教員の取組)
学力に二極化傾向が見られる。学習に
対する関心・意欲をより高めることが課 ①読み聞かせの充実を図る。音読指導や作文指導を丁寧
題。問題を読み取る力や考えを書く力が に行う。ノート指導を充実させ,言語環境を整える。
弱く,語彙の数も少ない
②各学年での漢字の読み書き・算数のミニテストや計算カ
ード・音読カードを継続的に実施する。
取組指標
評価
次年度における改善事項
・ミニテストが定期的に行えなかったので,計画的に実施できるようにする。
・正確かつ時間内にという目当てで取り組む。
・全校読書を落ち着いた状況で必ず実施できるように見通しを持って計画する。読書をして記録する習慣をつ
け,読書賞を設けるのも良い。本の紹介をしたり,本を計画的に貸し出したりし,家庭での読書量を増やす。
B
(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の育成
児童生徒の状況
よ
さ
課
題
多面的に考えたり,自分の考えを伝え
たりすることを,自信を持ってできる児童
が多くなった。相手に分かりやすく伝える
手段や方法を,身につけてきている。
自分の考えや思いを,筋道を立てて説
明したり,文章で表現したりすることに課
題がある。
評価
次年度における改善事項
・発表や説明への抵抗を少なくするために説明の仕方ナビを作って活用できるようにする。
・ペア学習・班学習をもっと効果的に授業に取り入れ,考えを伝え合う学習形態を取り入れていく。
・全教科で書く活動を意図的に増やしていく。
・国語・算数などの教科で低・中・高での授業研究会を行い,教師の指導力向上と取り組みの意識を高める。
B
(3)主体的に学習に取り組む態度の育成
児童生徒の状況
よ
さ
課
題
落ち着いて学習に取り組むことができ
ている。学習や生活の決まりを守って学
校生活を送ることができている。
学習には,多くの児童が意欲的の取り
組むことができている。
自己肯定感が低い傾向がある。分から
ないことがあっても最後まであきらめな
い気持ちや,疑問に思ったことや分から
ないことについて追求しようとする意欲
が低い。
平成27年度
3月
4月
5月
6月
推進員
研修会
全国調査
4/21
・ドリル学習だけでなく,学習内容を自分なりにまとめることができるようにする。 ・家庭学習の手引きや学年だより等で学
習の仕方について保護者にも協力を依頼する。 ・基本的な学習への取り組み(持ち物・整理の仕方・座り方)を学校で共
通理解し徹底する。 ・自主学習のヒント集を作り持たせると積極的に取り組む児童が増えるのではないか。 ・安心して発
表できる雰囲気のある学級作り。 ・子供の能力に合った教材の精選と教材開発に努める。
A
11月
12月
県調査
2月
県調査
結果公表
4月
前年度の実績を踏まえた新体制でのプラン作成
次年度に向けた情報整理・構想立案
分析・検証結果としてプランの公表
学校評価のデータ等による取組の検証
家庭学習
充実月間
学校評価アンケート実施
結果
検証
授業研究会
校内研修
授業研究会
保護者・児童に
よるアンケート
の実施
3月
推進員
研修会
プランの見直し
自校採点・結果の検証
・教員アンケートの実施
校内研修
家庭学習
充実月間
1月
調査結果の分析・取組の検証
プランの見直し
・参観日等で学力向上・生活
習慣の協力説明
・家庭読書のすすめ
校内研修
授業研究会
校内研修
研究テーマに
沿った取組
☆家庭学習習慣
・家庭訪問等で周知
10月
全国調査
結果公表
◎結果から,学力向上のための方策検討・授業力向上のための研修
次年度における改善事項
学力向上ロードマップ
9月
自校採点・結果の検証
◎各研究部会研修
☆授業力向上
・ノート指導
・教材研究
・板書計画
・教室環境
8月
調査結果の分析・取組の検証
学力向上
検討委員会
次年度の取組に向けた情報整理・構想立案
☆学力向上実行プラン作成
・校内での共通理解
・学校ホームページに掲載
☆「家庭教育の手引き」配布
・PTA総会で周知
・校内での共通理解
7月
評価