金沢市獣医師インターンシップ実施要領

金沢市獣医師インターンシップ実施要領
1
目的
金沢市が獣医大学に在籍する学生に対して、市の獣医師職場における就業体験及び実習の機会
を提供することにより、学生の職業意識の向上及び市政に対する理解を深めることを目的とする。
2
対象者
インターンシップの対象は、大学において獣医学を履修する課程に在学している3年から5年
の学生とする。
3
受入期間等
原則として7月から9月までの大学の夏期休暇を利用して実施するものとし、期間は概ね5日
間で、受入人数については、1期間(5日間)毎に2名程度とする。
4
受入手続き
(1)インターンシップの受入を希望する学生が在学する大学は、受講申込書(様式1)及び受講
申込者個人票(様式2)を金沢市に提出するものとする。
(2)金沢市は、大学から申込みがあった場合は、受入の可否を決定し、その結果を大学に通知す
るものとする。
(3)金沢市は、受入を決定した場合は、大学との間に受入の内容を定めた協定書を締結するもの
とする。
5
受入先
受入先は別表のとおりとする。
6
賃金等
金沢市は、実習の受入れが決定した学生(以下、実習生)に対して賃金、手当、交通費、宿泊
費等の金品は一切支給しない。
7
実習中における事故の責任等
(1)大学及び学生は、実習期間中の事故等に備えて、傷害保険及び賠償責任保険に加入するもの
とする。
(2)実習期間中(実習先との往復途上を含む)における事故に関しては、その原因が明らかに金
沢市に起因している場合を除き、金沢市はいかなる補償も行わないものとする。
(3)実習生が故意又は過失により金沢市に損害を与えたときは、大学及び実習生は、金沢市に対
してその損害を賠償するものとする。
(4)実習生が第三者に与えた損害等により、金沢市が第三者に対し損害賠償の責めを負った場合
は、大学及び実習生は、当該賠償により金沢市が被った損害の補填をするものとする。
8
服務
(1)実習生は、実習時間中は所定の実習に従事し、実習目的の達成に努めなければならない。
(2)実習生は、実習時間中、金沢市職員が遵守すべき法令、条例等及び実習生の指導、監督等を
担当する職員(以下、実習指導者)の指導、指示等に従わなければならない。
(3)実習生は、金沢市の名誉をき損するような行動を行ってはならない。
(4)実習生は、実習中に知り得た情報(公開されているものを除く)を漏らしてはならない。実
習終了後もまた、同様とする。
(5)実習生は、病気等のため予定されていた実習を受けることが出来ない場合は、実習指導者に
その旨連絡しなければならない。ただし、やむを得ない事情がある場合は、事後速やかに行わ
なければならない。
9
誓約書
実習生は、あらかじめ、実習に当たり遵守すべき事項を記載した誓約書(様式3)を金沢市に
提出するものとする。
10
大学等の指導事項
大学は、実習生に対し、「9 誓約書」に係る遵守事項を指導徹底するものとする。
11
実習の中止
金沢市は、次のいずれかに該当すると認められるときは、実習を中止することができる。なお、
中止する場合は、その旨を大学に通知するものとする。
(1)実習生が、「8 服務」に定める服務義務に反する行為を行ったとき。
(2)実習を継続することにより業務に支障が生じたとき、又はその恐れがあるとき。
(3)実習の目的を達成することが困難であると認められるとき。
12
実習の証明
金沢市は、大学から実習の証明を求められた場合は、実習生の実習期間、実習内容等について
証明を行うものとする。
13
その他
この要領で定めるもののほか、インターンシップの実施に関して必要な事項は、別に定める。