実地研究オリエンテーション

教育実地研究
確認すべきこと
免許取得の意味
• 教職免許とは何か
– 専門性の保証
– 習う子どもの権利を守る
• 職業には適性がある(ないと本人も子どもも
不幸)
– 勉強が好き
– 子どもが好き
教職と実習の最近の事情
• 教職
– 膨大な仕事と子どもの変化
– 最初から対応できない新任教師の増加
– 結果として1年以内に辞める教師の増加
• 実習(人間科学部社会の例)
– 受け入れ校からのネガティブな評価の増加
– 実習生自身のスガティブな自己評価の増加
教育実習とは
• 実習生は、生徒にとっては「教師」
– いいかげんな授業は許されない
– 生活指導や部活指導も要請される
– 教師としての義務と責任を負う
• 実習生は、受け入れ校にとっては「学生」
– 実習校の方針に無条件に従う
– 教師たちの指示や要請に最大限協力する。
– 授業等についてわからないところは質問する。
人間科学部実習生の変遷
• 一貫して変わらないこと
– 社会科授業をこなすだけの知識と教養が不十分
-事前の準備なしの実習は迷惑
• 変化していること
– 以前は生活指導は十分であった。生徒との交流
も得意だった。
– 最近、生活指導ができない、生徒とうまく交流で
きない実習生が増えている。
– トラブルが起きるようになった。
事前に必要なこと
• 本当に免許取得が必要か、冷静に考える
– 必要な職業は限られている必要なのは教師のみ
• 求められる場合がある(塾講師)
• 実習経験が役に立つ(スクールカウンセラー)
– 採用試験合格は毎年1名程度
– 10年後に失効
– 企業就職の活動にはマイナス(実習中の活動は
絶対不可)
– 教師に適性があるか
最近のトラブルの例
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生徒との性的関係
パソコンにウィルスを感染
中途で放棄
非常識な態度で顰蹙
うまくできるために
• 自分から生徒に声かけをする。
• 生徒の名前を早急かつ広範に記憶し、示す。
• 制限されない限り、部活を一緒にやったり、可能な
ら指導する。(授業準備を優先させるため、指導教
諭から制限されることがある。)
• 問題視されている生徒には、逆に積極的に声をか
ける。
今からすべき準備
• 社会科の知識をつける 読書
• 何事もてきぱきとこなす習慣(後回しする性格
では、教職はこなせない)
• 自分の欠点を把握して、改善する努力
– 字がきたない
– 声が小さい
– 会話力
– 報告書作成力
成績認定
• グループ内で模擬授業50分を実施して、そ
れをビデオに撮り、2回分をDVDに焼き付け
て提出。授業案と資料も添付。
• 授業は、教師と生徒役のやりとりのみ(板書
は可)、生徒の作業・グループ討論等は一切
含めないこと。(含めたらDとする)
• 教育実地研究で模擬授業を実施したものは、
1回分でよい。