事業実施要領(PDF 189.9KB)

平成28年度盛岡市高校生インターンシップ事業実施要領
(平成28年6月 日 商工観光部長決裁)
1 目的
就職を希望する高校生に就業体験の場を提供し,主体的に職業選択ができる能力の育成を
図るとともに,地元企業の魅力・特色などを知る機会を与え,ひいては地域の将来を担う人
材の獲得を図ることを目的に,盛岡市高校生インターンシップ事業を実施する。
2 事業主体
盛岡市(担当:商工観光部経済企画課)
3 対象生徒
原則として,盛岡市内の高等学校に在学する2年生のうち卒業後に就職を希望している者
4 対象事業所
原則として,盛岡市に就業場所を有し,高卒者の求人がある事業所
5 実習時期及び期間
9月中旬から11月のうち,原則として3日間
6 受入事業所の募集
市は,事業所に対し,盛岡市高校生インターンシップ事業の実施に係る周知を行う。
受入れを希望する事業所(以下「事業所」とする。)は,「盛岡市高校生インターンシップ
事業 受入希望調書」
(様式1号)を市に提出する。
7 参加高等学校の募集
市は,市内の高等学校に対し参加希望の有無について照会する。参加を希望する高等学校
(以下「学校」とする。)は,「盛岡市高校生インターンシップ事業 参加申込書」(様式2
号)を市に提出する。
8 実習先の決定までの流れ
(1) 市は,事業所が決定次第,学校に対して通知する。
(2) 学校は,「盛岡市高校生インターンシップ事業 参加希望調書」(様式3号)により生徒の
希望を聴取し,事業所ごとの実習希望人数をとりまとめた上で市に報告する。
(3) 市は,全ての学校の報告を取りまとめ,その結果を学校に通知する。なお,実習希望者
の人数が,事業所の受入人数を上回る場合は,関連する学校に再調整を依頼する。
(4) 学校は,(3)の通知に基づき,実習生の氏名,学科,実習期間等を市に報告する。
(5) 市は,事業所に対し,実習生の受入れを依頼する。併せて,実習生の氏名,学校名,実
習期間等,受入れに関して必要な事項を通知する。
9 生徒への事前指導
実習生は,市が実施する事前研修を受講するものとする。
10 覚書の締結
実習の実施にあたり,盛岡市,学校及び受入事業所の間でインターンシップに関する覚書
を締結する。
11 報酬等
実習生に対して日当・交通費・食費等は支給しない。
12 賠償責任保険の加入
(1) 学校長は,実習開始前までに実習生にインターンシップ中における偶発的な事故を担保
する賠償責任保険及び傷害保険に加入させるものとする。
(2) 実習にあたって損害が発生した場合は,保険契約の定めるところにより対応するものと
する。
13 事業所の遵守義務
実習にあたり,事業所は,以下の事項について遵守しなければならない。
(1) 実習内容が単一なものにならないよう留意すること。
(2) 実習生に対し,賃金等の経費を支払わないこと。
(3) 実習に要する素材,工具等の費用を実習生から徴収しないこと。
(4) 実習中に事故及び災害が発生しないように,設備等の点検等配慮し,実習生の安全確保
に万全を期すこと。
(5) 実習中に実習生に事故及び災害が発生した場合は,直ちに盛岡市及び実習生の所属する
高等学校に連絡すること。
(6) 実習生の個人情報は,実習終了後も第三者に漏らさないこと。
14 実習生の遵守義務
実習にあたり,実習生は,以下の事項について遵守しなければならない。
(1) 実習期間中,事業所の指示及び指導に従うこと。
(2) 実習期間中,職場の風紀,秩序維持に努めること。
(3) 実習期間中,故意又は重大な過失により,事業所に損害を与えたときは,賠償しなければ
ならないこと。
(4) 実習を通じて知り得た事項は,実習終了後も第三者に漏らさないこと。
(5) 実習に係る賃金等を事業所から受領しないこと
(6) 実習生は,実習を欠席,遅刻又は早退する場合は,事業所及び所属する高等学校に対し,
あらかじめ連絡すること。
(7) 実習生は,前項の遵守を内容とする誓約書を受入事業所に提出すること。
15 実施報告書の提出
(1) 実習生は,実習終了後に速やかに「盛岡市高校生インターンシップ報告書」(様式4号)
を作成し,学校に提出する。学校は,実習を終了した日から起算して14日以内に,同報告
書の写しを市に提出するものとする。
(2) 事業所は受入れを終了した日から起算して14日以内に,「盛岡市高校生インターンシップ
実施報告書」
(様式5号)を,市に提出するものとする。
16 その他
この要領に定めのない事項については別途協議する。
17 実施期日
この要領は,平成28年6月 日から実施する。