東京税関と大学等において

東京税関インターンシップに関する覚書
東京税関(以下「甲」という。)と○○大学(以下「乙」という。)は、乙の要請に
基づいて実施する東京税関インターンシップについて、次のとおり覚書を締結する。
本覚書の締結を証するため、本書2通を作成し、甲及び乙が記名捺印のうえ、それ
ぞれ1通を保有するものとする。
1
基本的役割等
甲はインターンシップ実習内容について定め、学生に対し必要な指導・助言を
行う。乙は、学生に対して本覚書に定める事項を周知するとともに、円滑な実習
を進めるため必要な指導等を行う。
2
経費等
甲はインターンシップ実習生(以下「実習生」という。)に対し、インターンシ
ップ実習に要する経費(交通費、食費及び宿泊費等)及び労働の対価等は一切支給
しない。
3
服務
(1)実習生は、実習期間中実習に専念し、公務の信用を傷つけ、又は公務員全体の
不名誉となるような行為を行ってはならない。
(2)実習生は、甲の担当者が遵守すべき法令及び規則等に従うとともに、当該担当
者の監督、指導及び助言等に従わなければならない。
(3)実習生は、インターンシップ実習により知り得た甲の秘密については、将来に
わたり乙を含めて他に漏らしてはならない。また、実習活動を通じて知り得た情
報(公開されているものを除く。)の開示について、実習中及び実習終了後にお
いて、実習担当者の指示に従わなければならない。
(4)実習時間は、9時から17時までとする。このうち、12時15分から13時
までを休憩時間とする。
(5)実習の欠務は、正当な事由がある場合以外は認めない。やむを得ず欠務する
場合に は、事前に実習担当職員に申し出なければならない。
(6)実習生は、実習期間の終了後、遅滞なく、実習内容に関する報告書を作成し、
実習担当職員に提出しなければならない。
(7)実習生は、実習の成果を論文等により発表する場合には、事前に実習担当職員
の承認を 受けなければならない。
(8)甲は、実習生がこの覚書に従わない場合、その他実習を継続しがたい事由が生
じた場合には、実習を打ち切ることができる。その場合には、速やかに乙にその
旨を通知する。
4
災害補償等
(1)実習生がインターンシップ実習中の事故により傷害を負った場合は、当該実習
生が加入する傷害保険等により補償する。
(2)実習生が甲又は第三者に損害を与えた場合は、乙は損害賠償責任保険により補
償する。
(3)保険利用等に関し必要な手続は乙が行う。
5
誓約書
実習生は、インターンシップ実習に先立ち、甲に対して誓約書を提出する。
6
秘密の保持等
甲は、実習生の個人情報の管理について万全を期し、当該個人情報をインターン
シップ実習以外の目的で使用しない。
7
その他
本覚書に定めのない事項、又は本覚書に疑義が生じた事項については、その都度、
甲と乙が協議のうえ、決定する。
平成26年
月
日
甲
乙
東京税関総務部長
山 根 英 一 郎