『QCサークル』誌 2016年5月号 見どころ、読みどころ ★トップからのメッセージ p2~(管理者・推進者のみなさん向け) ㈱エクセディ 代表取締役社長 久川秀仁さん 従業員のやる気の原動力となるよう、 「仕事を楽にする」をキーワードにQCサークル活動 を業務として取り組んでいます。社内の合言葉に、 「2 2 2」というものがあります。業界に おいて勝ち続けるためにこだわっている“スピード”を具体的な表現にした基本単位です。 また、活動の会合時間も1回当たり 30 分と決め、30 分になれば議論が途中でも終了。そ のねらいは納期を守ることイコール“スピードで勝ち続けていく”ための訓練としていま す。 ★ザ・ショット 写真で綴るQCサークル紀行 p5~(推進者・リーダーのみなさん向け) トヨタ自動車㈱ 士別試験場 今回は、自動車などの寒冷地試験を中心に開発、研究をしている職場です。マイナス 20℃ くらいの屋外でシャーベット状のコースを整えたりと、試験の性質上、厳しい寒さと重労 働が多い中でも、誰もが楽に作業ができるようにQCサークル活動で改善をしています。 同じテーマであっても、 “リベンジテーマ”として自分たちが納得するまで改善を進めるこ とを指導しています。またサークルとしては、メンバーから本音を引き出すために、 “本音 ノート”を掲示板に置いたり、 “アイデア発掘市場”という自由な話し合いの場を設けたり と、活動スタイルの模索と挑戦しています。 ★特集:七つ道具を越えろ p9~ (管理者・推進者のみなさん向け) みなさんもご存じのとおり、問題解決の手法として「QC七つ道具」や「新QC七つ道具」 がありますが、問題解決に役立つ手法はその他にもたくさんあります。本特集では、デー タが多く原因が特定しにくい時や生産性の改善をしたい場合、また親和図法より簡潔に言 語データを整理したい場合に活用できる手法など6つの手法を紹介します。ぜひ、今まで の手法でうまく解決できなかった時は、今回紹介した手法に挑戦してみてください。 ★運営・推進のページ: 「QCサークル活動レベル向上のための知恵袋」 p27~ (推進者・リーダーのみなさん向け) 第5回 QCサークル活動における解析力の向上 今月は、 「QCサークル活動における解析力の向上」がテーマです。QCサークル活動では 問題・課題を解決するためにも、解析力を向上させることが大切ですね。解析力があがる と、しっかり解決でき、その後の活動の幅が広がります。今回紹介する3事例も、ベテラ ンと新人がペアを組んだり、3現主義を徹底したり、メンバーが手分けてしてデータ収集 したりすることで、解析力の向上と、活動効果をだしています。ぜひ解析力の向上を目指 していきましょう。 ★シリーズ:勉強の仕方・させ方あれこれ p48~(推進者・リーダーのみなさん向け) コーセル㈱ 日科技連主催の「QCサークル ASEAN 訪問・洋上研修」をご存じですか?その名のとおり、 船上において講義やグループディスカッション、演習を行う9日間の研修で、今年で 58 回 目になります。今回取材した会社では、毎年 4 名の派遣があり、この研修を活動の活性化 に活用しています。教育のベースにQCサークル活動があり、活動を頑張っている人への ご褒美となること、また他社とのふれあいからモチベーションアップにつなげてもらうこ となどを期待しているそうです。 ★連載講座:統計的方法の考え方を学ぶ p54~(推進者・リーダーのみなさん向け) 第5回 推定と検定の考え方 今回は、統計的推測の基本的なアプローチである推定と検定の考え方を解説します。推定 と検定は、母数についての推測を行うことを目的としたアプローチです。データの形式や 解析目的に応じていろいろな手法がありますが、ここでは代表的な手法を例示していきま す。いつもの解析をワンランクアップしたものにしませんか? ★体験事例&ワンポイント事例(推進者・リーダーのみなさん向け) 今月は、体験事例 2 件とワンポイント事例 1 件を紹介します。 体験事例: p36~ 1.㈱デンソー 「IAG サークル」 (愛知県) 「新米リーダーが進めた!~スマートタッチパネル リフレクターキズ不良0化活動~」 :稀に発生する現象を現地・現物で観察し問題解決につなげた事例 2.北陸電気工業㈱「TSUBAKI サークル」(富山県) 「フォースセンサキャップなし不良の撲滅 不明現象を解明せよ!TSUBAKI 男子た ち!」 :現象別に要因を調査して成果を上げた事例 ワンポイント事例 p44~(推進者・リーダーのみなさん向け) 1.㈱デンソー北海道 「APP サークル」 (北海道) 「ワーク押し込み作業負荷軽減~女性が活躍できる梱包作業のレシピ~」 :系統図の展開に「ユニバーサルデザイン」の考え方を取り入れ、誰でも使いやすい作 業治具を制作した事例 ☆『QCサークル』誌に貴社の広告を掲載しませんか? 会社や自社製品の PR の場として、ぜひご検討ください! 詳細はホームページ http://www.juse.or.jp/qc_circle/をご覧ください。 ●その他、QCサークルに関する情報が満載!● +++++ 本件に関するお問合せ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 一般財団法人 日本科学技術連盟 『QCサークル』誌編集グループ TEL:03-5378-9817 FAX:03-5378-9843 E-mail:[email protected]
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