平成 28年度 中国市場 訪日プロモーション方針

平成28年度 中国市場プロモーション方針
<訪日数>
・2015年:499.38万人(対前年比107.3%増)
※2015年訪日数1,974万人のうち約25.3%(訪日数第1位の市場)
<市場特性>
・主な国外旅行シーズン:7月~8月の夏休み、春節(旧正月~1週間)、国慶節(10月1日~1週間)
※日本特有のハイシーズンとして桜の時期(4月)も人気。
・主な訪問国・地域(2013年):1位香港、2位マカオ、3位タイ、4位韓国、5位台湾 (※日本は第11位)
・主な日本の訪問地:ゴールデンルート、北海道
<28年度プロモーション基本方針>
北京・上海・広州では、個人旅行者に向けて「個人の趣向に合った日本の魅力」を訴求し、北京・上海・広州を除く重点都
市(※)においては、団体ツアー(クルーズ含む)向けに日本食、温泉、四季、ショッピングなど「日本の代表的魅力」の情報発
信を行う。プロモーションは比較的訪日客が少ない時期(5月~6月、10月~12月)を中心とし、地方誘客強化の一環として
引き続き九州プロモーションを重点的に実施するとともに、東北プロモーションも行う。同時に、旅行の質の向上にも力を入
※重点都市
れ、訪日旅行市場の持続可能な成長を目指す。
北京、天津、瀋陽、大連、武漢、青島、長沙、西安
上海、杭州、無錫、寧波、南京、蘇州、重慶、成都
広州、深圳、仏山
<28年度の主な旅行博等(予定)>
5月下旬:上海世界旅行博覧会(WTF)、5月下旬:北京国際旅遊博覧会(BITE)
9月上旬:中国(広東)国際旅遊産業博覧会(CITIE)、11月中旬:中国国際旅游交易会(CITM・上海)
<主要ターゲット>
① 30~40歳代家族層
③ 教育旅行
【最大ボリューム層】
② 20~30歳代女性
(個人旅行、北京・上海・広州)
【準ボリューム層】
訴求テーマ:
「日本食」「温泉」「四季」等日本の代表的な
魅力
訴求テーマ:
「ポップカルチャー」「季節性のあるイベン
ト」等個人の趣向に合った日本の魅力
訴求テーマ:
日本文化や技術の体験、日本人との交
流、学校交流など
(団体旅行、重点都市(北京・上海・広州除く))
【潜在ボリューム層】
平成28年度 中国市場 訪日プロモーション方針
○昨年に引き続き重点デスティネーション九州の定着化を図るとともに、東北プロモーションも行う。
○ハイシーズンへの需要集中を避けるため、比較的訪日客の少ない時期に向けたプロモーションを強化する。
○年間を通じ、WEBサイトやSNS等による情報発信や広告宣伝等を展開し、切れ目のないプロモーションを実施。
4月
①30~40歳代家族層(団体旅行、重点都市(北京・上海・広州除く))
②20~30歳代女性層(個人旅行、北京・上海・広州)
③教育旅行
10月
(
上
出海
展・・
②北
京
)
1月
ブ
ラ蘇
ン州
ドジ
出ャ
展パ
①ン
(
ト
ラ旅
ベ行
ル会
マ
ー社
ト招
請
)
①
②
5月~6月
OTA販促キャンペーン①
共同広告(旅行会社)①
広告宣伝(WEB・屋外・交通)①②
メディア招請②
広告宣伝(WEB・屋外・交通)①②
ブ
ラ成
ン都
ドジ
出ャ
展パ
①ン
出
展(
②広
州
)
(
東
ア旅
ジ行
ア
商会
談社
会招
請
)
①
②
青
島
出ジ
展ャ
①パ
ン
デ
ー
CITM
ブ
ラ武
ン漢
ドジ
出ャ
展パ
①ン
出
展(
②上
海
)
ブ
ラ広
ン東
ドジ
出ャ
展パ
②ン
10月~12月
メディア招請②
OTA販促キャンペーン①
共同広告(旅行会社)①
共同広告(旅行会社)①
広告宣伝(WEB・屋外・交通)①②
微博会員オフ会②
微博会員オフ会②
教育旅行招請・セミナー③
旅行会社向けE-ラーニング・セールスコンテスト①
ブ
ラ大
ン連
ドジ
出ャ
展パ
①ン
共同広告(旅行会社)①
CITIE
(〈
10 比
月較
~的
12 訪
月日
客
)
のの
プ少
ロな
モ
ーい
シ時
ョ期
ン②
〉
7月
WTF BITE
(〈
5 比
月較
~的
6 訪
月日
客
)
のの
プ少
ロな
モ
ーい
シ時
ョ期
ン①
〉
…BtoC(一般消費者向け)
…BtoB(事業者向け)
〈事業概要〉
E-ラーニング・セールスコンテスト優秀者招請①
WEB/SNS(微博・微信)発信②
訪日旅行商品の品質向上に向けた施策(冊子制作、旅行会社向けセミナー、共同広告①
微博会員オフ会②
中国市場の市場特性
・観光目的/業務目的割合:観光72.3%、商用・その他27.7%
※東アジア平均(観光79.1%、商用・その他20.9%)、全市場平均(観光69.5%、商用・その他30.5% )
(以下は観光目的のみの数値)
・個人/団体割合:個人43.8%、団体56.2%
※東アジア平均(個人65.8%、団体34.2%)、全市場平均(個人66.5%、団体33.5%)
・リピーター率 :27.5% ※東アジア平均61.7%、全市場平均53.6%
・平均宿泊数 :5.9泊
※東アジア平均4.9泊、全市場平均5.9泊
※出典:2015年訪日外国人消費動向調査(平均値は各市場数値を単純平均したもの)
ブロック別外国人宿泊統計
性別年代割合
中国
45%
全市場
40.2% 38.8%
40%
中国
全市場
35%
30%
25.0% 24.7%
25%
20%
15.6%
15%
8.7%
10% 8.4%
5%
直行便の就航都市
日本側の就航都市(計22都市)
・羽田・成田・関西・中部・福岡
・新千歳・旭川・函館・仙台・茨城
・静岡・新潟・小松・富山・松山
・岡山・広島・高松・佐賀・長崎
・鹿児島・那覇
中国側の就航都市(計33都市)
・北京・上海・広州・成都・長春
・重慶・大連・杭州・南京・青島
・瀋陽・深圳・厦門・西安・福州
・哈爾浜・済南・天津・武漢
・無錫・鄭州・揚州・南通・長沙
・寧波・温州・南寧・貴陽・合肥
・延吉・煙台・常州・石家荘
※2016年夏期期首ダイヤに基づき観光
庁集計(2016年3月27日時点)
2.5%
1.3%
0.3% 0.8%
0%
北海道
出典:2014年法務省出入国管理統計
7.9%
東北
関東
北陸信越
0.6%1.6%0.2%0.6%
中部
近畿
月別訪日数の推移
70
四国
九州
沖縄
出典:2015年宿泊旅行統計調査
2016年の主な休暇(予定)
・春節
2月7日(日)~13日(土)
・清明節
4月2日(土)~4日(月)
・労働節
4月30日(土)~5月2日(月)
・端午節
6月9日(木)~11日(土)
・中秋節
9月15日(木)~17日(土)
・国慶節
10月1日(土)~7日(金)
万人
60
50
40
30
20
10
0
前年
12月
中国
8.4%
4.6%5.9%
3.7%
1月
2月
3月
4月
5月
2013年
6月
7月
2014年
8月
9月
2015年
10月
11月
12月
翌年
1月
・小・中学校の休み
(1月~2月 冬休み 約20日間)
(7月~8月 夏休み 約40日間)