トルコの 翌日物貸出金利の引き下げについて

ご参考資料
2016年4月21日
トルコの
翌日物貸出金利の引き下げについて
ポイント① 翌日物貸出金利を10%に引き下げ
トルコ中央銀行は4月20日の金融政策決定会合で、市
場予想通り、市場金利の上限となる翌日物貸出金利を
10.5%から10%に引き下げました。主要政策金利である
1週間物レポレートは7.5%に、市場金利の下限となる翌
日物借入金利は7.25%に、それぞれ据え置きました。これ
により、政策金利のコリドー(上限金利と下限金利の幅)
が縮小しました。
同中銀は3つある政策金利を最終的に一本化していく
「単純化」を進めており、翌日物貸出金利の引き下げは、
前回3月の会合に続き、2会合連続となりました。
ポイント② グローバルな金融環境の改善が背景
今回の翌日物貸出金利の引き下げ決定の背景には、対
米ドルでの新興国通貨の安定など、グローバルな金融環境
の改善があります。市場では対米ドルでのトルコリラの安定
やインフレ率低下を背景に、利下げが継続されるとの見方
が強まっています。
また、4月19日で任期切れを迎えたバシュチュ中銀総裁
の後任に、チェティンカヤ副総裁が内部昇格し、新総裁のも
とでの初の会合となり注目されていました。
ポイント③ 決定を好感し、トルコリラは上昇
3月の消費者物価指数は7.46%と前月より低下しまし
たが、同中銀の目標とする5%を依然として上回っています。
同中銀は足元のインフレ率低下は、食品価格下落などを
背景とした短期的なものであるとし、引き続きインフレ率の
上昇を懸念しています。
政府は大幅な利下げを求めていたものの、新総裁がイン
フレ率などを考慮し、今回の決定を行なった姿勢が好感さ
れ、4月20日の外国為替市場(ニューヨーク時間17時
頃)では、トルコリラは対米ドルで前日比0.6%程度、対
円で同1.2%程度のトルコリラ高となりました。
重要
イベント
5月3日
消費者物価指数(4月)
5月10日
経常収支(3月)
5月24日
金融政策発表
図1:政策金利の推移
(%)
16
期間:2013年12月31日~2016年4月20日、日次
12
8
市場金利※
1週間物レポレート
翌日物借入金利
翌日物貸出金利
4
※市場金利は銀行間翌日物金利
0
13/12
14/6
14/12
15/6
15/12
(年/月)
図2:消費者物価指数(前年同月比)の推移
(%)
10
期間:2013年12月~2016年3月、月次
9
8
7
6
13/12
14/6
14/12
15/6
15/12
(年/月)
図3:為替レートの推移
期間:2013年12月31日~2016年4月20日、日次
(円/トルコリラ)
(トルコリラ/米ドル)
60
1.5
50
2.0
40
2.5
トルコリラ高
30
20
13/12
トルコリラ安
14/6
対円(左軸)
対米ドル(右軸、逆メモリ)
14/12
15/6
3.0
3.5
15/12 (年/月)
(出所)Bloombergデータより野村アセットマネジメント作成
当資料は、投資環境に関する参考情報の提供を⽬的として野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を⽬的とした
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