履修概要・研究内容

講義コード
25468030
担当者
前田
研究題目
地域の再生・活性化&国と地方の税財政改革に関する政策研究と提案
高志 教授
【目的】
地域の再生・活性化や国・地方の税財政改革に関する研究を通じて、
「(問題を)発見する力」
「考える力」
「分析する力」
「協力し合う力」を高め、ゼミ生を社会に通用する人材とすることが前田ゼミの目的です。
【内容】
本ゼミでは、ゼミ生自身が自ら問題意識をもって政策研究課題を見つけ、同じ分野に関心を有する者同
志で政策研究プロジェクト・チームを構成し、約1年をかけて共同研究を行います。研究課題は地域の活
性化や国・地方の税財政などからゼミ生が自由に選択してもらいます。ちなみに現在のゼミⅡの4回生は、
人口減少・少子高齢社会における地域活性化政策のあり方に関する研究として、①人口減少に直面する地
方自治体の若年女性人口増加策、②財政制約下の公共施設(図書館)運営のあり方、③大規模災害からの
地域復興ファイナンス(クラウドファンド)
、④急激な人口減と高齢化問題を抱える大都市近郊住宅団地型
都市の再生(川西市と千里ニュータウン)の政策研究に取り組みました。研究は、関連文献やデータの分析な
どだけでなく、地方自治体や NPO へのヒアリング調査、フィールドワーク、兵庫県観光まちづくり研究会
(兵庫県職員の自主研究組織)への参加など、学外に積極的に出て行って行っています。
研究成果は兵庫自治学会研究発表大会(県職員や研究者に交じっての報告)、名古屋市立大学・関西大学・
同志社大学財政4ゼミ合同研究報告会、大学観光まちづくりコンテスト大阪ステージなどでの報告によっ
てブラッシュアップし、最終的な研究成果は学外のホールで研究報告会を開催して発表します(毎年度、
大学研究者や地方議員,地方自治体職員、一般市民などの学外者を含め約 100 名が参加)
。
大学内にとどまることなく、学外で社会人や他大学との交流を通じて鍛えられながら自ら成長しようと
いうのが前田ゼミの特徴です。
テキスト
特にありません。
【選考にあたっての注意事項】
必ずゼミ説明会に参加してゼミについての詳しい説明を聞いて下さい。
(自由参加のオープンゼミも行い
ます。
)面接と志望理由書の提出も必須です。
【応募者へのメッセージ】
楽(らく)ではありませんが、学ぶことが楽しいゼミだと自負しております。ゼミを通じて大学生時代
に何かを達成したいと思う方、やる気のある方に来て頂きたいと思います。
財政や地域の活性化に関心が、あり積極的に研究してみたい方であればどなた
受け入れ条件
担当者のプロフィール
専攻
でも受け入れます(定員を超える応募者がある場合は、面接と書類にて選考を
行います)
。
財政学、地方財政、地域政策、アメリカ財政
地方税制改革、自治体経営、地域活性化、アメリカの州・地方財政など
現在の研究テーマ
所属学会
日本財政学会、日本地方財政学会、アメリカ学会