履修概要・研究内容

講義コード
25468006
担当者
安
研究題目
社会保障制度はどうあるべきか
岡
匡
也
教
授
【目的】
社会保障制度とは何か。それは、人々がより良い暮らしができる仕組みである。しかし、ホームレス問
題、介護問題、子どもの貧困など、日本においては社会で暮らす際の様々な問題が存在している。なぜ、
社会保障制度がある一方で、そのような問題が存在するのか。それを考察することが本演習の目的である。
【内容】
社会保障制度についてどのような問題があるのかを把握するためには、社会保障制度の全体像を理解す
る必要がある。そのような全体像を踏まえた上で問題点や改革のあるべき姿を考えられるようになると思
われる。従って、研究演習入門では、社会保障制度の全体像をつかむことができるテキストを輪読する。
具体的に報告箇所を事前に学生に割り当て、学生はレジュメを作成し、報告を行う。また、報告の内容
は単なる要約のみならず、他の参考文献(テキストで分かりにくい部分について、分かりやすく説明する
ために他の文献やデータを用いて補完的な説明を加える)を用いることを理想とする。
その報告に対して、ゼミ内での質疑応答などのディスカッションなどを行う。
テキスト
初回に指定する。
【選考にあたっての注意事項】
志望理由書を提出の上、面接を行う。志望理由書と面接に基づいて総合的に判断する。
【応募者へのメッセージ】
私は広く社会保障制度を研究する中で、特に社会保障制度の持続可能性について研究を行っている。
以下 URL はこれまでの研究内容を示したものであり、研究演習入門の選択の際の一助として欲しい。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/masaya_yasuoka/1.htm
志望理由書の提出と面接への参加
受け入れ条件
担当者のプロフィール
専攻
社会保障、財政学、マクロ経済学
少子高齢社会における持続可能な社会保障制度のあり方
現在の研究テーマ
日本経済学会、日本財政学会、日本応用経済学会
所属学会
International Institute of Public Finance